2011年10月16日

準備

朝、5時30分に、パッと目が覚める。雨かどうか、デッキに出て、天候を見る。止んでいる。アスファルトや木のデッキや土は濡れ濡れ。まぁでも良かった。何となく晴れそう。今日の木村家本舗のイベントは三つあって、一つは写真展。これは、加工場でするので、雨の心配はいらない。昨日は雨にもかかわらず、盛況だった。もう一つは、大村君による■Traveling Library 大村家本舗 at 駐車場で、天気でないと困るぅ。あと一つは、■ graf tea salon et autum garden 茶事 : graf 川西万理で、ガーデンと名の付くとおり外。天候が何よりも大切・・・・

DSC02856それにしても、昨日の雨は思った以上に激しくて・・・。そうそう、その雨の中で、木村家本舗があり、その日の様子は、木村家本舗のホームページに掲載するとして、そのイベントが終わったあとに、うちのベッショ大工の家の竣工パーティーがあって、社員皆で、お邪魔する。

奥さんの親と二世帯で同居する家を自分で基本設計し、自分で大工仕事をしながら建てられるのは、大工ならではで、羨ましい限り。何よりも、家のデザインかどうのこうのという問題よりも、そういう、「ものづくりの過程」を家族で共有しながら、一緒に住む家を建てるという、その行為の中に、幸せの源泉があるのだとおもう。仲良く暮らす家として、末永く愛される家になってほしいと願って、最後は皆で一本締めをした・・・・。

そういえば上棟式も雨だったね。と、ベッショ君の奥さんが帰り際に呟いたが、帰り道は、それなりの雨が降っていた。明日のコト、つまり、今日のイベントのコトが気になったが、家に帰ると、その前日も宴会があったので、ほんとうにベットにバタンと倒れた瞬間に、意識がなくなり、まさしく死んだように寝た。

DSC02696DSC02700その前日の宴会は、暮らし向上リフォーム研究会という野池さんが主催する研究会がうちの会社の三階の会議室であり、その後の懇親会をうちの家=木村家本舗で、催すコトになって、時折激しく降る雨の中、15人ほどで、あれやこれやと盛り上がった。その上に、木村家本舗の写真展を加工場でするための準備作業がその日に重なり、社員全員と女性写真家の3人で、会場造りをし、キュレターのノモトさんや、カトウさんも、成り行きを確認しにやって来て、その慰労会も一緒に重なるという、もう、何の宴会だか、全くよく分からない状況になって、おそらく、うちの奥方が、もっとも戸惑いながら、右往左往して、活躍したのだとおもう。感謝。

その暮らし向上リフォーム研究会では、耐震補強の構造評点1を確保するという、その問題をどう解釈し、どう位置づけをするのかで議論したり、ネガティブ情報の取り扱い方や、シロアリ、雨漏り、などなど、それらが、成果となって発表出来ればとおもう・・・・。

そうそう、午前5時30分に目が覚めたのだった。天気を確認し、いつものように走ろうという気持ちが沸き起こって、それで、ゴソゴソとランニングの用意をし、走り出す。西の空には月。午前6時30頃の大阪城には、ウォーキングやランナーの人たちが、かなりいて、昨年の今頃よりメチャメチャ多い。きっと、大阪マラソンの準備運動なのかもしれない・・・・。そういえば、ランニングを始めてから一年が過ぎたのだ。

ランニングを終え、15分ほど静かに過ごした後、朝風呂に入ってすっきりする。髭そって、歯を磨いて、身支度し、庭に出てみると、落ち葉だらけだった。きっと、昨日の激しい雨のせいだな。それを掃除し、ゴミを捨てに道路に出て、暫くしたら、赤い、ルノー・キャトルがバタバタというエンジン音とともにやってきて、カワイイイ車の中から、長身の大柄な大村君がニョキッと現れた。それが午前9時の出来事。そらは青空。

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セッティング前に、木村家本舗の中と、写真展の加工場と、まちのえんがわをひととおり案内して、駐車場に戻ると、大村君はセッティングを開始した。その時、ど派手なカスタマイズされたエスティマがバリバリという音と共に、現れた。それが、ベッショ大工の車で、そうだ。そうだ。昨日、カメラを置き忘れたのだ。それを、今日のコトを考慮して、わざわざ朝から届けに来てくれた。窓が開いて、昨日のお礼とともに、カメラを渡してくれる。こちらこそ、ありがとう! どうも、最近、もの忘れが、始まりだしているような感じ・・・。

DSC02878私は、庭に戻る。まだデッキは濡れている。朝ご飯に、プロテインとパンとコヒーを食べることにして、口にパンを入れている時に、携帯が鳴った。grafの服部さんで、キムラさん、まだ声、寝てるでぇ。が第一声だった。今日の茶事の準備のための到着が10時頃になるらしい。

そのコーヒーがまだ飲み終わらないうちにカトウさん夫妻が独特のエンジン音と共に、サーブで到着した。おはようございます!と挨拶をかわして、それぞれの準備に入る。私は、マキタのコードレス掃除機で、玄関周りの外から中、廊下、階段、2階デッキ、2階のLDKと掃除していると、grafの服部さんと川西万里さんが静かな音の車で到着し、レンジローバーから降り立った。茶事の準備に入る前の服部さんを写真展とまちのえんがわに案内して、暫し、歓談する。

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こんな感じで、■Traveling Library 大村家本舗 at 駐車場の準備が整った。その畳にカトウさんが座ってツイイターをし、大村君はスタンバイして、お客さんを待つ。

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garafの川西万里さんとそのお友達が、■ graf tea salon et autum garden 茶事 の準備に追われながも、庭が、どこかのホテルのガーデンのような雰囲気に変貌していく。不思議といえば不思議。服部さんは、うちの次男の自転車に乗って、小路から布施に向かって、みかんを買いに走って、それを陶器に入れると、いっそう、場の雰囲気が昇華して、エエ感じになって、これで、スタンバイOK。

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奥方はリビングダイニングで、片付けと拭き掃除に大わらわ。次男は、少々ふて腐れ気味で、なんで、俺の家に知らん人がこんなに沢山やってくるのかぁという態度と顔で、英検の試験があるらしく、その試験前に本を見ている。まぁ、家族もスタンバイOKっていう雰囲気か。

そして、気付いたら、もう、午前11時になっていて、5分ほどしたら、ひと組目のお客さんがやってきた。2階から玄関に降りると、うちの専門工事業者の川端建具さんで、木製建具を担当する川端さん夫妻とそのお友達二人がお見えになった。こうして、準備が終わり、木村家本舗の10月16日日曜日オープン5日目が始まった・・・・。

投稿者 木村貴一 : 2011年10月16日 23:56 « 多謝 | メイン | 陽気 »


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