2013年10月06日

木村家本舗へのお誘い

秋なのにとっても暑い日曜日。先週に引き続き、今週も早朝から自転車で信貴山に登ったが、太陽が、どんどん高度を上げるに連れて、どんどん暑さが増してきて、家に帰り着いたら汗だくだった。そういえば、お昼に「まちのえんがわ」に遊びにお越しになった女性は、白いお洒落な自転車に乗っていて、気候が良くなって、涼しくなって来たので、無性に自転車に乗りたくなって、加賀屋からミナミに行って、「まちのえんがわ」まで来たのですけど、暑かったです。汗かきましたぁ。って。

そうそう、今週の12日の土曜日から3日間木村家本舗というオープンホームとライブラリーというイベントを開催予定で、なんだかんだ、これで4回目になる。今年も、木村家本舗のプロデューサーはコトバノイエのカトウさんで、ま、念のためにお伝えしておくと、コトバノイエは矢部達也さん設計で木村工務店で施工した住宅で、その施主がカトウさんという関係性で、施主でもあるカトウさんにプロデュースお願いして、もちろん、「私」が主催者になるのだけれど、カトウさんと一緒になって、「木村家本舗」と名付けた、うちの自宅でなんとな~くのイベントを催す。

||||||| 木村家本舗 BOOK in RESIDENCE 2013 ||||||||
10月の週末のオープンホームと古本屋
10月12日(土)・13日(日)・14日(月・祝)の3日間
OPEN : 11:00 - 18:00

下町の長屋をリフォームした木村邸で、オープンハウスと古本屋をやってみようということではじまった「木村家本舗」も、回を重ねて、今年が第4回になります。

去年は"5day 5party and many love"ということで8人のゲストをお呼びして、それはそれでたくさんの人たちにお越しいただいて、すごく楽しい集まりだったんですが、なにがなんでも成長させなければいけないという考え方そのものがすこし窮屈になってきたように思えてきて、今年は原点にもどって、「10月の週末のオープンホームと古本屋」というシンプルなカタチでもういちどやってみようということになりました。

ひと言でいうと、"Laid - Back!"

木村家の心地良い空間と本のある風景の中で、文字どおり"のんびりと"寛いでいただきたいという想いです。
できるだけふわっと肩の力を抜いて(でも真剣に)、まずわれわれがあたりまえのいい時間がおくれるような、そして来てくれた人たちがいい時間を過ごせるような場をつくれたらいいなあと思っています。

「集う、繋がる、広がる」、そして「宴会至上主義」。
このメッセージは今年も変わりません。
静かな川面に小石を投げ入れたときのように、少しずつ、ゆっくりでいいから、この移動祝祭日の波紋が、みんなにひろがっていけばいいなと思っています。

みなさまお誘い合わせの上お越しいただければ幸いです。
木村家本舗/まちのえんがわ

||||||| Activity List(催しのいろいろ)|||||||
■Atmosphere 10/12 - 14 / 11:00 - 18:00
・写真展 FACADE VERTICAL - ノモトヒロヒトの写真 / 木村家全域
・絵画展 コトバトエ - 玉村ヘビオの小さな個展 / 木村工務店 3Froom
・写真展 小路百景 - 多田ユウコとワークショッパーたち(仮) / まちの
えんがわ

■ Shop and Amenity 10/12 - 14
・古本屋 BOOKS+コトバノイエ annex / 11:00 - 18:00
・園芸店 terra-cotta - 家谷植景研究所 / 11:00 - 18:00
・雑貨店 えんがわ青木商店 - まちのえんがわ / 11:00 - 18:00
・珈琲店 川田珈琲店 - 川田亮一 / 12:00 - 21:00
・洋酒店 スナック 微笑みがえし - 青木麻純 / 17:00 - 21:00

■ Party at 木村家ガーデン
・10/12 庭的晩餐 by ニワプラス / 夕暮れ - 21:00 (予約制)
............................................................ 21時前よりフリーに移行予定。
・10/13 鶏ピロ by ノモトヒロヒト / 夕暮れ - 21:00
・10/14 ほたる食堂with出座何小酒店 by ほたる+矢部達也建築設計事務所 / 13:00 -
・10/14 クロージング by 小路美魔女団 / 夕暮れ - 21:00

お問い合わせは、
[email protected] / 0120-06-4414
木村工務店 参川まで

木村家本舗の訪問者が、「居心地良く存在」するコトに、主催者も参加者も一緒になって、それぞれがリラックスしたエネルギーをシエアーし、楽しみながら、「集い繋がり広る」という、3日間の催しで、別にたいしたことないのだけれど、なんとなくエエ感じを目指していて、今週は、そのための準備で、ちょっとバタバタしそうな気配もあって、はたしてどうなるコトやら・・・・。


本日は住宅相談会がある日曜日で、午前中のAさんは、3ヶ月前の住宅相談会にお見えになって、来年完成予定のマンションを購入されていて、でも、床材とか、一段上がった畳部屋と畳下収納などなど新築マンションなのだけれど、一部の間取りを変更したい箇所があって、引き渡し後すぐに簡単なリフォームをしたいというご依頼で、現地を見られるのが来年だという事もあって、ゆっくりと時間をもらって、ちょっとしたリフォーム工事の見積書を作成し、設計のタナカくんより見積上の工事内容を丁寧に説明する。たまにこういう依頼もあって、お客さの個性をなんとなく感じとりながら、一緒になって家具やインテリアデザインをあれこれコミュニケーションするのも楽しいこと・・・・。

お昼からのBさんは、先週の「まちのえんがわ」でのケンチク椅子ワークショップの当日に、突然、ご家族でお見えになって、ちょっとした顔合わせはしたのだけれど、事情を説明して、日曜日であれば、今日の相談会でないとお話をお伺い出来ない旨をお伝えし、午後からのお打ち合わせとなった。賃貸住宅にお住まいで、実家兼仕事場の裏にある旗竿敷地の戦前の長屋が空いて、そこにリフォーム工事をして引っ越しをしようかと悩んでいるのだけれど、はたして、そんな古い長屋が、リフォーム工事で、耐震の問題も含めて住めるようになるのだろうか?、それに土地は借地だという問題もあって、いったいどんな費用がかかるのだろうか?その他、いろいろなご相談。

基本的に「私」を含めて、木村工務店のスタッフ達は、「建築好き」で、建築を見るだけで、楽しめるスタッフが多い。それで、皆さんに、建築好きになってもらって、マイフェイバリットなマイホームで暮らす事に憧れてもらったり、その楽しさをお勧めするのが、「私」のシゴトでもあって、そんなお客さんと一緒になって、家をあれこれ考えて、その想いを形にしていくのが、木村工務店の仕事ともいえる。いや、なんで、こんな事を書いたのかと言えば、Bさんご家族は中学生の息子さんと3人家族で、奥様があれこれと家のコトを考え、その家のコトで、ご主人と論争にもなって、その仲介に息子さんが入るのだという。きっと、建築好きな3人家族なのだとおもった。そんな家族の「建築的ガイド」の役目をするのが「私」のシゴトなのだろうなぁ・・・と、なんとなく感じた次第。

3組目のCさんは9月の相談会にも2家族4人でお見えになって、4人同時に集まれるのが日曜日しかなくて・・というご要望があって、そうそう、弊社では、実施設計に入ると、土曜日か平日の昼夜のお打ち合わせをお願いしていて、現場が休みな事もあり、どうも日曜日は、社内に微妙な休日ムードが流れていて、計画や概算見積の説明程度にとどめさせてもらっている。さてCさんは、8月からすれば、5回目の打ち合わせで、4人の意見調整をしながら、微妙な平面プランの調整作業をその場で、数回繰り返して、奥さんの実家を2世帯住宅にリフォームする概算見積が、なんとか取れる平面プランに、私たちも含めて、皆で合意をして、今日の天気のように、なんとなく晴れ晴れしい気持ちになった打ち合わせだった。


木村家本舗というお遊びのイベントがあり、「まちのえんがわ」のワークショップもお遊び的な感覚でこのブログに何度も登場し、最近は自転車の話題の登場回数がやたらに増えてきて、どうも「遊」に偏りすぎるきらいがあって、それで、「働」の様子も、ひと月にいち度ぐらい書いておいた方が、精神衛生上もすっきりする感じがして、できるかぎり、住宅相談会の様子を掲載しようとおもうのだけれど、あっ、それで、「現場ブログ」という現場監督や設計担当者や職人さんたちが働く姿のブログがあって、そちらも見て欲しいのだけれど、ちなみに、「私」個人の現場ブログを抜粋したのはこちら

で、こんなふうに、職業として仕事として建築に携わっている「私」なのだけれど、それはそれとしても、「私」は私なりに建築好きなライフスタイルとして、暮らしを楽しんでいるシチュエーションがあって、その「私」の自邸を「木村家本舗」と名付けて「オープンホーム」するイベントがこの10月の12日13日14日の3日間で、よろしければ、だらーっと、まじめに、遊びにお越し下さい。

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投稿者 木村貴一 : 2013年10月06日 23:59 « 秋晴れの木村家本舗 | メイン | 峠 »


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