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2017年07月09日

無印良品でつくる ”いろいろな側面をもつ小さな家具”

昨日は4月に開催させていただいた建築家 林敬一さんのワークショップを、縁あって無印良品グランフロントさんにて開催させていただきました。告知開始からわずか2日目で満席となり、講師の林さんも私たちもびっくりでした。と同時に、それだけ魅力のあるものづくりをしているんだと再認識できました。あとはまちのえんがわをもっともっと知ってもらわないと、講師のみなさんが浮かばれないなと笑

朝10時にグランフロントに到着。スタッフの方々の応援もあって準備は滞りなく終えることができました。

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1組のご家族以外は全員が女性でした。みなさん差し金の扱いも慣れた手つきでどんどん進んでいかれるので、思わず伺うと「こういうことをするのは小学校以来ですよ」と言う方もいらっしゃれば、「毎回無印のワークショップをチェックしているのだけれどすぐに定員になってしまう。今回はやっと申し込めました!」とうれしそうに話される方などさまざまでした。もちろん、ここぞとばかりにえんがわのPRもさせてもらいました。ここからまた繋がっていければいいなぁ

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余談ですが、同時開催は笑い飯のライブでとても賑やかな一日でした笑

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2017年04月16日

いろいろな側面を持つ小さな家具をつくろう

先週の日曜日は建築家林敬一さんのワークショップでした。

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立方体の各面がそれぞれ異なる役割りを持つ小さな家具

通称 くるりん

小さいものを飾る「棚」
本をなおしたりできる「箱」
ものをぶら下げる「棒」
写真やメモをピンでとめる「板」
上にはマットをおいて「腰をかける」
下には車輪をつけて「動く」

というすぐれものです。

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今回応援に来てくれたのは、木村工務店大工の大ちゃんと元現場監督の大村くんです。大村くんははるばる和歌山から駆けつけてくれました。余談ですが…大村くんは本をたくさん読むので、口数は少ないですが文章がとてもおもしろいです。先日大村くんが企画した【 公民館*の食器屋 】というイベントの文言もとてもすばらしかったのでご紹介します(大村くん勝手にごめんなさい笑)

【 公民館*の食器屋 】

公民館*で使用していた中古食器の販売です。
名高い骨董品はありません。
百均の薄っぺらさもありません。
あるのは品格とそれを発見する機会です。
(公民館*=一般的な総称であり、一部の地域を表すものではありません。)

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公民館*の思い出。大きな畳の部屋。長く並べられた折りたたみ机。品数の多い、色とりどりの器に盛られた料理。近所のおばちゃんのエプロン姿。無意味に走り回る子供。ワイワイ、ガヤガヤと耳触りなくらい大きな笑い声と共に。
建物は改装され、建て替えられ、新しく生まれ変わっても、(もったいないから)(次使うから)(数揃ってるから)と生き残った食器達。それは時代の断面を残す地層の一部のように。
今おしゃれなカフェでは、白いマグカップにソーサー、白い皿が並べられ、世の中にはカラフルで気取った北欧雑貨や有名陶芸家の陶器、無印の有印やよーわからん民芸が流布しています。そんな(白の時代)や(生き方のリアリティを欠いたスタイルを垂れ流す時代)から隔離した、暮らしに根ざした食器を発見してみませんか。
有名な隠れた名盤ではなく、
メジャーやマイナーの肩書きは関係なく、
A面、B面なんて表裏にすぎないのだから、
自分の眼で、知識より感覚で、皿を掘りましょう。
疲れて帰ってきた夜、大きな葉っぱ柄の湯呑みが出てきたら安心しませんか?
いつもの料理なのに、歪な形の小鉢がいっぱい出てきたら、旅館気分になりませんか?
シンプルな皿の横に花柄の皿があったら、どちらも良く見えませんか?
今は編集の時代。
持っているモノを並べ変えるだけでも、生活が楽しくなります。そこに違うソースのモノが入れば楽しさが無限に広がるはず!
上手いDJがCHET BAKERの後に星野源をかけるように。

今後の活躍が楽しみです。

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脱線してすみません…本題に戻りますが、林さんのワークショップは今年で4回目となりました。

2014年 スズメの巣箱 ( 写真手前右 )

2015年 スズムシの虫かご( 写真奥左 )

2016年 数列カホン( 写真奥右 )

2017年 いろいろな側面を持つ小さな家具( 写真手前左 )

こうして歴代の作品を並べてみるとなかなかいい感じですね(ネタを考えるほうは大変でしょうけれど笑)

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機能的な家具である今回の作品は女性の方に特に人気がありました。参加者の中には1人1台ずつ製作されるご家族も。初心者の方も無事に完成させることができ、みなさん笑顔で終えることができました。よかったですね、林さん。そしてありがとう、大ちゃん大村くん。

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ワークショップ終了後は久しぶりのバーオープン!今年も【 フルーツパンチとサカナ音楽 】という林さんらしいナゾのテーマで、ゆるゆると楽しい時は流れていくのでした。

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後日、参加者の方がさっそく上手に活用されている写真を見つけたので掲載させていただきます。偶然なのか必然なのか、マットとのコーディネートもばっちりですね!

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こちらは当日お持ち帰りできなかった方にお届けしたときの写真です。こちらもしっくり馴染んでました。が、参加された方のご主人が建築家なので、壁紙や塗装で改造を計画中とのことです笑

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こんなふうに外でも遊べます。あなたのお家にくるりんが必要になったときは林さんに直接お問い合わせください笑

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2016年07月31日

数列カホンワークショップ

先週は建築家林敬一さんの3回目のワークショップでした。

1回目は「スズメの巣箱」2回目は「スズムシの虫かご」。生き物を愛してやまない林さんらしいワークショップが続いたので、今度はどんな生き物の家を作るのかなーと思っていました。が、今回はちょっと趣向を変えて「カホン」という打楽器を作ることになりました。でもどこにでもあるカホンではなくて、フィボナッチ数列をカホンの中の仕切り板に応用して、叩く場所によって変わる音の違いを体感してみようというのです。1回目の打合せのときたまたま居合わせた大工さんたちにお願いして、たたきの図面を元に試作品を作ってもらいました。でも...

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思っていたほど音が鳴らなくて、打合せが終わったあともカホンを叩きながらずっと考えている様子でした。がんばって!林さん!!

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それから4週間後。2回目の試作品が無事に完成しました。音の違いもばっちりです!本当によかった!!残念ながら動画をうまく貼れないのでこちらシャチョウのブログをご覧ください。

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募集期間はいつもより1週間も短かったのです(それだけ準備に時間がかかったのです)が、林さんの思いが通じたのでしょう。開催1週間前には定員に達してしまいました。そのあとも3組のキャンセル待ちが出るほどで、材料の準備も何とかなって、最終13組の方に参加いただけることになりました。

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実はそのあと林さんが一夜限りのバーテンになって、まちのえんがわBARをオープン。フラフラになりながら看板メニューのフルーツパンチをふるまってくれました。ワークショップに参加頂いた13組の方々、えんがわバーにご来店頂いたたくさんの方々、どうもありがとうございました!そして林さん、長い長い一日本当にお疲れさまでした!!

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最後に

今回ご協力いただいた(株)ディーワンの山本さん、オスモ&エーデル(株)の中務さん、ありがとうございました!

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2015年08月15日

スズムシの虫かごワークショップ2015

残暑お見舞い申し上げます。朝はいくぶん涼しく感じられるようになりましたね。先々週の日曜日、夏真っ盛りの加工場で建築家 林敬一さんによるワークショップを開催させていただきました。去年の「スズメの巣箱」に続く生きもののイエシリーズ第2弾です。林さんが子どもの頃になりたかった職業は獣医さんというだけあって、人と生きものがお互いに心地よく過ごせる空間作りを大切にされています。

そんな”建築家が考えるスズムシの虫かごとは?”参加者はいつものように家族連れや、林さんのデザインに興味をもつ方の姿も目立ちました。                    

                                                                                                                 林さんスライドショー資料より

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陰の立役者ワダ大工(通称ワンダー)が作業のコツや注意点を細かくアドバイスしてくれたおかげで、初心者の方もきれいに仕上ることができました。みなさん暑い中本当にお疲れさまでした!

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そして今回は林さんの意向でスズムシもプレゼント!実は林さん自身が幼虫から大切に育てた子たちなんです。鳴くのは雄ですが雌がいると鳴きやすいのでバランスよく配らなければなりません。まだ雄雌の区別がつきにくい段階でしたが、まるでひよこを仕分ける職人のように林さんのお友だちが手際よく分けてくださいました。

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さらにもうひとつオプションが!自然塗料で有名なオスモ&エーデルさんから参加者全員にミニ缶をいただきました。人だけでなくスズムシにもやさしい塗料なので、これを塗れば虫かごはさらに長持ちします。オスモさん、ありがとうございました。

数日後、実はこんなことがありました。虫かごにウチワで風を送っている参加者の投稿写真を見た林さんから湿気対策の緊急連絡が入ったのです。

11857742_922464657841944_2051226616_n[1]この虫かごは湿気がたまりやすい構造になっていますので、もしケース内にカビが生えた場合は以下のように対処してください。

01 虫かご内の風通しをよくするために、図のようにアクリル箱を引き出して換気スリットをつくってください。このとき、スリットはスズムシが逃げ出さない程度の大きさとしてください。

02 土は霧吹きせず、乾燥させてください。特にエサやスズムシの糞に霧吹きの水がかかってしまうと即座にカビが生えてしまします。スズムシへの水分補給はミズゴケの一部を湿らせるだけで十分ですので、高温多湿の夏の間は乾燥気味に育ててください。

03 エサは少量ずつ、毎日取り替えるようにしてください。カビが生えているのに気付かずにいると、スズムシがエサを食べれなくて共食いを始めてしまいます。                                                  「湿気対策」より一部抜粋

あわてて参加者のみなさんに連絡しましたが、自分でいろいろと工夫をされていて、みんな生きものを大切にされてるなぁとうれしくなりました。中にはすでに鳴き始めたお家もあるそうです。

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調べてみるとこんなことが書いてありました。

虫の声を楽しむ習俗を持つ人種は世界でもほとんど日本人と中国人だけのようです。日本のある脳生理学者の研究によると、 日本人の場合は虫の声を、言葉や音楽と同様に左脳で聞いているのに対し、欧米人は雑音を聞くのと同様に右脳で聞いているのだそうです。欧米にもたくさんの鳴く虫がいるのですが、 このため、欧米人はその声にまったく関心を示しません。(昆虫科学館/JATAFFより)

ある文献では中国人も欧米人と同じであると記載がありました。日本人特有の自然観なのかもしれませんね。

2014年07月09日

林さんが考えたスズメの巣箱。

日曜日は建築家林敬一さんのワークショップでした。さかのぼること半年前、「林さんのワークショップをやろう!」というシャチョウの一声で始まったのですが、林さんは始め冗談だと思っていたそうです。笑

それから打合せを重ね、このスズメの巣箱が誕生しました。

巣箱は完全にスズメのためにつくられるべきですが、ささやかにヒトの生活に係わるべく、ヒナのさえずりが増幅される巣箱をデザインしました。卵からヒナがふ化し巣立ちを迎える少しの間だけ、ヒナのさえずりが後ろ向きに聞こえるしくみになっています。

これは林さんが作ってくれたスズメの巣箱マニュアルの冒頭の一文です。デザインを大切にしつつ、スズメの気持ちになって考えられた、林さんらしいものでした。

当日はこのワークショップを心待ちにされていたお施主さんや、林さんと同じように自然と動物をこよなく愛する方々が参加してくださいました。

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あいにくのお天気でしたが、みなさん巣箱を軽快に担いで帰ってくださいました。参加者のみなさま、ありがとうございました。さぁこれからが本番です。スズメがみなさんの巣箱を下見に来るはずです。林さんの巣箱マニュアルを元にがんばってくださいね!(スズメにはがんばった感が伝わらないように...笑)

中にはさっそく設置された方も!ヒナのさえずりが聞こえる日が来ますように!

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2014年06月18日

トリノイエ ワークショップ

FB 

動物を愛してやまない建築家林敬一さん考案「トリノイエ」

建築家が鳥の住宅を本気で考えたスズメの巣箱です

ヒナのさえずりを逃さぬよう特別な仕立てとなりました

動物好きな皆さまのご参加お待ちしております

 

■「トリノイエ」 スズメの巣箱ワークショップ
  Workshop of the birdhouse

2014年7月6日(日)13:30 -
場 所 木村工務店1階加工場
料 金 ¥3,800(初参加) / ¥3,500(リピーター)
持 物 電動ドライバー
講 師 建築家  林 敬一
定 員 20組


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当日¥1,998で販売致します

お持ちでない方はご検討くださいませ

販売予定の品はスーパービバホームで
販売されている電動ドライバーGWD-35です

※ご購入はご予約の際にお伝え下さい

 

■ご予約先 [email protected]
複数でお申し込みの方はその旨お伝えください、付き添いも大歓迎です!

2014年06月02日

スズメの巣箱

建築家林敬一さんのワークショップのご案内です。みんなでスズメの巣箱を作ります。それも本気のです。尊敬する人はムツゴロウさんというくらい動物を愛するお方なので、このワークショップのためにいろんな本を読んで、本業に支障をきたすくらい?勉強されているようです。笑

調べてみるとこんな記事がありました。(日経電子版2013年4月13日より)

【運ぶ巣材で分かる巣作りの進行】

くちばしにひものような茎や根をくわえていたら気をつけて見てみよう。運ぶ巣材が次第に細く、小さく、柔らかいものになるので、外装から内装へと巣作りの進行がわかる。卵を産み落とす場所に敷き詰める羽毛や毛を運びだしたら、産卵が近い。

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なるほど、安全で快適な住まい作りは人間だけではないのですね。まちで何気なく見かけるスズメですが、その生態を知ると、つい目がいってしまうのではないでしょうか。

開催は7月6日(日)。詳細決まり次第お知らせします☆