「私流」 薪ストーブの燃やし方  (その1)

●薪

 薪ストーブを使用してみると「炎を楽しむ」「暖かさを楽しむ」こと意外に「火を付けること」も楽しみのひとつです。

 薪の燃やし方にはいろいろなやり方があると思います。どのようにして薪に火を付けるか、特に燃やし方そのものは暖炉の種類によってかなり左右されるので一概にはいえないのですが、一般的には焚き付け用の細い木を井桁や平行に組み、太い薪に火を燃え移していくのが普通だと思います。

  しかし、3年ほど、居間の主暖房として使用して気づいたのですが、焚き付け用の小さい薪を製作するのは面倒だし。着火剤も費用がかかるし。それに少しずつ薪をつぎ足していくのも、いつもいつも監視していなくてはいけないので面倒だなぁ・・・・・と。

 そこで、 最初にかなりの量の薪を炉内に詰め込んで、焚き付け用の木を新聞紙で代用し、6時間以上は「ほったらかし」で使用できないかと・・・・・。

私の使用している暖炉はアンデルセンCI-8GSCB です。

施工は暖炉・薪ストーブ・煙突・囲炉裏の専門店 「憩暖」さんにお願いした。 今までから暖炉の施工では大変お世話になっている暖炉屋さんです。


  暖炉の設置で、何より大切なことは煙突の施工だと思います。 煙突は火災に対する安全性と煙を吸い上げる力が大事です。詳しくは、
アンデルセン 暖炉・薪ストーブ読本を参照にして下さい。

 薪をどのようにして手に入れるかが一番の問題かもしれません 。

幸い、私は工務店をやっているため、乾燥された杉や桧や米松の端材が出るので、 それを薪として使っています。 ただ、杉や桧は、針葉樹なので、広葉樹に比べて、燃え尽きやすいとか、「やに」を含んでいるため クレオソートが発生しやすいという欠点があります。まぁ、でも仕方ない。兎に角、それを使うことにしています。

 柱や梁に使われていた杉や桧や米松をストーブに入る大きさに切断し、倉庫に積みあげ、薪にします。
 倉庫に積まれた薪を暖炉まで運んで並べます。

  薪を作るのも大変な作業ですが、暖炉まで薪を運ぶのもめんどくさい作業です。運んできた薪が沢山あるうちは、皆に薪を使ってもらうことが私の喜びにもなるのですが、薪の量が残り少なくなってくると、「そろそろ薪を補充しなくては・・・」「めんどくさいなぁ・・・」というような、ちょっと憂鬱な気分がちらほらともたげてきます。


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