鉄骨階段のデザインを木製階段で
こんばんは、設計担当の田中です。
本日は、堺市西区・H邸新築工事の定例打ち合わせがありました。
ちょうど、1階から2階の階段手摺りの加工が終わりかける    
タイミングでした。    
階段の設計は、住宅の設計の中でも一番難しいところです。    
今回は、すべて無垢の木製材料で作りたかったので    
階段材及び、ササラは、ホワイトアッシュという材料    
を使いました。    
アッシュ材は、重厚で、ギターやベースの材料にも使われています。    
ですので変形など狂いも少ない素材といえます。    
1枚ものはさすがにないので、2枚を接ぎ合わせているのですが。    
正直、階段材は木製で手摺りはスチールで作るつもりでいましたが    
お施主さんの木製階段への意向もありましたので
鉄骨階段と同じ納まりで木製で作るということをテーマとして   
今回、手摺りは木製で、鉄骨のフラットバー手摺りと同じ納まりで    
ササラに直接組み付けてもらう形で挑戦しました。    
本来、スチールであれば9ミリで作れるものが木製では40ミリ必要で    
ごつくはなったのですが、個人的には満足しています。    
大工さんには、かなり苦労をかけてしまいましたが    
個人的には、かなり気に入った出来映えとなりました。    
ありがとうございました。    
BY タナカ
 
					
