配管の難儀
こんばんは、設計の田中です。    
目神山・N邸新築工事の方、配管の仕込みが終わりかけています。     
最近の木造住宅は、気密シートがあったり、断熱材の容量が大きくなったり     
耐震設計上、梁背も大きくなってきているので     
壁や天井の懐が思うように取れなくなってきて     
電気、水道、ガス配管が少ない懐を取り合う様になってきています。     
今回はありませんが、換気ダクトの問題も良く出ます。     
隠蔽配管といえども、無駄なくきれいに納まっていて     
設備屋さんには、いつも感心させられます。     _thumb.jpg) 
     
天井     
電気、水道、ガス配管が入り交じります。     
特に、排水管は勾配があるので、梁下有効寸法が重要になります。     _thumb_1.jpg) 
     
壁     
床暖房等、給湯配管がみっちり入っています。     
仕上げのプラスターボードを打つとき、配管に当てないよう気を遣います。      
     
パイプスペース     
プランによっては、PSを何カ所か取らないと納まりません。     
2箇所設けています。施工上の問題もあり、案外スペースを取ります。
建物の性能が上がるにつれ、設備設計も難しくなってきています。
BY タナカ
