OJIGI
僕は灼熱の日は来てほしくないです。全然。
現場監督のナンバです。
城東区で訳あっておじぎしてしまっていたベランダを持ち上げる工事をしました。してます。

推定5cmは下がってしまっていて、しっかりした基礎をして、ドキドキしながらメキメキ言わしながらなんとか持ち上げました。すごい。40トンジャッキ。すごい。
こんなに右往左往忙しくさせて頂いてるのにブログネタがないのはなんででしょう?

by扁桃炎というやつになってコロナを抜くと中学生ぶり位に熱が出たナンバ
こんにちは、専務です。
昨日、大阪府建築士会発行の業界紙『建築人』の年間掲載作品から選出される 建築人賞 で、弊社が施工を担当した 「クセのあるスタジオ」(設計:Kvalito/施主:マクセル株式会社)が佳作に選出され、その授賞式に参加して参りました。


こちらの賞は建築の設計者だけではなく、施主、施工者も賞の対象となっており、建築の機能性、デザイン性、社会性はもちろんのことながら施主・設計・施工の3者による協働関係も評価していただけるのは大変ありがたい限りです。確かに、そのどれが欠けても建築というものは完成しないことは事実で、これからも良い関係で仕事していけるように努めたいと思います。
授賞式の後は万博総合プロデューサーである建築家の藤本壮介さんによる講演会。1時間程のお話は前段は近作について、そして後半はもちろん万博について。リングの中に多様性を内包させるDiversityとUnityの合わせたコンセプトの説明はとてもわかり易く明解で、機会があればぜひ聞いてみてください。
たまたま万博本開催前の4月、テストラン初日の夜にも藤本さんの講演会を聞く機会があり、その時は万博のプロデューサー就任前の初期案から正円のリングまでの案の変遷や開催までの流れを詳しくご説明頂きました。超が付くほどの社会的重圧や責任感を背負いながら開催までたどり着き、ある種のハイ状態ですと御本人も仰っていて、最後に「僕のことを嫌いになっても、万博には行ってください」という冗談は本当に印象的で笑いながらも、もの凄い死線を越えてきたんだろうなと軽く震えました。
万博には生野区からの展示のお手伝いや、家族でも訪れたり、でなんだかんだ四回行っています。どちらかというと事前予約ベタで当日に少しは頑張ろうとするのですが、子どもと行くとそれよりも各国のスタンプラリーに一生懸命になってしまい、気がつけば走り回って120個程スタンプを集めておりました。シグネチャーやイタリア館など有名どころはまだまだ全然訪れていないですが、河瀬直美館の奈良から移築してきた校舎の古いアルミサッシの向こうに見える万博会場の光景のアンバランスさに笑ったり、バーレーン館が日本的な105角の規格材での構成や太鼓張り障子の様な表現が面白かったり、



坂茂さんのドームの中に水玉が流れるの、これ一生見れるな、、、と思ったり、それなりに楽しんでおります。
建築も見どころは一杯ですが、昨日の懇親会でもどなたかが言っていたのですが藤本壮介さんがSNS等の疾風怒濤の批判を乗り越えてやってきたにも関わらず、万博の公式パンフレットには各パビリオンの建築家のクレジットがある訳ではないし、そう考えると万博にとって建築は主役の様で主役でなく、やっぱり世界中から人が集まり、色んな文化をちょい齧り出来ることや、藤本さんも最後はリングから見上げる空の方が大事だと考えたと仰ってましたが、そこから見える夕日や景色なんかが感動を呼んだり面白かったりする訳で、其の為の装置として建築は在るんだなと思いました。





byタカノリ
こんばんは現場監督のオオウエです。
暑さが続いていましたがここ2日間寒いです。
早く灼熱の日が来て欲しい限りです。
現場は着々と進み引き渡し間近の現場や建方ほやほやの現場もあり日々奮闘しております。
K邸では内装工事もほぼ終わり残すは外構工事となりました。
外構工事ではカーポートと境界線に沿ってコンクリートブロックを積み上げていきます。
境界線から出ないように敷地の端と端で糸を引っ張り通りを見て積んでいきます。

▲ブロック基礎様子
外構工事も大詰めなので最後まで気を引き締めて頑張っていきたいと思います。



A邸では断熱工事と屋根工事が進められています。
今回床に断熱を敷き詰めていきました。
断熱を発注する際に大引きや土台の大きさを考慮して隙間に入るように寸法を指定して発注します。

▲プレカットされた断熱材
屋根工事では床とはまた違う断熱材を使用しています。
キューワンボードというもので銀紙に覆われており水蒸気や紫外線等から保護するほか、難燃性の向上も期待できます。
アルミ箔の高い赤外線反射率によって夏季の遮熱に効果があります。

▲屋根断熱様子
外部仕事も残りわずかです。暑さに負けず頑張っていきたいと思います。
写真館




BY最近残業続きのオオウエ

こんにちは。
設計部のハヤカワです。
みなさんは、万博にいきましたか?
万博に、素晴らしいなー。と思える瞬間がありました。
人気のイタリア館の展示を見終え、最後の屋上庭園を散策したときに、
全周2キロの世界最大の木造建築である大屋根リングが、
小さなイタリア館の屋上庭園の借景として、
軽快にパビリオン内に取り込んでしまったかのような景色に出会いました。

↑奥に見える勾配のある緑とその上を歩く人は、大屋根リングの屋上庭園です。
なぜこんな景色が生まれるのかと、必然的に考察(想像)することになるのですが、
今回の万博の独自ルールによる、
大屋根リングの高さを基準とした
❝パビリオンの高さ12メートル以内❞という高さ制限をポジティブに解釈し、
大屋根リングとパビリオン屋上の
自由に散策できる❝庭園❞同士の高さを一致させることで、
視覚的に大屋根リングと屋上庭園の境界線が曖昧になり、
一体的に連続したように感じられました。


↑断面的なイメージ(想像)
会場の中心にドンっと置かれただけのリング状の❝線❞だったものが、
高さを合わせることで、イタリアパビリオンの屋上庭園と繋がり、
❝面❞状の小さな丘の景色が生まれていたような。
各国、個々に敷地内だけで完結されたようなパビリオンの中で、
唯一イタリア館は、限られたパビリオンの面積を超えて、
リングとパビリオン、会場と一体的に繋がり、
高さ制限をうまく利用して、外への広がりを感じれる、
美しく立体的な屋上庭園の空間になっておりました。
(イタリア館が意図的に計画したのかはわかりませんが、、)

↑寒くても、ソトと繋がりたいイタリアの風景(ムラーノ島にて)
以上、過剰考察でした。。
(※次回は現場のこと書きます)

byハヤカワ
設計のササオです。
先日、蒲生4丁目にあるリノベーションした文化住宅「はちふくGAMO4」でマルシェが開かれているということで、
家族で見に行きました。
アクセサリーや雑貨、コーヒーや占い等知り合い同士のほのぼのとしたマルシェ。

細い路地の向こうに存在するレトロで可愛らしい佇まいの文化住宅。
立地的に再建築不可の物件を、地元工務店が購入し、リノベーションをし、
管理しているそう。

文化住宅の中に入る機会はなかなかないので、見学できるいい機会になりました。

単身者やミニマムな2人暮らしには良さそうです。
地価も建材も値上がりし、新築が高嶺の花になりつつある中、
リノベーションでしか成し得ないこのような住まいの需要は増えるように思います。
がもよん周辺は古い町並みが多く残り、散策するのも楽しかったです。
大阪に来て、丸14年経ちましたが、まだまだ魅力的で知らない大阪がたくさんありますね。
建築に携わっていると、様々な町、様々な家を見ることができ、それも面白さのひとつだな、と感じました。
こんにちはこんばんは現場監督のシノダです。
本日は小満ですね、そこはかとなく夏らしさが感じられ愈々梅雨の足音も遠くの方で聞くともなしに。
ともなれば衣替えしないとな~のところに最近気になる履物に出会っちゃいまして揺らいで居る次第….
あとラクトバチルス・オヴェルデュスを保有した齢千年のオリーブと空を掴むバケツが気になります。
さて浅学非才な私といえば修練の身ながら頗る複雑怪奇な案件の見積業務に奔走する日々にて闇夜を彷徨っております。

本日、(水野純也建築設計事務所)箕面の家新築工事では外壁の左官下地となる木摺り板(バラ板)貼りを実施しました。
今回は軒裏も左官仕上げの為、全面を木コーティングすることとなり亜類い稀な様相と相成りました。(私感に拠る
週明けより頼もしいばかりの助っ人ノブヤマ大工の参画により、あれよあれよいう間に木肌の下地へと体を成していきます。
やはり本件の棟梁タバタ大工とノブヤマ大工とのツーカー具合と云えばバッチグーなのでありんす。(これも私感…

【頼もしい男達の後ろ姿の図】
勇気百倍、百人力な三日間で左官下地をほぼ終え、次なる左官仕上げの工程へと…
個人的にオール塗り塗りな外装の仕上がりと屋根の存在感との対比が愉しみです。
よーしこーなったら内部の段取り頑張るぞ~(つうか…そうしかないな…
最後に大惨事な一枚

【街中で熊に襲われる人】
今宵はこの辺りで
ではでは又又

byシノダ
こんばんは、現場監督のヤマモトです。
前回ブログと同様に写真は京都・Project H工事の様子です。
古材の採寸が無事に終わり、いよいよ現場では基礎工事がスタートしました。

↑職人さんが丁寧に地盤を掘削中。地中の状態も確認しながら慎重に進めています。

↑基礎の正確な位置を出すため、捨てコン上に線を引いていきます。

現在は、
・掘削
・捨てコンクリート
・墨出し
・配筋(鉄筋の組み立て)
と、順調に工程が進んでいます。
今回は既存の構造との取り合いもあるため、精度の高い墨出しと丁寧な配筋がポイントです。
古材の風合いを活かしつつ、新しい構造とどうなじませていくか、今後の展開も楽しみです!
引き続き、安全第一で進めていきますので、どうぞご期待ください!

byヤマモト
こんにちわ。設計担当のカワモトです。先日、東大阪市・MM邸リフォーム工事、和泉府中の家新築工事の多田ユウコさんによる竣工写真の撮影にお伺いしました。


↑東大阪市・MM邸の寝室で当初はTVを壁掛けで予定しましたが、途中でプロジェクターを設置する事になりました。映像も綺麗で迫力ある映像が楽しめます。

↑和泉府中の家新築工事の夜、照明が付いた感じの外観も撮影しました。仕上がりが楽しみです。




↑1階の店舗もご夫婦で開業されまして、モーニング、ランチと行っております。コーヒーの焙煎も行って本格コーヒーも堪能出来ます。manmaコーヒーに是非お越しください。

by.カワモト