の向こう

こんにちはこんばんは現場監督のシノダです。

今年はあまりにもあっさりと梅雨が明け、早々と猛烈な酷暑な季節がやってきてしまいましたね…

夏本番の到来が早すぎて…いつもは真夏に追い討ちをかけてくる蝉もまだ遠くで微かに鳴いている程度、聴覚からやってくる暑さに肩すかしをくらってその違和感で、勘が狂っちまうぜと取り敢えず妄想バテ (先が長そうで少しビビりはいってます…

そして今宵は七夕、織姫星こと夏の星の女王ベガは気品高く白く美しく輝いて夏の夜空を彩ることでしょう。

 

さて、(水野純也建築設計事務所)箕面の家新築工事では内外共に着々と作業が進んでおります。

その外部と云いますとついに先週に外装の仕上げの左官のモルタル掻き落としが完了しました。

 

【ゴリゴリ感のある風景】

モルタルの掻き落としは文字通りに下地にモルタル塗りをして表面を剣山のような治具を使用してゴリゴリと表面を荒らしていく仕上げとなります。

様相としては左官職人さんがワイワイと大勢やって来て午前中を目処に今日の施工範囲を見定めてモルタルを塗り付け、材料の水引きを見計らい、午後から一斉にゴリガリと騒がしく掻き落として仕上げていくと云う次第でして…

掻き落とした材料はもちろん雨霰と落下をしていき地面を染め汚していきます、ただただその壮絶な紛擾多端の向こうに表情良く仕上がっていく様があり、それを見届けるのが現場監督の特権とでも云いますでしょうか、なかなかも面白きモノであります。

因みに何処かとはいえませんがわたし自身も一部ゴリゴリと念集注しております。 

 

【軒裏と壁との繋がりがとても感じよく屋根などの板金とのラインが綺麗に出て良い仕上がりに】

なので外部はもう一息の処までへと…

 

そいで内部と云いますとこんな感じ、曲線の開口部が登場したりなかなか良い感じに仕上がってきております。目下タバタ大工が化粧材を加工取付して造作家具などの最終作業に勤しんでおります!

もう少し気が抜けないまではきております! ですのでもう暫し、皆さまお力添えを!

   

 

【最近休むを修練中】

「休まぬ」は愚行とあり回避するには「休む」ことにすればそれでよいと。

なかなか奥深き世界でござんす。

 

今宵はこの辺りで 

ではでは又又

byシノダ