アくせント

こんにちはこんばんは現場監督のシノダです。

いわずがもなそれはやってまいります暑さのピーク…

とくに今週は無為なれど心底から出て参ります、魂ごと「暑っ!」とエクトプラズム…

日没後にホッとする風が吹いたなら生きているの実感を取りもどす日々是の反復ダンプティー(お粗末

 

【軒の重なりが善き哉の図】

さて、次なる担当の新築現場が押し寄せる明日の前日、(水野純也建築設計事務所)箕面の家新築工事ではもちノろんで足場は外れちゃってる次第なんですが内部の仕上げ工程の波にのまれちゃっていぇいぇいうぉううぉおおしております。

 

当方も何を云いたいんだかよくわからないが大工工事も一区切りを終え、仕上げ業者さんカモン!と工場で製作した家具とキッチンの背面にタイルを貼ってもらうと…

 

【伊のままとはまさにこのことか~の図】

ぬぬぬ歪んどるあきらかに歪んでる…でもそこは”Made in Italy”を押しての揺らぎと許容、おそらくこのファジーな世界が絶妙に醸しだすもうひとつ上の上質な感じになると信じてここはタイル屋さんにGO~と施工承認するのわけでございます。

目地をいれるとあら不思議、やっぱりよい感じに(イタリアの美のセンスには脱帽と畏敬ナリ

 

【トライアンドエラーからの~の図】

そして大半の内装の壁の仕上げに漆喰塗りが用いられる本件なので、施主さんと設計さんとの質感の共有が天王山と心に秘めて今週、左官山本組の事務所へ三顧の礼(誤用)を敢行してサンプル造りに勤しみました。

掻い摘まんで申しますと設計事務所さん(首都圏)→左官屋さん(首都圏)→建材(首都圏流通)となるわけでして…預かった漆喰のサンプルは当然首都圏産となります。

なにぶん自然素材の仕上げが故にマニュアルがない為、設計さんから預かった以前の現場のサンプルと設計さんが懇意の左官屋さんへのリサーチを元に、こちら(関西風)にてあれこれと試作はするものの材料の地産問題や配合、塗り方やコテの入れ方且つタイミングなど(敷いては左官屋のプライドもなんて…

等々複数要因が絡み合いすぎてなのか?寄せては返す波のような将又手からこぼれ落ちる…ような、言葉では上手く説明はできない時間を経て苦節の末本日、施主さんと設計さんの承諾を賜りましてなんとか風合いの決定と相成りました。

あとは左官屋さんにかたちにして頂くだけ!と若干肩の荷はおりましたので今回のお話しははここまでに(この場をかりて山本さん感謝です

 

今回は最後にこの2枚

【安藤忠雄の325】

【現場近所の155】

 

今宵はこの辺りで 

ではでは又又

byシノダ