開始

こんばんは現場監督のオオウエです。

夏の日差しに負けずに日々過ごしております。

皆さんも熱中症に気を付けていただけたらと思います。

K邸マンション工事は建方が無事終了いたしました。

3階建てのためその日で終わるか心配していましたが何とか大工さんの頑張りによって棟まで上げることができました。

これから安全に丁寧に作業していきたいと思います。

A邸新築工事では大工さんも終盤戦になってきています。

外壁もようやく仕上がり板金と左官のミックスで違った表情になりました。

玄関正面に焼杉も貼り左官との相性がよく見えます。

内部作業といたしましては階段作りが残っていて階段が付けば家がつながる瞬間だと感じます。

階段が出来上がるのが楽しみです。

写真館

BY最近汗だくのオオウエ

人間のサイズに

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

あついですね。

会社近くのA邸新築は着々と進んでおります。

↑床は一部へリンボーンにしました。

大きな部屋の床全面ヘリンボーンではなく、

小さな範囲ですが、効果的な場所に計画することで、

あえて空間にアクセントをつけたような感じですね。

コスト面も意匠性も考えた計画になりました。

外観も徐々に見えてきました。

上下で黒と白。

2階建ての住宅ですが、

コントラストのある色彩と素材を積極的に使うことで、

シンプルで整形なカタチですが、立体感と動きが生まれ、

小さくスケールダウンされた建物になりそうです。

まだ足場があるので全貌は見えておりませんが。

引きで見るのが楽しみですね。

建物の裏側は、こんな感じです。

屋根の軒裏も黒です。

なんでもかんでも黒が良いということではありませんが、

建物外観の3Dパースなど、

全体の色彩バランスがビジュアル的にわかりやすいものを使って、

今回は屋根と壁を一体的なものが良いかなと、

施主さんや監督と相談しながら決めました。

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A邸新築工事で少し触れた、

建物の分節やスケールダウンの続きで、

建築的な話になりますが、

僕は人間のスケールに近い❝カタチ❞が好きです。

大きな壁のようなマンションや画一的な街並み、人の気配のしないモノは、

あまり魅力を感じません。。。

京都駅やスカイビルを設計した建築家の原広司や、

アースキンの建物がなぜあんなカタチをしているのか、

一つは、どんな大きな建物も人間のスケールに近づけなければ、、と、

強い意志を感じます。

もう一つは、遠くから見たときの建物のスケールの分節にも

考慮しているところですかね。

ただ人間サイズに小さく分節して、ごちゃごちゃしているのではなく、

引きで見たときには、大きなカタチあるいは社会的な思想を持っているのが素敵です。

ミクロな視点とマクロな視点をオーバーラップできてこそ、

良い空間が生まれると思っております。

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//旅写真//

スペイン、バルセロナのスーパーブロック

見たかった取り組みの一つです。

この街は、車から人間サイズに街を変えている途中。

バルセロナにあるガウディのような建物一つ一つのデザインだけでなく、

建物と建物のアイダの、人間の空間に

街全体の意識が向いていて、素敵だなと思いました。

日本もそうならないかな。

↑元々車が行き交う交差点が広場に。

車道が歩道に。

補足ですが、

スーパーブロックの魅力的な内容で、写真では伝わりにくいですが、

完全に車を排除して歩道にしているのではなく、

2:8ぐらいの割合で人と車のバランスにしているのも

好きなポイントです。

歩いていたらカッコいい車が路側に止まっていたり、

古い車がノロノロ走っていたり、

どちらかが排除されるのではなく、

バランスのよい共存関係を目指しているのが素敵です。

では。

byハヤカワ

外装改修

現場監督のタツタです。
四條畷市・T邸新築、リフォーム工事では大工さんが外壁に焼杉を貼ってます。
ノブヤマ大工とタバタ大工がこの暑い中テンポ良くは作業進めています。

堺市美原区A邸では、外壁の改修工事が始まりました。
暑い中、風も通らない路地で黙々と作業してます。

木部もケレンをしてから塗装します。

まだまだ暑く、熱中症に気を付けながら作業お願いします。

tatsuta

byタツタ

手放す家事

設計のササオです。

7月の終わりに、堀江にあるオーダーメイドキッチンのCUCINAミーレの家電体験会に参加してきました。

大人気の食洗器から、設計事務所の住宅で見かけるようになったビルトイン全自動洗濯機、オーブンにIHコンロを

実際調理をして(ミーレの方が)、食べ、洗うところまでを体験し、洗濯機もその場でデリケートなレースシャツを洗濯乾燥するところまでを見せていただきました。

洗濯機については、ドイツでは日本のようにデリケートなものはクリーニング店に出す習慣がなく、シルク製や、ジャケット等も自宅で洗濯するため、洗濯機や洗剤まで洗うものに合わせた設定ができるようになっています。

ウールも縮まず乾燥することができるそうです。

脱水時の振動・音も静かになる設計、埃の処理も必要なく、使用後もラクチン。容量が少ないですが、すごく魅力的に感じました。

 

国産メーカーとの差もはっきりしていて、食洗器は予洗いがいらないのはもちろん、ご飯粒や野菜等は高温で溶けてしまうため、お湯と一緒に流れてしまい洗い終わりに庫内に残飯が残らないのに驚きました。

ルクルーゼで炊いたご飯(オーブンで火入れ)も水を浸して置かなくても、洗い残り無し。

オーブンは豚の香草焼きと、パンを一緒に焼き(臭い移りなし)、オーブンの下は低温調理できるスペースがあり、今回はスープを温めておりました。

効率良く家事ができるように考えられております。なぜ、ミーレが選ばれるのか、理解でき、勉強になりました。

 

 

住宅の設計では家事の効率化や動線が課題であるのはもちろん、

衣類乾燥機を設置し、外に干して取り入れるという家事を無くす、

洗濯室とウォークインクローゼットと繋げて、畳む家事を無くす、

食洗器により食器洗い(拭く作業も含め)を無くす等々、どう家事を手放すかが課題になってきていると感じました。

 

私は料理が好きですが、家庭料理の考え方も、「手抜き料理」なんてネガティブに言わず、ドイツの簡単な食事「カルテエッセン」や土井善晴さんの「一汁一菜」、台湾やタイのようにそもそも夕飯は屋台等で外食やテイクアウト(手軽で安い!)に頼るような、日本の家庭の食事の考え方も変わっていってほしいと思います。

 

 

さて、夏の一コマ。

本籍のある曽爾村の家にて。旦那お手製、納屋にあるもので設えた雨樋流しそうめん(雨樋は新品です)。

不格好ですが、子供達は大喜び。

 

sasao byササオ

アくせント

こんにちはこんばんは現場監督のシノダです。

いわずがもなそれはやってまいります暑さのピーク…

とくに今週は無為なれど心底から出て参ります、魂ごと「暑っ!」とエクトプラズム…

日没後にホッとする風が吹いたなら生きているの実感を取りもどす日々是の反復ダンプティー(お粗末

 

【軒の重なりが善き哉の図】

さて、次なる担当の新築現場が押し寄せる明日の前日、(水野純也建築設計事務所)箕面の家新築工事ではもちノろんで足場は外れちゃってる次第なんですが内部の仕上げ工程の波にのまれちゃっていぇいぇいうぉううぉおおしております。

 

当方も何を云いたいんだかよくわからないが大工工事も一区切りを終え、仕上げ業者さんカモン!と工場で製作した家具とキッチンの背面にタイルを貼ってもらうと…

 

【伊のままとはまさにこのことか~の図】

ぬぬぬ歪んどるあきらかに歪んでる…でもそこは”Made in Italy”を押しての揺らぎと許容、おそらくこのファジーな世界が絶妙に醸しだすもうひとつ上の上質な感じになると信じてここはタイル屋さんにGO~と施工承認するのわけでございます。

目地をいれるとあら不思議、やっぱりよい感じに(イタリアの美のセンスには脱帽と畏敬ナリ

 

【トライアンドエラーからの~の図】

そして大半の内装の壁の仕上げに漆喰塗りが用いられる本件なので、施主さんと設計さんとの質感の共有が天王山と心に秘めて今週、左官山本組の事務所へ三顧の礼(誤用)を敢行してサンプル造りに勤しみました。

掻い摘まんで申しますと設計事務所さん(首都圏)→左官屋さん(首都圏)→建材(首都圏流通)となるわけでして…預かった漆喰のサンプルは当然首都圏産となります。

なにぶん自然素材の仕上げが故にマニュアルがない為、設計さんから預かった以前の現場のサンプルと設計さんが懇意の左官屋さんへのリサーチを元に、こちら(関西風)にてあれこれと試作はするものの材料の地産問題や配合、塗り方やコテの入れ方且つタイミングなど(敷いては左官屋のプライドもなんて…

等々複数要因が絡み合いすぎてなのか?寄せては返す波のような将又手からこぼれ落ちる…ような、言葉では上手く説明はできない時間を経て苦節の末本日、施主さんと設計さんの承諾を賜りましてなんとか風合いの決定と相成りました。

あとは左官屋さんにかたちにして頂くだけ!と若干肩の荷はおりましたので今回のお話しははここまでに(この場をかりてヤマモトさん感謝です

 

今回は最後にこの2枚

【安藤忠雄の325】

【現場近所の155】

 

今宵はこの辺りで 

ではでは又又

byシノダ

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