転換

新年あけましておめでとうございます。
2026年最初の現場ブログですね。こんにちは、専務です。
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
毎年元旦の夜から妻の実家の福島県喜多方市へと車で帰るのですが、今年の北陸道は元旦ではここ10年で一番の大雪で、なかなか痺れるような12時間のドライビングとなりました。本当に振り始めだったみたいで、除雪車の真後ろを1時間位追従したのは本当に痺れたな、、、。朝6時から開いているので、いつも立ち寄る加賀片山津温泉も雪化粧。


谷口吉生さんの静謐な建築と雪と潟に浮かぶ鴨を見て一気に旧友や親族で集まって鍋ばっかり食べていた年末大晦日から、ゆっくり新年に向かっていく切り替わって行く感じがしました。片山津温泉は高張性の塩化物泉で浸透圧がかなり高いらしく、一瞬で温まります。あまり長湯は出来ないけど、サクッと温まれてオススメです。
いざ会津盆地へ到着したら、新潟の景色が嘘のように地面に雪がなく、今年はスキーも微妙かなと寝て、朝起きたら一面銀世界。関西に住んでると、一日で景色が一変することってほとんど無いので、純粋に驚きますよね。子供もコタツでぬくぬくテレビ生活のつもりが一気に雪遊びしたいモードに切り替わり、せっせと車の雪を降ろしてスキーへ。

そんな雪国生活を終え、大阪への帰途は少し軽井沢に寄り道。新年最初の新建築にも載っている内藤廣さんの黒柳徹子ミュージアムに立ち寄って参りました。



ミュージアムとして大きくはない建物ですが、木組みを見ると、仕口で組まれ、下から金物が全く見えない純粋な在来木造で作られているのを見て、木造を主とする工務店として改めてハッとさせられる建築でした。建築としての形は挑戦的でありながら、技術や構造として無理がない範囲で、伝統的なことを蔑ろにしないその姿勢は、私たち地域工務店こそ持たないといけない思想だなと思いますし、休みボケしていた頭を新たな年に向けて切り替えてくれた感じがしました。
さて、1月6日は今では企業文化としても少なくなってきているという初出式。木村工務店社員、そして協力業者の精親会のメンバー、そして大工、手伝いと神社に参拝し、賀詞交歓会を行いました。これも伝統ではありますが、皆で挨拶を一気に済ますという意味においても、また職人・職能集団として気持ちを引き締める上でも、続けていきたい一つの文化ではあります。そして仕事はせず少しお酒を酌み交わすのもある種の伝統的な切り替えテクニックにも感じます。

というわけで、2026年もこういうメンバーで良い建築を作っていきたいと思いますので、
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

byタカノリ