水平
こんにちは、専務です。
少し暖かくなって花粉の季節に突入しました。今年こそ前もって耳鼻科に行って薬を飲んで1ヶ月頑張れば花粉症なんてへっちゃらだと昨年の僕は思っていたのですが、1月中旬の寒い時に暖かくなってからのことなんで想像できるはずもなく、目が痒いです。人生も仕事も身体も段取りが大事だと痛感します。
さて、今月は引き渡しも多数ございました。


偶然ですが先週、先々週にお引渡しとなったこのふたつはどちらもヒノキの板目床とヒノキの柾目板の空間。
吉野の坂本林業さんが提供してくれている吉野檜はいつもピシッとしていて空間が引き締まりながらも、針葉樹が持つ温かみもあって素敵です。どちらもダイニングテーブルを大工製作で。これから色が焼けて落ち着いてくると更に良くなってくると思うので、生活に馴染み、育っていくのが楽しみですね。ちなみに弊社社長邸もヒノキの空間。

木組みの見えるダイナミックな空間も好きですが、板張りで水平に広がる空間もやっぱり改めて良いなと。特にヒノキ柾目板は柾目の線がより水平性を強調してくれて、完全に真っ直ぐな人工的な線でないところがより、その良さを引き出してくれている気がします。
つい先日、親族ごとで急遽福島県に。帰り際、ふと思い立って昔行った喜多方市の端にある新宮熊野神社にある「長床」へ少し寄り道。四間✕九間のダイナミック空間。1間は303センチ(十尺)で構成されているそう。



壁のない吹き抜けの空間。長床とは修験道の拝殿だそうですが、集落の集会所の様な役割も果たしていたのかな。平安末期から何度か再建されながらも建ち続けてきた建築の力を受けて、また頑張ろうと思えました。

byタカノリ