こんにちは、専務です。
さて、今日は夏休み前最終日。
明日、8月10日から8月17日までは夏季休業とさせて頂きます。
期間中のお問い合わせはメールまたは問い合わせフォームにてお願いします。

今年は近年稀に見るの酷暑の中、建て方も多かったのですが、なんとか熱中症になる職人も監督もおらず乗り切っています。お盆開ければ秋に向かって少しずつましになって行くといいのですが。暑くなるのも早かったのだから、涼しくなるのも早くないと割に合わないと思うのですが、地球さんいかがでしょうか。

今年も7月30、31、8月1日と地元の清見原神社での夏祭りがあり、今年は前回のブログでも紹介した春高稲荷社の竣工祝も兼ねての祭となりました。

お神楽の奉納をお受けしに神社へ参ると、稲荷社の方へ車椅子の方もお参りしており、
無事整備できてよかったなとしみじみ感じ入りました。

ついでに子どもと金魚すくい。やっとこさ1匹取れて喜んでいる次男を尻目に、横の3歳児が40匹ほど慣れた手つきでいとも簡単に掬い続けていくのを見て、天賦の才とはこのことか、、、と驚愕いたしました。

京都大山﨑での「Project H」では、古材と新材が入り混じった難易度の高い建て方が進行中。通常の住宅の様にサクサク進む訳ではないですが、面白いものが立ち上がってきているのを感じます。

今回、建て方の構造材は古材もあるため、ほとんどが大工による加工場での手刻み。しかし量がかなりあるため、一部をプレカット工場に依頼したのですが、通常のプレカット工場では対応できない形状の為、特殊な形状にも対応可能なコウヨウ株式会社さんへ依頼いたしました。打ち合わせと工場見学を兼ねて、会社のある三重県へ。

ドイツのフンデガー社のプレカットマシン。色がなんともポップ。一本一本ロボットアームが掴んでクルクルと加工していく様はなかなか見ものです。機械もすごいのですが、木の加工形状を簡単なものでも難しい形状でもすべて3D図面に起こす必要があり、そこに技術とノウハウが詰まっているとのこと。担当のスタッフの方は若い方でしたが大学で建築を学び木造が好きになりコウヨウさんへ就職したそうで、そのマニアックな情熱に感心いたしました。

さて、お盆が明ければ着工が迫ってくる案件もチラホラ。
一旦リフレッシュして、リセットして、後半戦に望みたいと思います。

takanori

byタカノリ

人間のサイズに

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

あついですね。

会社近くのA邸新築は着々と進んでおります。

↑床は一部へリンボーンにしました。

大きな部屋の床全面ヘリンボーンではなく、

小さな範囲ですが、効果的な場所に計画することで、

あえて空間にアクセントをつけたような感じですね。

コスト面も意匠性も考えた計画になりました。

外観も徐々に見えてきました。

上下で黒と白。

2階建ての住宅ですが、

コントラストのある色彩と素材を積極的に使うことで、

シンプルで整形なカタチですが、立体感と動きが生まれ、

小さくスケールダウンされた建物になりそうです。

まだ足場があるので全貌は見えておりませんが。

引きで見るのが楽しみですね。

建物の裏側は、こんな感じです。

屋根の軒裏も黒です。

なんでもかんでも黒が良いということではありませんが、

建物外観の3Dパースなど、

全体の色彩バランスがビジュアル的にわかりやすいものを使って、

今回は屋根と壁を一体的なものが良いかなと、

施主さんや監督と相談しながら決めました。

.

A邸新築工事で少し触れた、

建物の分節やスケールダウンの続きで、

建築的な話になりますが、

僕は人間のスケールに近い❝カタチ❞が好きです。

大きな壁のようなマンションや画一的な街並み、人の気配のしないモノは、

あまり魅力を感じません。。。

京都駅やスカイビルを設計した建築家の原広司や、

アースキンの建物がなぜあんなカタチをしているのか、

一つは、どんな大きな建物も人間のスケールに近づけなければ、、と、

強い意志を感じます。

もう一つは、遠くから見たときの建物のスケールの分節にも

考慮しているところですかね。

ただ人間サイズに小さく分節して、ごちゃごちゃしているのではなく、

引きで見たときには、大きなカタチあるいは社会的な思想を持っているのが素敵です。

ミクロな視点とマクロな視点をオーバーラップできてこそ、

良い空間が生まれると思っております。

.

//旅写真//

スペイン、バルセロナのスーパーブロック

見たかった取り組みの一つです。

この街は、車から人間サイズに街を変えている途中。

バルセロナにあるガウディのような建物一つ一つのデザインだけでなく、

建物と建物のアイダの、人間の空間に

街全体の意識が向いていて、素敵だなと思いました。

日本もそうならないかな。

↑元々車が行き交う交差点が広場に。

車道が歩道に。

補足ですが、

スーパーブロックの魅力的な内容で、写真では伝わりにくいですが、

完全に車を排除して歩道にしているのではなく、

2:8ぐらいの割合で人と車のバランスにしているのも

好きなポイントです。

歩いていたらカッコいい車が路側に止まっていたり、

古い車がノロノロ走っていたり、

どちらかが排除されるのではなく、

バランスのよい共存関係を目指しているのが素敵です。

では。

byハヤカワ

外装改修

現場監督のタツタです。
四條畷市・T邸新築、リフォーム工事では大工さんが外壁に焼杉を貼ってます。
ノブヤマ大工とタバタ大工がこの暑い中テンポ良くは作業進めています。

堺市美原区A邸では、外壁の改修工事が始まりました。
暑い中、風も通らない路地で黙々と作業してます。

木部もケレンをしてから塗装します。

まだまだ暑く、熱中症に気を付けながら作業お願いします。

Byタツタ

建て方

こんばんは、設計のツジムラです。

先週23日より東成区・Kマンション新築工事の建て方工事がスタートしました。

23日土台、24-25日棟上

3階建ての建物が大勢の大工さんで協力しあいものすごいスピードで一気に立ち上がります。

圧巻でした。

体温を超える猛暑の中の建て方は日陰もなく本当に過酷…

皆様お疲れ様です。ありがとうございます。

今週からは合板を貼っていきます。

まずは外周から貼りはじめ、内部は検査のために合板片側と金物を取り付けます。

休憩をしっかりとりつつ進めていければと思います。

金物を取り付ける監督オオウエ

 

byツジムラ

大工工事

こんにちは、設計担当のカワモトです。
天王寺区・K邸新築工事の大工工事が進んでいます。電気の配線工事も進められています。

↑イメージパースなども作成して打ち合わせ進めています。

↑モーリショップのキッチンが納品されるキッチン廻りです。仕上がりが楽しみです。

最近は暑いですね。熱中症対策で水分補給や冷たいものを食べて体を冷やしています。

かき氷や喫茶ルプラのプリン。皆さま暑い日が続きますが体に気を付けて現場進めていければと思います。

kawamoto

by.カワモト

猛暑の中で

工事部トミマスです。

関西地方では梅雨明けが異常に早かった上に、猛暑が続いているのでもうそろそろお盆かなみたいな感じになってしまいます。

でもまだ、今日は天神祭。

お盆休みまでまだ2週間以上あります。

そんな中で今週は東成区Kマンション新築工事の木造建て方、来週は京都・Project H工事の建て方と続いての猛暑の中での外部作業となります。

現場作業の中でもこの時期、炎天下で日陰も無く大きな部材を組み上げていく緊張感のある建て方工事は本当に大変です。

こちらわかりにくいですが東成区Kマンション新築工事での小さなテントにスポットクーラーを配したシェルターみたいな簡易休憩室。

こちらは最終仮組みを終えて現場搬入の為の解体を待つ京都・Project H工事の新旧の材料たち。

お盆までのこの期間、まずは安全第一で無事に組み上がる事を願います。

先日早朝に少しでも涼を求めて藤原宮跡のハスの花を見に行ってきました。

この青空と色とりどりのハスの花とカメラを抱えた人々・・・

真ん中のポッコリ見えるのが畝傍山、右の奥遠くに見えるのが二上山です。

tomimasu

byトミマス

建て方前の調整

こんばんは。営業設計担当のタナカです。
間もなく、東成区Kマンション新築工事の建て方が始まります。写真は左官屋さんによって
天端均しといって、微妙な基礎の調整を行っているところです。
合わせて、後から塗りにくい箇所について、基礎の外部仕上を先行して行っています。
木造マンションは、私的には初めての経験となります。
一般住宅と違い、細かい間取りになるので、基礎が複雑で迷路の様です。


プライベート事になりますが
今週は、祭りが続きます。
地元の祭りが、19日から連続して23日まで続き
24日からの天神祭りに繋がります。

暑い中の、都会の祭りは、
大阪の田舎育ちの私には、中々たいへんです。
しかしながら、子供たちの楽しそうな光景を見て
中高を大阪市内の学校まで通っていたころをふと思い出しました。
当時、塩素まみれの水道水と光化学スモッグに覆われた空、
40年前の大阪市内は、住めるようなところではないなと、子供ごころに感じていました。
通学で家に帰る途上、明らかに空気がきれいに変わっていくのを感じていました。
それが、水道水が飲めるようになり、排ガスが激減し、
大阪の田舎と変わらない空気、住みやすい環境にに生まれ変わりました。
休日は選挙もあり、色々思い返しました・・。

tanaka

by タナカ

参道

こんにちは、専務です。
前回のブログで書いたタウンハウスが大阪R不動産で賃貸情報に記載されています。
題して、「おかえり」と迎えてくれる長屋
ご興味在る方はどうぞ。

地元の氏神様、清見原神社では、数年前に屋根の改修・そして玉垣を施工した稲荷社前の参道を整備しました。
もともとは砂利敷に石畳。風情はありますが、足の悪い方などは歩きにくくて、観察していると参道にいかず手前でお辞儀をして去っていく方もちらほら。

土を掘って、神社でかつて使われていた笠木用の石を再利用して周囲を区切り、新たに参道の幅を広げて型枠を。

石で施設して、遥拝所・稲荷社の参道を打設した後は、広場のドライテックを施工。

ドライテックは普通のコンクリートと違って透水性のあるコンクリート。2cmくらいの大きさの砂利を敷き詰めて、締め固めていきます。敷地にも勾配があるので、雨が溜まらず、濡れていても歩きやすいこちらの商品を選びました。色味もコンクリートほど白くならないので、本殿参道との雰囲気の連続性も維持。最近は尼崎のパーキングや、トコトコダンダン、公共施設にも使われているのをよく見ます。万博会場も似たような足元で水も溜まっていなかったので、アスファルトでも透水性のある近い素材が使われているのではないでしょうか。

出来上がりがこちら↓

雨の日↓他の場所と比べると浸透しているのがよくわかります。

夏祭りの前に無事歩きやすくキレイに整備できて安心いたしました。神社での仕事は、残っていくことを考えると独特の緊張感があります。古くからあるものでも、維持していくことや時代によって変化していくことは大事で、その時その時のベストの選択肢をチョイスしながら、より長く使って頂けるものを残していけたらなと思います。

takanori

byタカノリ

フローリング貼り

こんばんは現場監督のオオウエです。

夏の暑さがついに本格化してきてうれしいです。

皆様は熱中症に気を付けてください。(私も気を付けます)

暑さに負けじと現場は着々と進んでいます。

生野区A邸ではフローリング貼りをしています。

杉の150幅の節ありのフローリングを貼りました。

フローリングを貼っているときに毎回「ようやく家らしくなってきたな」と思います。

触り心地が気持ちよくて床で寝たいです。(笑)

今回一部分ヘリンボーンを採用しました。

大工さんが貼るのに苦戦を強いられてました。

ヘリンボーンとは模様の名称のことで、見た目が開いた魚の骨に似ていることから「ニシンの骨(Herring bone)」と呼ばれています。ヘリンボーン模様の作り方には、いくつかの種類がありますが、今回は角が90度になっている長方形の床材を使用する貼り方です。それぞれの角をあわせてV字になるように配置し、隙間を作らず床に貼っていくのが特徴です。

東成区 K邸では基礎が終わりました。

炎天下での建方になるので熱中症に気を付けて作業していきたいと思います。

部屋内の方が暑かったりするので水分補給の呼びかけを徹底していきたいと思います。

写真館

BY最近モルックで準優勝したオオウエ

黒青

こんにちは。設計部のハヤカワです。

会社近くの小路東・A邸では、外壁の板金工事が進んでおります。

黒ですね。

黒ってCGや画像で表現すると、暗いイメージや逆に目立ちそうなのですが、

不思議とリアルの世界では、周辺環境や街並みと馴染むんですよね。

不思議ですが、魅力的で奥深い色です。。

足場の解体が楽しみですね。

内部は、南向きの大きなサッシに向けて天井の勾配をとり、

化粧の登梁も飛んでいます。

この空間の骨格です。

これから枠関係や家具仕上げも入り、さらに空間の骨格が引き立つと思いますので、

内部も楽しみにしております。

.

近況の写真

ブルーインパルス、しっかり確認。

健康的な快晴で、美しく揃った機体に太陽の光に照らされ、

6機の機体が同時にキラリと輝く。

そんな風景を美しいと思えるのは、まさしく今は、平和であることであり、

先人の歴史のありがたみを感じました。

美しくカーブした軌跡も見れました。

果てしなく広い3次元の空間に、ここまで揃って高速移動する物体は、なかなか見れないですね。

良いものを見ることができました。

では。

byハヤカワ

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