こんにちは。
設計部のハヤカワです。
今年もいろいろありましたね。

現在工事中の泉佐野市・H邸新築工事ですが、
棟上げがあり、美しい骨格が現れました。
周辺環境に合わせて、建物のボリューム感を調整した、
片流れと切妻の屋根が、合理的な角度と高さでビジッと接続します。
その後、金物の取り付けや屋根仕舞など、
ある程度構造体が安定した段階で、上棟式を行いました。

構造体と、手伝いさんによる上棟式のセッティングの様子
建物として、初めて❝空間❞として使われる上棟式なので、
机の位置や、仮設の照明の位置など、
みなで調整しながら、準備しました。

たくさんの用意してくださったお荷物を持って、
お施主さんが❝新しい家❞に到着しました。
ほんとにたくさんのおいしい料理や飲み物などを準備してくださいまして、
幸せな時間を過ごすことができました。
カセットコンロも持ってきていただき、
吉野杉の構造体の下で、熱々のおでんをいただきました。。。
このにぎやかで明るく、おいしいごはんがズラリと並ぶ幸せな雰囲気が、
工事中の現場に染みついてくれそうです。

養生のブルーシートから光が漏れる、❝新しい家❞
肌寒かった夜道を照らす光が美しいです。
内部の紅白の暖簾が、人が出入りするたびにブルーシートの隙間からチラチラ見え、
何か生き物のような雰囲気を感じました。
上棟式は、建物という❝モノ❞に、目には見えない❝何か❞を宿す場なのかもしれませんね。
では。
byハヤカワ