再生

お盆シーズン真っ只中。とてつもない暑さですね。こんにちは設計部のタカノリです。
弊社は13日から完全休業になるので、明日まで暑さに負けず乗り切りたいと思います。
とは言っても手放しには浮かれられない昨今の世間の状況。1日でも良い方向に進んでいくことを願うばかりです。

先日トミマス部長の記事にも上がっておりました、小路の蔵改修工事の写真撮影してきました。
思い返せば、解体すると、土壁の厚みが30センチ以上あるずっしりとした蔵が10センチ以上傾いていることが発覚し、建物を持ち上げる、「揚げ屋」をするところから始まったリフォーム計画でした。

普通の住宅より難しい部分は多々ありましたが、完成しほっと一息です。

約100年前の大工技術で作られた木組みの力強さがこの蔵の良さの大部分を占めており、振り返って考えるとそれを如何に良く魅せるかということだけに一生懸命でした。古い寺社仏閣もそうですが、しっかりとした材料と技術に裏付けられた建築は、一度ボロボロになってしまっても、また力を入れれば息を吹き返すんだなと染み染み感じます。

新築でもリフォームでも、何度でも再生出来るような家造りを心がけていきたいですね。

takanori

by タカノリ

敷地をこえて

設計部のハヤカワです。

今回は、現在進めている現場の報告です。

 

八尾市・T邸新築工事ですが、

かなり空間が見えてきました。

外観は、まだ隠れていますので、内部の紹介です。

リビング中央に吹抜けと階段があります。

1つの大きな空間ですが、階段と小上りで、細かく分節されて、

小さな居場所がたくさんできました。

1つの大きな空間に、小さな居場所が曖昧にたくさんある方が、

多様で、選択できて、楽しいような気がしています。

 

玄関の靴箱は、大工さんに作ってもらいました。

上から下まで、端から端まで。そういうの良いです。

靴箱という雰囲気ではなく、木の壁の中に靴が収納できるような。

〇〇風とか、〇〇っぽいではなく、

極力意味を感じさせないものが、モダンで素敵です。

 

2Fベランダです。

角地で景色が抜ける場所なので、気持ちが良いです。

 

閉じたプライベートな空間だけで、敷地内で完結するのは、もったいない気がします。

八尾市・T邸は、敷地内で完結せず、

意識的に敷地をこえて、

積極的に周辺環境やマチにまで広がっているような気がします。

住宅の社会性とでも言うのでしょうか。

 

小さな住宅でも、マチのスケールで暮らすこと、

ソトと関係性を持っていることで、

その場所での今後の暮らしに、

多様で彩っていく余白(楽しみ)を残しているのでは思います。

 

では。

byハヤカワ

大正ロマンか?昭和レトロか?

やっと梅雨が明けたと思ったらこの暑さにまいっているトミマスです。

今年は少し変則的ですがお盆休みも近づいてきていつもなら色々と計画もある時期なんでしょうが、まだまだ、コロナ禍で今ひとつ的な感じです。

ゴールデンウイークの楽しみも制限されこの夏には・・・みたいな感じでしたがこれからは例の【新しい生活様式】と共に変わっていくのか、また元に戻るのか不安な所です。

そんな中でもなんとか現場は進めて行かないと、ということで先日は大阪市生野区小路東・K邸蔵リフォーム工事の社内検査に行ってきました。

蔵の扉を利用した入口

 

会社の近くということもありますが、珍しいリフォーム物件ですので設計部がマスク姿で全員参加での検査となりました。

やはり古い蔵独特のドッシリ感は今の新築とはひと味違いなんとなく懐かしさも感じます。

大正ロマンか?昭和レトロか?・・・的な。

 

tomimasu

by.トミマス

それぞれの作業

こんにちは
梅雨が長引き、太陽が恋しくなる総務のコジマです

今日は、外で壁のサンプルと紙のにらめっこをしているハヤカワさんがいました。

八尾・T邸新築工事の外壁の色を見ていたそうです。
小さな紙のサンプルは外壁になった時に、思った色より淡い色はより薄く。
原色のような色はより鮮やかに見えるようです。
なので、紙のサンプルでこれがいいな!と思ったら、淡い色だったら
1.2トーン落とした方が外壁になったら、紙のサンプルに近い色になるそうです。
ですが、色の確認を分かりやすくする為に、大きなサンプルを用意されることが
多いようです。


また、八尾・T邸新築工事の外壁の材料は自然のものを使用するそうです。
なぜなら、周辺は古い町並みが多い地域で、外壁も自然のものを使った方が
町並みとしっくりくると思うから。だそうです。
周辺との調和を大切にされていらっしゃいました。

 

現場は変わりまして、小路東W邸リフォーム工事にもお邪魔しました。
ベッショ大工ヒラボシ大工が戸の建付をされてました。


その場で戸当り(扉が当たって、止めておくようにする役目の材)作成の為に
木材をカットし、ヤスリをかけての作業をされてました。

私は少しの時間でしたが、マスクもあるので、こもったような暑さでした。
屋内はまだましだそうですが、梅雨が明けて、炎天下だと相当しんどいと思います。
職人のみなさんどうぞ水分補給をして、体調管理にはお気をつけ下さい。

byコジマ

追加工事

先月お引き渡しした住吉区・K邸リフォーム工事で、家の周りの

切戸の改修を頼まれました。

アルミドアへの交換等も検討したのですが、廻りの調和もかねて

現状と同じ波板貼りの仕様にしました。

まずは下地を大工のハマちゃんが作っております。

もともとの切戸↓

1ヶ所完了

合計4ヶ所・・あります。

下地が終われば、マツクラ商店のナオ君が笠木と波板を採寸・取付けで

完了です。

 

tatsuta

byタツタ

解体着工

こんにちわ。設計担当のカワモトです。新しいリフォームの現場、阿倍野区・F邸リフォーム工事が始まりました。
↑解体工事ですが手伝い職人の松本組による解体がはじまりました。
解体中は必ず現場を確認します。解体前に想定していない事が解体中に分かる事が多いからです。
これから夏本番で暑くなりますが無理せず頑張って貰いたいです。

kawamotoby.カワモト

難しい納まり

こんばんは、現場監督のショウタニです。

ようやく晴れの天気が続くようになってきましたね。

八尾市MY邸では外部廻りを大工さんが進めてくれています。

本物件では建物正面に樋を見せないよう試行錯誤しています。写真右端を走っているのが大工さんが箱を組んで作ってくれた樋の下地です。

現場で大工さん、板金屋さん、設計の川本さんと納まりを何度も何度も細かく打合せ、確認しながら進めています。サイディングの水切り、コーナー役物、外壁モルタル、樋の板金と入隅・出隅においてそれぞれの出入りと軒天の高さ、ベランダの排水、全てを考慮して一番きれいに納まるよう知恵を尽くしたいと思います。

by ショウタニ

桐天井

守口市A邸リフォーム工事竣工しました。

玄関ホールから見た廊下とDKへの格子戸。

廊下は既存の化粧格子や天井材をそのまま生かし、

正面に見える格子戸が光を通し、新しいものと古いものを繋ぐトビラとなっています。

DKから見たリビング…

写真で見ると色味がかなり違って見えるのですが

天井に使った桐材が、すごくきれいでした。

スッキリと落ち着いて上品な雰囲気を演出しています。

他の物件でもぜひともおすすめしていきたいです。

 

さて、本日から生野区・I邸リフォーム工事が着工しました。

喜んで頂けるように頑張ります。

 

byツジムラ

キッチン背面収納

生駒郡A邸リフォーム工事のキッチンの紹介をします。

キッチン設備自体はTOTOのシステムキッチンです。

リビング側からは工業製品っぽさを隠すため、シナランバーで囲み、カウンター収納を設けました。(天板はタモ材の集成材)

今回のリフォーム工事で特徴的なのはキッチン背面収納です。

天井いっぱいの引戸の奥には、既存出窓を活かした奥行きのある収納と勝手口が隠れています。

最近はキッチン家電が増えてきており、手持ちのものや、今後買い揃えたいものなどを把握し、使用勝手やコンセント位置等の細やかな打ち合わせと計画が必要となります。

今回は特に、来客が多く、息子さんご家族も良く来られ、季節のイベントを大事にされているため、大小様々なキッチン用品がたくさんあり、収納したいものの寸法を確認した上で割り付け等を計画いたしました。

背面収納の扉が閉まっている状態です。

 

通常は開けっぱなしで使用し、来客の際は閉じるだけですっきりと隠せます。

 

完全造作のキッチンも素敵ですが、コストパフォーマンスが良く使用勝手も良いメーカーのシステムキッチンと、大工さん制作の家具との組み合わせでお施主様の生活に寄り添ったキッチンが提案できるよう精進いたします。

 

 

ところで先日、今春大規模改修を経てリニューアルオープンした京都市京セラ美術館の「杉本博司 瑠璃の浄土」展へ行ってきました。(設計:青木淳氏・西澤徹夫氏、館長も青木淳氏!?)

コロナ対策のため、完全予約制でゆっくり鑑賞できてとてもいい時間になりました。

何よりも、久しぶりに心から感動する展覧会を観て、旦那さんと喜びというか感動を共有できて本当に良い休日となりました。

10月まで延長で開催してますので、是非おすすめです。

 

sasaobyササオ

隠居付空間

こんばんは現場監督のシノダです。

 

梅雨も嫌だが

なにげに梅雨明けの工事の殺到にも脅威を抱いたりもしております。

とどのつまりそんなこんなで季節が巡っております。

 

 

本日、無事に東成区・K邸借家リフォーム工事の引渡しが終わりました。

大夫とくたびれ気味のガラス戸が部屋全体に良い印象を与えてくれます。

機能的にはお粗末な感じではありますがなんだか良い。

上手く言葉にできないが時間を経て存在するものの意義なのか。

そんな隠居付空間になりました。

 

社会にもそんな役割の人がいたほうが

もう少しおおらかな雰囲気になったりしてね。

 

最近なんだか以前担当した御施主さんからの

問い合わせが急急上昇中なんですが

これって星の巡り合わせ?

巡り合わせって….何?

 

 

ではでは又又

 

shinoda byシノダ

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