往ぬる

工事部トミマスです。

早いもので2025年もすでに一ヶ月が過ぎようとしています。

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」といいますが、1月は年始の協力業者参加の安全祈願があり、一般のお客様の参加が最大の餅つき、そして2月の初旬の協力会社の職人さんも参加での初午祭と、年始からは会社行事も詰まっておりあっという間です。

そんな中で今週は立て続けに3件の完成社内検査に行ってきました。

28日に和泉市・K邸、29日に天王寺・Y邸、そして昨日は堺・T邸蔵増築工事の検査でした。

蔵増築となっていますが、21年前に建築させていただいた母屋と同じ敷地内の離れになる多目的の小さな建物です。

小さくても一人前に確認申請、近隣協定などの手続きもしっかりクリアです。

外観はこんな感じ。

内部はこんな感じでちょっとした隠れ家的で施主様の思いの詰まった多目的な利用のできる落ち着いた感じです。

秘密基地みたいでいいですね。

tomimasu

byトミマス

熱気

こんにちは、専務です。
もう一月も終わりに近づいておりますが、2025年初ブログ。

新年は毎年妻の実家の福島県喜多方市へのロングドライブから始まります。ルートは北陸道経由。
途中石川県は加賀温泉郷の片山津温泉で去年お亡くなりになった谷口吉生設計の温泉に入って個人的追悼からスタートしました。

朝から営業していて高速降り場からも近く、サクッと入れる温泉としてオススメです。お風呂は露天風呂ではないにも関わらず、潟と連続する様なインフィニティ風呂に設計されていて、泉質は塩分強めの塩化物泉。浸透圧でぐいぐい来ます。心做しかすぐ喉が乾く気も。

そういえば先週本屋さんに行くと、建築家設計の温泉施設を纏めた本が発売されていて、意外と体系的に纏めた本っていうのも見たことなかったので思わず購入してしまいました。
隠れ温泉ファンとして長年活動しており、温泉好きとしてはキレイな施設というよりは、浴槽の周りが温泉成分で染まり、湯と向き合うしかない様なひなびた系温泉を好きであれ!というラディカルな思考が頭をよぎるのですが、建築に携わっている以上やっぱり建築家の関わっている温泉も気になってしまい、キレイに設計された温泉はそれはそれで泉質関係なく気持ちよかったりします。この本があれば、旅先で行きそびれた、、、なんてことが無くなりそうで捗ること間違いなし。

ちなみに帰り道にも、富山で ofa設計の宇奈月温泉総湯へ。
朝早くに到着したので、1番風呂で入浴したのですが、風呂場でその後いらっしゃった数名の日に焼けた男性が皆さん体感的にかなり長く体を洗っており、なんだろうと不思議に思っていると女性風呂でも同じ状況だったそうで、ふとここが立山連峰の麓で黒部への登山ルートの入り口だということに思い当たり、冬はトロッコ列車も動いてないので、正月早々から過酷な雪山に篭って数日過ごしていたんだろうなと、色んな冬休みの過ごし方に思いを馳せました。

さて、先日の早川氏や社長ブログにもあったように、先週末に開催されたお餅つきワークショップは大変盛況で、約200名にのぼるたくさんのご来場、本当にありがとうございました。久々にお顔を合わせることのできたお施主様や古い友人、近所の方々が入り乱れて熱気があるってこういうことだな、と。最近関西に越してきた、大学時代の友人が来てくれて、開口一番「もうフェスじゃん!」って言っていたので、社長ブログでも言っていた通り、来年からはお餅つきワークショップじゃなくてお餅つきフェスでいいかもしれません。毎年正月に福島に帰るのは餅つきの為のもち米を取りに行くという裏テーマもあって、また来年も喜多方まで取りに行ってまいりますので、ご来場お待ちしております。

さて、今年は建築の法改正や色んな変革もあり、住宅業界も過渡期という感じですが、良い建築をつくっていけるよう皆で力を合わせて励んでいきたいと思いますので、本年もよろしくお願いします!春頃までには新たな試みも準備しておりますので乞うご期待。

takanori

byタカノリ

お餅つき

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

18日土曜日に会社の加工場にて、お餅つきがありました。

お施主さんや会社の近隣の方、たくさんの子どもたちなど、大勢のご参加で、

大賑わいの一日でした。

大変充実した時間を過ごすことができました。

↑お餅つき会場の様子

私は、基本的にお酒やジュースをお渡しするドリンクコーナーの担当でしたが、

たくさんの子どもたちの参加もあり、ジュースはすぐに売り切れてしまいました。

すみません、、

窯の火と大勢の賑わう人々、ちびっ子たちのおいしそうにもちを頬張る姿など、

加工場は、真冬であることを忘れるぐらいの熱気を帯びておりました。

↑終盤のお餅つきの様子

おもちとそれをつく人を中心に囲いながらお酒やおでん、おもち、、、

終盤でふらふらになっている方もいましたが、終始大賑わいでした。

ご参加いただいたみなさま、

ありがとうございました!

では。

byハヤカワ

あけまして

おめでとうございます。

設計のツジムラです。

気持ちを新たに今年も精進したいと思います。

 

ツジムラ家のお正月は2日が祖母の誕生日なので、祖母の子・孫・ひ孫が集まりお祝いします。

祖母も92歳!ずっと元気でいてほしいものです。

 

 

昨年末には11月にお引き渡しをしました、KO邸リフォーム工事の竣工写真を撮らせて頂きました。

倉庫となっていた1階の全面改修で

2~3階の世帯と玄関を共有する2世帯住宅のような造りになっています。

テスリやスロープを造り、トイレも車いすが入れるよう広くしました。

少しでも心地よく感じて頂けたらいいなと思います。

今年は法改正もあり、木造3階建て共同住宅新築や定期報告等々…

未経験の事も始めますので、幅広く法令について理解を深めていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

byツジムラ

乙巳

こんばんは現場監督のシノダです。

そして新年あけましておめでとうございます。

寒の入り、激さむの候がやってきましたね。今日は俄雪もありほんとに寒い季節の到来を感じました。

弊社、ご老体の木工機械には鏡餅が鎮座しており正月感が未だ少し残っておりますが昨日より本格的に業務開始しております。

乙巳開幕!どんな一年となるのでしょうか。

 

【意外とこの解体段階がかっこよかったり】

川本氏先述の東大阪市・MM邸リフォーム工事、1F解体工事がじわじわと進んで躯体が顕わとなってまいりました。

軸組の状況や接合部・補強の状況の確認に始まり、基礎や床下地の状況など諸々をチェックしていきます。

そして間髪入れずして先ほど今回のプランに合わせて柱の移動などの検討をお施主様を交え打合せしました。

リフォーム工事は蓋をあけた瞬間が勝負!此処の見極めが肝要ときたもんだなんて。

 

次週より棟梁ハマモト大工がカムバックでございます。

ブロック分け改修の最終章、気を引き締めて参りましょい!

 

【ツバメマークのルーフィング🖤

今宵はこの辺りで

ごきげんよう  

byシノダ

2025年仕事始め

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

東大阪市・M邸リフォーム工事の1階部分の解体工事が着手いたしました。

当日は養生やロールスクリーンの取り外しから始まります。和室を寝室にリフォーム工事を行います。プロジェクターなども設置する予定なので仕上がりが楽しみです。
今年も新築工事、リフォーム工事と精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

kawamoto

by.カワモト

めでたく、無事上棟致しました!

こんばんは、設計営業担当の田中です。
豊中・K邸新築工事がめでたく、無事上棟致しました。

振り返れば、今年の3月に、弊社の新築物件を見学頂き、
このたび、いよいよお施主さん本人のお家が上棟する運びとなり、
たいへん感慨深いものとなりました。


大勢の大工が入って、モイスの施工を行っている最中でした。
このモイスは、1枚、910×3030あり、重さで35キロ程度あります。
これを、大工さんが一人で担いで外部まで持って行って、3人がかりで貼っていきます。
本当に、すごい体力だと感じます。
弊社では、この、耐力壁として、調湿する素材として、防炎素材として
多くの性能を兼ね備えたモイスという素材を建物全面に貼って、
耐久性の高い住宅を提供させて頂いております。

毎日、勢いよくどんどん進んでいき
楽しみです!

tanaka

BY タナカ

渋さ しぶとさ

こんにちは、専務です。
師走とはよく言ったもので、まだ師匠でもないので、余計に走り回っております。
とはいえ今年の仕事も来週一杯、木村工務店は毎年12月28日は大掃除なので、本当にあと1週間です。今年の年末年始はほとんどの会社が28日から5日までのお休みなのではないでしょうか。休み中はどこも混み合いそうな予感、、

仕事納めに向けて各所奔走日誌。
和泉市K邸では大詰めの庭工事。
和泉市の造園屋さんのJIHEEさんが立派な渋い松を運んできました。最近、また和の庭の依頼が多くなってきているらしく、BACK TO JAPANESESTYLE感があって完成が楽しみ。たしかに、株立ちのシャラシャラっとした木が生えた庭っていうのも、飽和状態になってきた気もしますし、何か新たな時代に突入しているのでしょうか。

堺市T邸では小さな小屋がダイナミックなキャンチレバーの住まいの横にちょこんと鎮座したのを確認いたしました。
ここからは別物として敢えて黒く作った小屋に共通言語を持たせるのかどうかを、お施主さま、設計のハヤカワくん、現場監督のヒダカくんとあーでもないこーでもないと議論。建築の難しさって大きさではないですね。

昨日は箕面の地鎮祭へ。テントを建て、紅白幕を張り、真砂土を敷いて執り行うのが長年の地鎮祭スタイル。今回は東京出身のお施主さんや設計事務所さんの地鎮祭だったのですが、東京ではなかなか大きい工事でもない限り、しっかりテントを建てて地鎮祭を執り行うことはないらしく、たいそう喜んで頂いてこちらも嬉しくなりました。
今回の地鎮祭では神社さんが祭壇の両サイドに真榊(まさかき)という三種の神器をかけた神具が備えた設えにして頂き、紅白幕と青白幕で囲まれた空間の中で、緑の発色が渋く佇んでいて普段より盛り目に「ちゃんとしてる感」がありました。


簡略化することと続けて行くこと、特にこういった儀式的なことや形式的なことは時代の流れの中で何度も存亡の危機が訪れるんだと思いますが、例えば地鎮祭もお施主さんにとっては一生に一度あるかないかの出来事。やっぱり、始まりの合図がハッキリとしていることは大切で、それが関西弁でいう「きっしょ」というやつなんだろうなと。ちなみに「きっしょ」ってどんな漢字なん、と思って調べたら「吉書」で、期日を選んで天皇に読み上げる文書が転じて、大事な節目・機会という意味に変わったそう。「吉祥」という仏教用語のめでたいことを表す言葉の、方言略しVerだとなんとなく勘違いしていましたが、そう遠からずな意味なんで個人的ダブルミーニングとして処理します。

生野区K邸新築工事も完成の姿が見えてきました。
設計は組織設計に務める施主の義理の息子さんで、まだたたき台のプラン相談段階から約2年半程関わらせて頂き、先日の打ち合わせではSOLIDOを使った渋い外観と内部のスキップフロアの気持ちいい空間に仕上がって来たのをお施主さまも喜んでおられてほっと一安心しました。

建築を出来上がるまでには、コロナ以降の資材高騰の影響や、職人不足による工期の問題などなど、スムーズな決定や進行を妨げるネガティブ要素も多分にあり、近頃はトントン拍子に決まるなんてことは本当に少なくなってきました。それでも、時間を掛けてでも、微妙な調整を繰り返すことで建築は立ち上がってくる。そんな感じがします。今の時代にこそ、「しぶとさ」みないなものが求められているのかもしれません。

先週土曜日の午後はMOKスクールで六車誠二さんと竹原義二さんの講義を受けてきました。
特に竹原さんの黒板授業は初受講。ルイス・カーン、チャールズ・ムーア、中村家住宅を通じて語る建築の見方、図面との対話、そして自らの建築への落とし込み方。圧巻の迫力と建築に対する「しぶとさ」で気圧されました。なんか学生に戻った気持ちになり、心が少し若返った気がしました。

さて、わたし恐らくこれが今年最後のブログ。
振り返るとこの年末は渋さとしぶとさに突き動かされている気がしました。渋い人間になるにはまだまだ修行が足りませんが、来年は少しでもしぶとさを身に着けることを目標にしようかと思います。
今年も1年ありがとうございました。よいお年をお迎えください!

takanori

byタカノリ

工事開始

こんばんは現場監督のオオウエです。

秋を感じることなく冬の寒さも厳しくなってきました。

寒さに負けず自分の熱だけで頑張っていきたいと思います。

皆様手洗いうがいを忘れずに!!

今日から豊中・K邸の土台引きを行いました。

明日建方なので安全に作業をしていきたいと思います。

今回全館空調システムを採用しており、どの部屋にいても温度が一定に保てる機械を導入予定です。

そのため気密することが重要になってくるため、断熱工事は隙間なく作業していきます。

まずは明日無事に建つように頑張っていきたいと思います。

この前東京のモルック大会に参加してきました。

結果は・・・ね!

改めて思いました。モルックは冬にやってはいけないと思いました。

寒すぎました。

BY最近野菜が高くてビビってるオオウエ

白黒

夏より冬派ですが、寒いですね。

設計部のハヤカワです。

堺市・T邸物置増築工事ですが、

少しづつ完成が見えてきました。

母屋と並んだ時は、白と黒です。

外観は焼杉です。

同じ敷地内ですが、

あえて、母屋の色彩や雰囲気にコントラストをつけてみました。

並んだ時に、今の母屋の建物のプロポーションを崩さないように。

道路から見たときに、大きな壁のような存在感のある並びにならないように。

また、北側の斜面地の美しい田園風景を

母屋と新しい建物でL型に囲いながら共有しつつも、

お互いに独立したカタチで新旧が共存、混在することが、

この環境には良いのかなと思い、

お施主さんにもご提案させていただきました。

引き続き、すごく小さな建物ではありますが、

敷地内だけでなく、置かれている環境全体を意識しながら、

進めたいと思います。

では。

byハヤカワ

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