わの現場、日々の事

こんばんは、設計の笹尾です。
堺市・F邸新築工事の内装がほぼ仕上がってきました。

シナ建具1 ピアノ室建具
幅1,500mm、高さ2,400mmのシナ合板フラッシュ片引き戸、取っ手部分はニヤトーです。建具というより、シナの壁です。

収納設置キッチン背面収納2
メローウッドワークさん製作のキッチン背面収納も完成し、監督のオオムラさん、大工のフクダさん、大工手伝いの田中さんにより現場に設置されました。
こちらもシナをメインに、天板はタモの集成材、トール収納(家電収納)部分の木口は、タモのファンシーロールで仕上げでおります。
製作家具だからこそ、何を、どこに、どのように入れ、使う頻度は、等々、お施主様に合わせた仕様になっております。


ところで先々週の県民ショーで津軽弁特集がありまして、 青森県出身の私にしゃべってほしいというご要望が多数あったため、 ここで少しだけ津軽弁を楽しんでいただこうと思います。

きなよ、工事現場で青いまなぐの、たげちっちぇくてめごいちゃぺこ、見つかったんず。
壁の間さ落ぢでったはんで、かっちゃ(猫)も助けらいねくって、弱ってらべなってわも思ったんだばって、さしぅねぐ鳴いで、あずましぐしてらじゃ。すぐ里親も見つかったはんで、今日がらだば、めーまんまど、ぬげぇ寝床であずましぐおがるびょん。
とっつぱれ

(以下、翻訳)
黒猫昨日、工事現場で青い目の、とても小さくてかわいい猫が見つかりました。
壁の間に落ちていたので、お母さん(猫)も助けられず、弱ってしまってるだろうなと私も思っていましたが、騒がしく鳴いて、元気にしております。
すぐに里親も見つかったので、今日からは、おいしいご飯と、暖かい寝床で健やかに成長するでしょう。
めでたしめでたし

だばって、こった津軽弁しゃっべってれば、「じゃいごくせ」とか「がふぇ」って言わいるはんで、おなごはあんましゃべんねーんず。
(だけど、こんな津軽弁をしゃべっていると、「田舎くさい」とか「かっこ悪い」って言われるので、女性はあまりしゃべりません。)

※わ=私

へばだばの(それでは、また)」
byササオ

外構で外交

こんばんは、、現場監督のオオムラです。
堺市南区・F邸新築工事は外構工事に突入です。
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隣地境界にブロックを積み、コンクリートの擁壁の上には板塀を設置します。
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また、既存の擁壁の上に高さを増し、板塀との高さを調整します。
外構は、外(隣地・道路)と接する部分であり、エゴでは通しにくい部分。
近隣の方とも十分打ち合わせて、慎重に工事を進めていきます。

「恐怖の論理にとらわれない勇気を持ち、核兵器のない世界を追求しなければならない」「外交を通じて紛争を回避し、すでに始まった紛争の終結に尽力しなければならない」

こんな過ちが起きないように。後悔役立たずかな。

今日もていねいに。byオオムラ

こんにちは、現場監督のナンバです。

小路東・O邸リフォーム工事ではノブヤマ大工が構造補強の為の柱・土台・梁をばっちりしっかり着実にスピーディにいれていってます。

 

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古い長屋の構造をガッチガチに固めていってます。

解体していくと、その家の歴史を垣間見ます。すごいです。

 

それで、その、梁(はり)なんですけどね、

hari

 

梁。これのことを大工の皆さんが、「ばんこ」って呼ぶんです。。

 

、、、ばんこ?

 

ネットでぱっと調べたけど出てきませんでしたが明らかに大工さんの中では公用語として機能している、、、

 

、、、ばんこ?

 

小生、岡山県民ですから、岡山弁ではすごい、とかごっつい、とか、強調する意味で「ばんこ」とゆう言葉があります。

 

ばんこすげえモノづくり目指します!完

byナンバ

配管の難儀

こんばんは、設計の田中です。
目神山・N邸新築工事の方、配管の仕込みが終わりかけています。
最近の木造住宅は、気密シートがあったり、断熱材の容量が大きくなったり
耐震設計上、梁背も大きくなってきているので
壁や天井の懐が思うように取れなくなってきて
電気、水道、ガス配管が少ない懐を取り合う様になってきています。
今回はありませんが、換気ダクトの問題も良く出ます。
隠蔽配管といえども、無駄なくきれいに納まっていて
設備屋さんには、いつも感心させられます。
image (1)
天井
電気、水道、ガス配管が入り交じります。
特に、排水管は勾配があるので、梁下有効寸法が重要になります。
image (2)

床暖房等、給湯配管がみっちり入っています。
仕上げのプラスターボードを打つとき、配管に当てないよう気を遣います。
image
パイプスペース
プランによっては、PSを何カ所か取らないと納まりません。
2箇所設けています。施工上の問題もあり、案外スペースを取ります。

建物の性能が上がるにつれ、設備設計も難しくなってきています。

BY タナカ

下町の長屋の改修

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上の写真の小路東・Y邸リフォーム工事の現場をのぞいてきました。

当社で只今施工中の新今里・SI邸リフォーム工事や、生野区小路東・O邸のリフォーム工事と同じように大阪市内(会社近辺)の下町の長屋のリフォーム工事です。

どこのお宅も長い年月の間にリフォームや改修工事を繰り返し今に至ったという感じです。

まずは、解体工事が進むにつれて、新築当時の建物の原形はどうだったか、また、長屋の連棟ですのでお隣も手を加えられてるところが多くどちらの工事が先にしたか、などと建物の歴史との戦いみたいなところもあります。

それによって外部の雨仕舞いや有効な構造補強の方法などが変わってきます。

特にこの年代の建物になると水廻りが健全なままの状態であることは少ないですのでキチッと見極めて工事を進めていかなければなりません。

まだまだ、この先何十年と住み続けていただけるようなお宅が出来る様にみんなで力を合わせてガンバリマス。

byトミマス

植栽の力

Y設計事務所による橋本市・Y邸新築工事なんですが

完成しましたが網戸がまだついていなくて残工事で久しぶりにうかがいました

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植栽が色づいていました

新芽の緑と赤のコントラストが建物をよりいっそう引き立ててくれています

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ちなみにこような網戸を制作させていただきました

表の煉瓦スクリーンと相まってよいコラボとなりました

勉強 勉強・・・

 

byモリタ

棟上、上棟式

こんばんは。設計のカワモトです。豊中・Y邸新築工事の現場に行ってきまた。棟上、上棟式と無事終える事が出来ました。ありがとうございました。
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現在は大工のフミノ組が構造の金物の取り付けが終わり開口部廻りの下地の取り付け施工中です。byカワモト

好きか嫌いかはっきりしなさいよ!

こんにちは。現場監督のナンバです。

生野区小路東・O邸のリフォーム工事は、解体が進み、いよいよ大工工事が目前といった段階です。

 

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玄関建具も外れ仮囲いが施され、、

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がらんどう状態のさなかすぐさま基礎を打設。

 

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よく走ってる生コン車ですね。

 

大工工事が進むにつれまたお伝えしてゆきます。

 

 

余談ですが、タカノリ氏のように僕のGWをちらっとだけ。

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小生、生まれは岡山県でして、地元の奈義町現代美術館へ家族を拉致し行って参りました。

有名な養老天命反転地を設計しました荒川修作とマドリン・ギンズによる常設展示が素敵でありました。写真はよくある角度のものですが、、

 

こちらの美術館は94年に建てられていて、磯崎新さんの設計です。

思っていたより年数も経っているせいか、貫禄のような物はさほどでしたが、外の広場で地元の人が催しをしており、それも結構賑わっていて、地域に根付いている様が素敵でありました。

 

 

建築って難しいしとっつきにくいし奥深いし面白いし、色々ですよね。

僕は建築業界に入った年齢は遅い方ですが、そのときにお世話になっていた先輩に一つだけアドバイスを頂きました。

その辺の建築物が、すごいすごくないとかは誰かが決めてくれるから、

「自分が好きか、嫌いか、だけをはっきり言えればそれでいい」と。

最近になってようやくその意味の片鱗が見えてきました。偉大です。

 

手放しで好きになれる素敵なモノづくりをしていきたいですね。

byナンバ

さよならなんて云えないよ

こんばんは、現場監督のオオムラです。
新今里・SI邸リフォーム工事が着工しました。
まずは解体から。長屋の2階建て、総改装です。
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解体をはじめると、今まで化粧で隠れていた部分が露わに。傷み具合を確認しながら、補強の方法をああだこうだと、予算ともにらめっこし進めていきます。
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補強工事前の補強を考え、どこまでどうを現場でああだこうだと。これが難儀で醍醐味なところ。ひとり悩んで行き詰まるより、みんなで行ったり来たりしながら前に進む。自分の意見を主張しながら、妥協する。最善の策を模索して。

左へカーブを曲がると光る海が見えてくる
僕は思う!この瞬間は続くと!いつまでも

今日もていねいに。byオオムラ

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