最近の散策
最近のことです。

街中にごろごろ転がる石たち

香川のイサム・ノグチ庭園美術館で、
エナジーヴォイドという彫刻を見てきました。

↑撮影禁止でしたので、ネットのものです。
庭園内に建てられた蔵の片隅に設置している巨大な石の彫刻
作品を設置してから、蔵を計画的に建てたようです。
しびれましたね。
黒く巨大で、生き物のように、
今にも動き出しそうなオーラを纏い、
薄暗い蔵の片隅で佇んでいる。
見に行って良かったです。

見てみたかった、あなぶきアリーナ
中心の緩いスロープを登りつつ、
どんどん屋根の高さの変化によって、低くググっと絞られていく空間。
瀬戸内海の美しい景色を凝縮させていくような、
大きな建物全体を使った、
この場所でしかできない仕掛けが気になっていました。

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端的に言うと、緩やかな床の勾配と低く軽い屋根がかかっているだけ。

景色が映画のワンシーンのように切り取られ、潮風が抜け、ヨットがゆらりと横切る。
シンプルながら、この場所でしか創れない劇的な演出で感動しました。

見たかった流店。
浮いてる。
庭園との一体化など、想像できるが、
構造的にどう成立してるのか、構造的な解説が欲しい、、

中心に小川が流れる。
これも庭園との一体化の仕掛けですね。
小さな垂れ壁(鴨居や小壁、吊り束)が、囲われ感の演出と同時に、
フィーレンディールとかラーメン架構的な小さな構造体としての役割もしていそうな気がします。
あとは、地面に建物を固定しない、現代で使われる免振構造ですかね。
重力や地震などの外力と正面から対峙するのではなく、
軽く、いなす。かのような市損と一体化した建物という印象でした。
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あと、突然ですが、
パキスタン製のキャメルランプをゲットしました。
なんと、ラクダの胃袋を使った照明で、
何とも言えない質感とカタチと光の拡散。。
照明を買う感覚ではなく、生き物を新たに家に招くような感じでした。

一見異彩を放つ様相ですが、
設置したら馴染みました。
今後も大切にしたいと思います。
現場ブログではない感じになりました。。
では。

byハヤカワ





















































