あたたかな空間

こんばんは、現場監督のショウタニです。

少し前になりますが、以前お引渡しさせていただいた中津・囲茶菓家MARのカフェに棚を追加させていただきました。

 

会社の加工場で24ミリのアピトン合板に掘り込みをして現場で壁から金物を持ち出して棚をつけました。外付けで金物が見えないすっきりした見た目となり、設計のカワモトさんが意図していた空間を実現できました。24ミリの厚さの中で19ミリほどの金物の掘り込みをするので薄皮が両面2.5ミリしか残らなずとても細かい加工となります。そのため端の部分で少し割れ目がはいってしまう部分がありましたが、店主のMAR様には喜んでいただくことができました。どこかのタイミングで必ず補修させていただきたいと考えています。

そしてまたMARさんのあたたかな飲み物と美味しいお菓子が食べたいです。

by ショウタニ

オーダーキッチンと冷蔵庫

キッチンを中心としたリフォームの計画中である「東大阪市T邸」ですが、

様々な要望からオーダーキッチンの「モーリショップ」のショールームで機器やデザインを確認しながら計画することになりました。

本命のガゲナウの加熱機器を見つつ、お値段を確認しながら「しますよね~」「しますね~」と苦笑いの会話を交えつつ、利点やお手入れ方法も説明してもらい、国産のガスコンロも一応確認するものの、火力やデザインに物足りなさがありました。お魚焼きグリルは使用するか等も確認の上で、お施主様の好みに合ったのがスウェーデン製ASKOの4連ガスコンロです

ガゲナウの加熱機器(鉄板、ガスコンロ、グリル)

ASKOガスコンロ

 

ガゲナウ加熱機器を3連使用よりお手頃で、シンプルかつ無骨でかっこいい。火力も強い!

今回は厨房のような広いキッチンの計画だからこそ設置できる幅120cmのガスコンロです。

そのため、標準仕様(90cm)でも存在感のあるレンジフードも幅120cm。

空間のポイントになるようにお施主様も思い切って、レンジフードは情熱の赤をチョイスいたしました。

人工大理石のカウンターに、落ち着いたオフホワイトの扉の面材。

マットな黒塗装の水栓など、どのようなキッチンになるか、とても楽しみです。

 

そしてキッチンの計画の際にいつも問題になる冷蔵庫奥行き問題。

国産の冷蔵庫の奥行きが大きいため、家具の適した奥行きよりも10cmほど出てきてしまいます。

モーリショップに置いてあったドイツ製「LIEBHERR(リープヘル)」の冷蔵庫は奥行きが押さえられ、デザインもかっこいい。ただ、とてもお高い。

一度は検討したもの、断念し、今後買い換えも考えたキッチン家具の計画に変更しました。

 

  

正面のデザインはリープヘルの方が断然高級感があり、かっこいいのですが、

AQUAのこちらの冷蔵庫も奥行きが抑えられ、使い勝手も良さそうで、現在買い換えの検討中。

国産家電は10年で買い換えるように品質・価格とも設定してあるようですが、海外では一生ものとして修理して使い続けるのだそうです。

私もこの考え方には納得で、日本製も長く使い続けるシンプルな性能、デザイン、修理対応等が充実するようになってほしいと思います。

 

とても楽しみなキッチンリフォームです。また、工事中や完成の様子も報告していきたいと思います。

 

sasaobyササオ

完成への道程

今週は冷え込むと噂されていましたが、意外とあたたかく、
もう春が近づいてきそうな気さえしています。
こんばんわ、タカノリです。

建築というのはいつも一筋縄ではいかず、
矢継ぎ早に現れてくる多種多様な事柄に立ち向かいながら完成へと一歩ずつ近づいていきます。
天候や、環境に右往左往することもしばしば。
木村工務店は、床材や、建具の枠周りなど、なるべく自然素材の無垢の木を使っていることもあり、
時に温度湿度に影響を受ける木の性質にも悩まされたり。
でもそれを乗り越えてお引渡し出来た時はやはり感動も一入。
ものづくりの喜びに静かに震える瞬間でもあります。

天王寺区G邸リフォーム工事があと一歩のところまできました。
工程の調整が難しかったり、お施主様には大変ご迷惑をお掛けしたところもありました。
壁のラワンと、幅広のオーク、そして私達がリフォームをする前から
この家を支えていた梁が隆々と浮いている様が魅力的です。
最後まで気を抜かず頑張りたいと思います。

リゲッタ生野本店改修工事も、いよいよ来週末にオープンが控えております。
カウンターが設置され、段々とお店らしくなってまいりました。
こちらも最後まで抜かりなく。引き続きよろしくお願いします。

建築はお引渡しを終えてからが本当のスタートでもあります。
ゆりかごから墓場までとは大袈裟ですが、末永くお付き合いが出来る建築が出来るよう、日々精進。

takanori

by タカノリ

“混在”する空間は、楽しいのだ

暖かくなったり、寒くなったりですね。

 

現在、会社から歩いて3分ぐらいの距離に

3階建て住宅1階部分の車庫/倉庫を

仕事場 兼 整骨院にするリフォーム工事を進めております。

↑大きな木のハコが作業場。その横の小さな通路が整骨院のアプローチ。

奥にある、隠れ家的整骨院を演出します。

ペンダント照明が、道路から整骨院に向かって連続していく予定です。

 

小路というマチは、大きなビルが少なく、低層で細く小さな住宅がひしめき合って、

生活感がミチにはみでるようなカタチで建ち並んでいてます。

僕がそんな風景で一番良いと思っているのが、”混在”しているということです。

 

何が混在しているかというと、

ニュータウンのような寝るだけの住宅が並んだ風景ではなく、

住宅兼喫茶店、小さな床屋さん、昔ながらの長屋、

油の跡がミチに残っている工場、何屋さんか分からないようなお店。。。

思ってもいない機能を持った空間に突然出会うので、

歩いていてとても楽しいです。

 

そんな風景の一部として参加できる今回のリフォーム工事。

施主さんが気持ちの良い空間で楽しみながら仕事を行い、

繁盛してくれたらうれしいです。

 

マチナミとしても、また一つ”混在”を創り出し、

歩いていて楽しい風景になっていけば良いですね。

 

では。

byハヤカワ

外構

現場監督のナンバです。

 

生野西・S邸新築工事の外構工事がほぼ終了しました。

 

 

生駒郡A邸リフォーム工事では耐力壁が続々と登場中

 

耐震工事の補助金申請もしている現場で

構造金物や、合板の釘ピッチなど、すべてを写真に収めてゆきます。

 

 

 

 

 

こちらはメンテナンスにて。

泉南市のおうちの屋根から海が見えたもの。

 

昔は海辺の街に住むのが夢でした。

 

 

淡々と。今日もていねいに。

 

namba

byナンバ

いい顔

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

 

↑写真はR生野本店改修工事の様子です。引き渡し間近というこうともあって現場はかなり賑やかになってきました。

↑去年から入社した大工の大西君が大活躍しています。

この工事のメインの平星大工のもとで修行中ですが、いい顔していますね。

 

引き渡しまで、あと少しですが気を引き締めていきましょう。

yamamotobyヤマモト

断熱工事

こんばんは。設計担当の田中です。

生駒市・H邸リフォーム工事が工程より遅れておりますが
大工さんが入ってからは、順調に進んでおります。
お施主様には、本当に申し訳なく思っているのと同時に
補助金等の申請もありますのでプレッシャーも感じております。

さて断熱工事ですが
施工方法及び使う商品は下地によって変わります。
特にリフォーム工事の場合、解体してみて初めて下地の構成が分かる場合も多いです。

こちらの現場では、床下地がツーバイフォーで桝格子のパネルになっており
どの様に、桝の中に断熱材を入れるのか悩みました。
通常は、床下地が根太なので根太間にボード系の断熱材を入れていますが
今回は、さすがに20センチ角の桝に、断熱材をカットして入れていくことも出来ませんので
現場監督(難波氏)からの施工提案もあり
ウレタンの吹付断熱で充填することになりました。
正直、このような下地は初経験でした。

天井断熱については、アクリアNEXTという断熱材を施工しています。
高性能タイプの14Kの商品です。

私事ですが、先日、48歳を無事クリア致しました。
思えば、木村工務店にも20年以上在籍しております。
正月に45歳離れた息子と共にインフルエンザになってしまったので
リベンジで城崎温泉に行ってきました。
何とか今年もがんばれそうです。

以上です。

tanaka

by.タナカ

床下

(三日月デザインオフィス )高石市・T邸改装工事では、年末ギリギリに(予定通り)キッチン・リビングと浴室の部分引き渡しが出来ました。
大工さん他、みなさんのおかげです。ありがとうございます。

さて、年が明けてトイレの改修、和室の床下に断熱材の充填が始まりました。

  

この奥に手伝いのナカちゃんが根太の間に断熱材を詰めてます。

ワダ大工が隙間にウレタンを吹き付けて、完了です。

tatsuta

byタツタ

大工工事から仕上げ工事へ

こんばんは、現場監督のショウタニです。

大阪市天王寺区・G邸リフォーム工事では内部大工工事のクライマックスをむかえ、応援にもきていただいて無事階段がかかり、仕上げ工事へと工程を進めることができました。

 

 

ハマモト大工が想像力をはたらかせて収納棚を作ってくれています。

もっと的確に施工図や言葉でどんな棚をどういう風に作ってほしいか指示できる監督になりたいと思います。

 

今週からは塗装工事が始まりました。

パテと養生をしっかりしてくれていて、美しい塗装仕上げの裏側では大変な手間がかかっていることを実感しました。

 

by ショウタニ

木組みの手加工

あけましておめでとうございます。
新年一発目のブログとなりました、タカノリです。
今年もよろしくお願いします。

年末年始は、友人と忘年会に明け暮れたあと、新年に入り妻の実家がある福島県へ行ったのですが、
毎年見渡す限り真っ白な銀世界だった会津盆地が、今年は雪が全くなく、なかなか驚きの光景でした。
寒すぎないのは嬉しくもありますが、雪がない東北も寂しいものがありますね。

さて、生野区では、靴メーカーのリゲッタ生野本店改修工事が着々と進んでおります。
木村工務店の加工場では、ヒラボシ大工とオオニシ大工が正面玄関となる木組みを、
一生懸命手刻みで加工していました。
7.5メーターある長い梁は追っかけ大栓継ぎ加工を。

 

そして先日、無事立ち上がりました。
いまは工場でのプレカットの技術も向上し、なかなか大工で手刻みをする現場は少なくなりましたが、
加工場で大工さんが木材を加工している音を聞くと、不思議とワクワクしてきます。
技術の継承という意味でも手加工は続けていきたいですね。

takanori

by タカノリ

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