日々

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↑ 山本左官のベテランの職人さんと若い職人さんがコンビを組んで、左官仕上げ壁の下地塗り作業をしていて、なんだかエエなぁ・・・とおもえて微笑んだ日。

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↑ 引き渡しの日、現場監督のトクモトくんと設計のタナカくんが、お施主さんからお礼を頂戴し、その時の皆の笑顔に、救われたような気分になれた日。

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↑ リフォーム工事中の現場で、キナミ大工が、今年は、暑すぎて、体の調子が調整できず、何日か休んでしまって、申し訳なかったです。あと残りの製作家具を頑張りますからっ!というコトバを交わしながらお互い笑顔になれた日。

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↑ 2階を撤去し、平屋にする減築工事に挑戦していて、おもいのほか大変であることを経験中で、大工さんに感謝する日々。

by シャチョウ

雄弁な沈黙

こんばんは、現場監督のオオムラです。
「沈黙」が雄弁に。映画化で何を語るのか。楽しみです。
僕の故郷が舞台の話。家の前の海。防風林としての松林。足元に点在する蒲鉾形の石。妻面には十字架の彫り物。あれがキリシタン墓碑だったと気づいたのは20年後。それが小説になってると気づいたのは10年後。その表現に魅せられて10年。2時間ちょっとを楽しみにするこの瞬間。幸せってコレですね、狐狸庵先生。
最近ブログおもんないぞと指摘され脱線してみましたが、練習がいるみたいです。もう辞めときます。現場の事と関係ないことは書かない方がいい、現場ブログは報道だ、そんなことを最近思うようになりました。知らんけど。
さて、
中央区・O邸リフォーム工事が着工しました。今回は短期決戦です。
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5階建ての4階・5階部分の改装です。5階は床貼り・4階は収納製作がメインの工事。
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床のカーペットを剥ぎ、材料の搬入から。これが一番の仕事でした。汗の量は計り知れません。階段で脚パンパン。ダイエットを決意しました。
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塗装下地の様子。
短期決戦は段取り次第。図面での検討が命取りです。やっと気づきました。遅いけど。

on the last day of the world
I would want to plant a tree
what for
not for the fruit

世界の最後の日に
ボクは木を植えたい
それは果実のためではない

今日もていねいに。byオオムラ

続・梁 / 俗・ご○○○

こんにちは。好きなアニメは「日常」であります。現場監督のナンバです。

 

小路東K家リフォーム工事では、内装工事も進んでいますが、

実は解体工事も少しずつ進んでおります。

 

元々2階建てだった家を平屋にするため、屋根や小屋組を上から順にバラしていくわけです。

そこで登場したこちらの梁。

 

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でかいです。ばんこでかいです。

丸太の反りを利用して、そのまま小屋梁として君臨しておりました。

 

 

でかいです。めっちゃ ばんこでかいです。

ばんこについてはこちらをご覧ください。

 

でも大工さんはこいつのことをばんことは呼びませんでした。。。

 

 

 

 

 

 

 

「ごろんぼ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごろんぼ?!

 

 

、、、、ごろんぼ。

 

まあごろっとしてますしね。。

調べると太鼓落としといって、サイドだけ墨を付けやすいように平らに加工してそれを太鼓梁というそうです。通称ごろんぼ。

 

同じ梁でも使う場所や形状によって呼び名が違うんです。

ごろんぼなんて、ネットで直接、太鼓梁のことです!なんて書いてませんもんね。

 

これも人知れず受け継がれていく、技術とゆうか、習わしとゆうか。文化ですね。歴史です。伝統です。

 

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チェーンブロックとゆう道具を使って下ろします。

人力では到底無理ですから、、

そしてチェーンソーで短くして更に下へ。

 

知恵の結集。技術の結集。

 

リフォーム物語はまだまだ続く。完

 

byナンバ

シン・コドモシツ

こんばんは現場監督のシノダです。 今週末まで新しい「家」の展示会が開催されているらしい。タイミングがあえば是非。。。(TOKYOですが…) IMG_6319さて只今、(林敬一建築設計事務所)による京都I邸子供室改造工事を進めております。本日はワダ大工とヒラボシ大工が合わせ鏡のように子供室の間のコミュニケーション窓?を填め込んでおりました。林さん曰く、設計趣旨のようなキーワードが「子供室が家の中にカポッとはまった感じやねん…」とS造の建物に子供室のブースが入れ子の様に収まる感じの改造工事です。既存の空間にラワン合板で構成された壁や天井や造付けの家具がまるで投げ込まれたかのような納まり。僕の子供のころに分け与えられた子供部屋とは全く違う、まさにあたらしげな子供室になりそうな予感に期待大です。

IMG_6315IMG_6317IMG_6330IMG_6325この工事も来週で完成! 二学期からは人生初のプライベート空間でたくさん勉強してね! では又又 byシノダ

・・・そして夏空

こんばんわ。
現場監督のトクモトです。
平野玲以建築設計事務所設計による池田・K邸工事は先日引渡を行いました。
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梅雨の晴れ間を狙って着工した工事は終盤には甲子園が似合う夏空へと変わっていました。皆さま暑い中お疲れ様でしたー!
byトクモト

好きなことはやらずにはいられない

こんばんは、現場監督のオオムラです。
東成区・NA邸リフォーム工事は、大工が大詰め。準決勝あたりです。
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2階の新しい階段吹き抜け上部に新しい窓を取付。左写真で2階右端。右写真で左側窓。どちらもわかりにくいですが、これが有効に働き、イッポンてかんじです。
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階段が明るくなりました。無駄に上り下りしたくなります・・・
暑さに負けそうですが、最後まであきらめないで、チーム力を発揮したいと思います。

今日もていねいに。byオオムラ

関西間の間口1間半の長屋

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間口が約 3000mm の小路東・O邸リフォーム工事のお引き渡しがあって、いわゆる2間間口といわれる建物は、柱芯芯寸法で3640mmで、同じ2間でも関西間といわれる古い長屋は、柱芯芯寸法で3940mmほどあって、約30cmほど広い。関東間の1間半=2730mmで、関西間の1間半は2955mmになり、この住宅は関西間の1間半の長屋で、約20cm広い間口に収納の余裕が生まれて、中央にオープンキッチンとテーブルを持つリフォームになった。

もともとは、明治時代に、1間=6尺で、1尺=10/33m=0.3030・・・メートルと定義されたそうで、通常は1間=6尺=303mm×6=1818≒1820mmとするので、間口2間の家は2×1820=3640mmという寸法を使う。910モジュールと云われている。

織田信長は1間を6尺5寸、豊臣秀吉の太閤検地で1間を6尺3寸としたらしく、6尺3寸の畳の大きさが入る部屋を通常関西間と称していて、柱が120角の間口2間の家の柱芯芯寸法は、畳の6尺3寸=1909mm×2枚=3818mmの畳が入る柱間が必要となるので、柱の120mmをプラスして、3818mm+120mm=3938mm≒3940mmが柱芯芯の寸法となり、柱が120角なら3940÷4=985モジュールで、柱が105角なら3818+105=3923mmになり、それを4で割って980モジュールとなる。

そんなこんなで、関西間の住宅モジュールで造った方が、ちょっと余裕があるヒューマンスケールな住宅になるのだなぁ・・・と実感した間口1間半の長屋のお引き渡しでした。

by シャチョウ

書庫de雑木林

こんばんは現場監督のシノダです。 空気も蒸発しそうな盛夏の候に”ゆるめのサマーチューン”をみ・つ・け・た! まさかのあの名曲カバー!夏と云えば?それが正論?

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さて、七月の怒濤の引渡し4連発を終え次なる現場の段取りと奈良の春日山の近くで屋外書庫作製中です。 御施主さんの奥さんが大学の教授職を退職され大量にやってきた本の行場を確保する為、建築事務所をされているご主人の妻への愛情の?図面を元に木々生い茂る庭の一部にササキ&タバタ大工が手際良く躯体を建込み中です。 屋外に書庫?斬新な発想!本好きの私には興味深く、できあがりが楽しみです。 byシノダ

京都の家を訪ねました

こんばんは、設計営業担当の田中です。
本日、お引き渡しをして3年半ぶりに
京都市東山区でリフォームさせて頂いたお宅に
写真家の多田さんと写真撮影で、お伺いさせて頂きました。
ちょうどお引き渡しの頃、奥さんの出産時期と重なり
その後、なかなかタイミングが合わず、今頃の撮影となりました。

当時を振り返って
イケヤの収納や家具、サンワカンパニーの設備機器との
コラボレーションはこの物件から本格化したように思います。

打ち合わせを密に行ったというより
奥さんからのメールでプランやスケッチを送って頂き、
素直に反映していったら
いつのまにか設計ができあがったという印象があります。
紛れもなく、奥さんの設計と言えます。
センスが良かったので、何も迷うことがなかった様に思います。 

私自身、メール伝達が苦手ですので
このとき、非常に勉強になった記憶があります。
建築では、理系、文系、芸術系、現実系の4つの総合要素が重要で、
ここに感情系を入れないのがポイントの様だと思いました。

現場に入っても、
こだわり部分も多く、耐震改修や材木の補助金申請も重なり
本来なら大変なはずですが
非常にスムーズに進んだことが印象的です。
もちろん、現場の納まりは、難しいところもありましたが
そこは現場監督:得本氏がうまく納めてくれました。

そういう訳で、個人的な話ですが
建築のプロセス面で、すごく勉強になった物件なのです。

3年ぶりにして、お施主さんの生活ぶりを見て
いい物件をさせて頂いたと、改めて想い直した一日でした。
ありがとうございました!

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古い木造家屋をかわいらしくリフォームしました。
非常にセンス良く暮らされていました!

BY タナカ

輝ける闇

おはようございます。現場監督のオオムラです。
新今里SI邸リフォーム工事は、長い構造補強を経て、やっと仕上作業中です。
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各業者さんが入ったり、出たり。
これから設備関係の器具付け作業になります。
残る工期もあとわずか。暗闇から手を伸ばせ!

今日もていねいに。byオオムラ

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