のうとぉれい

こんにちはこんばんは現場監督のシノダです。

本日、暦の上で入梅となりいよいよ梅雨の季節になりましたね。

入梅と云えば田植えの季節なんでしょうが先日、法事での帰省中の車窓で田植えを終えた水田がキラキラと輝くのをぼんやりと眺めながら昨今のお米の価格高騰事象が切迫するなか ”あ~あありがたや~” と脳内合掌(飢饉でもないのにね

この飽食の時代に米米クライシスとは米食という従来日本人の当然・必然行為を再考することになるとはよもや…

 

さて先週、弊社まちのえんがわのロゴをデザインされた(又聞き)ヤマザキさんの事務所隣の一室の改装工事を実施しました。

本町のクラッシックな建物の小部屋を小上りオン畳のミニマル空間へと改修する計画を矢部達也建築設計事務所さんから賜りました。

昼の喧噪且つ夜の静寂な街故にある種の孤独的快適さが介在する空間、これは中毒性アリかもと…

【クロゼット&小机付のミニマルな個室へと】

【年期のはいった小粋なエントランス】

改めて畳のある空間が少なくなっている昨今、畳屋さんも国内でのい草農家が減少していることを切々と危惧されており減反政策との関係性は当たらずと雖も遠からずなのではないのかもかもなどと。

ダイバーシティな時代が向かう先に悠久の時から続く和様が淘汰されるのかどうか…

懐古主義気味な小生にはそれは是非かがどうにもわからない…

  

【Y字路聖地巡礼の1枚】

 

今宵はこの辺りで 

ではでは又又

byシノダ

基礎工事完了

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

前回ブログと同様に写真は京都・Project H工事の様子です。

現場では基礎工事が完了しました。

↑完成した基礎の全景です配置も整い、次の工程である埋設設備配管に向けた準備を進めています。

↑晴天にも恵まれ、工程はおおむね予定通りに進行。

工場内での古材の仮組みの様子です。柱や梁や丸太を一本ずつ番付を取りながら加工し建て方に備えています。木工事では職人さんの技術と知恵が求められる工程が続きます。

引き続き、細部まで妥協せず、丁寧に進めてまいります。

byヤマモト

まだまだ古材

工事部トミマスです。

ちょっと涼しかったのに今日から気温が高く来週からは梅雨入りでしょうか。

加工場ではまだまだ(京都・Project H工事)の古材の仮組み、加工を行っています。

前からドンドン材料が増えていっているようにも見えます。

でも他にも加工済みや加工待ちの材料が新材、古材が入り交じり屋外駐車場や、協力会社の岡房商店の倉庫に山積みです。

現場は基礎工事も順調に進んで来月の組み立てを待っているようですが、建て方も何ブロックかに分けての作業になるようでなかなか一筋縄では行かないかも・・・

そして、行ってきました万博・・・

でもいまだに大阪で万博といえば太陽の塔、その裏側の黒い太陽ならぬミャクミャクの裏側のしっぽ。

こんなんやったんやぁ~。

tomimasu

byトミマス

協働

こんにちは、専務です。

 昨日、大阪府建築士会発行の業界紙『建築人』の年間掲載作品から選出される 建築人賞 で、弊社が施工を担当した 「クセのあるスタジオ」(設計:Kvalito/施主:マクセル株式会社)が佳作に選出され、その授賞式に参加して参りました。

こちらの賞は建築の設計者だけではなく、施主、施工者も賞の対象となっており、建築の機能性、デザイン性、社会性はもちろんのことながら施主・設計・施工の3者による協働関係も評価していただけるのは大変ありがたい限りです。確かに、そのどれが欠けても建築というものは完成しないことは事実で、これからも良い関係で仕事していけるように努めたいと思います。

 授賞式の後は万博総合プロデューサーである建築家の藤本壮介さんによる講演会。1時間程のお話は前段は近作について、そして後半はもちろん万博について。リングの中に多様性を内包させるDiversityとUnityの合わせたコンセプトの説明はとてもわかり易く明解で、機会があればぜひ聞いてみてください。
 たまたま万博本開催前の4月、テストラン初日の夜にも藤本さんの講演会を聞く機会があり、その時は万博のプロデューサー就任前の初期案から正円のリングまでの案の変遷や開催までの流れを詳しくご説明頂きました。超が付くほどの社会的重圧や責任感を背負いながら開催までたどり着き、ある種のハイ状態ですと御本人も仰っていて、最後に「僕のことを嫌いになっても、万博には行ってください」という冗談は本当に印象的で笑いながらも、もの凄い死線を越えてきたんだろうなと軽く震えました。

 万博には生野区からの展示のお手伝いや、家族でも訪れたり、でなんだかんだ四回行っています。どちらかというと事前予約ベタで当日に少しは頑張ろうとするのですが、子どもと行くとそれよりも各国のスタンプラリーに一生懸命になってしまい、気がつけば走り回って120個程スタンプを集めておりました。シグネチャーやイタリア館など有名どころはまだまだ全然訪れていないですが、河瀬直美館の奈良から移築してきた校舎の古いアルミサッシの向こうに見える万博会場の光景のアンバランスさに笑ったり、バーレーン館が日本的な105角の規格材での構成や太鼓張り障子の様な表現が面白かったり、

坂茂さんのドームの中に水玉が流れるの、これ一生見れるな、、、と思ったり、それなりに楽しんでおります。

 建築も見どころは一杯ですが、昨日の懇親会でもどなたかが言っていたのですが藤本壮介さんがSNS等の疾風怒濤の批判を乗り越えてやってきたにも関わらず、万博の公式パンフレットには各パビリオンの建築家のクレジットがある訳ではないし、そう考えると万博にとって建築は主役の様で主役でなく、やっぱり世界中から人が集まり、色んな文化をちょい齧り出来ることや、藤本さんも最後はリングから見上げる空の方が大事だと考えたと仰ってましたが、そこから見える夕日や景色なんかが感動を呼んだり面白かったりする訳で、其の為の装置として建築は在るんだなと思いました。

takanori

byタカノリ

百百 万力

こんにちはこんばんは現場監督のシノダです。

本日は小満ですね、そこはかとなく夏らしさが感じられ愈々梅雨の足音も遠くの方で聞くともなしに。

ともなれば衣替えしないとな~のところに最近気になる履物に出会っちゃいまして揺らいで居る次第….

あとラクトバチルス・オヴェルデュスを保有した齢千年のオリーブと空を掴むバケツが気になります。

さて浅学非才な私といえば修練の身ながら頗る複雑怪奇な案件の見積業務に奔走する日々にて闇夜を彷徨っております。

 

本日、(水野純也建築設計事務所)箕面の家新築工事では外壁の左官下地となる木摺り板(バラ板)貼りを実施しました。

今回は軒裏も左官仕上げの為、全面を木コーティングすることとなり亜類い稀な様相と相成りました。(私感に拠る

週明けより頼もしいばかりの助っ人ノブヤマ大工の参画により、あれよあれよいう間に木肌の下地へと体を成していきます。

やはり本件の棟梁タバタ大工とノブヤマ大工とのツーカー具合と云えばバッチグーなのでありんす。(これも私感…

 

【頼もしい男達の後ろ姿の図】

 

勇気百倍、百人力な三日間で左官下地をほぼ終え、次なる左官仕上げの工程へと…

個人的にオール塗り塗りな外装の仕上がりと屋根の存在感との対比が愉しみです。

よーしこーなったら内部の段取り頑張るぞ~(つうか…そうしかないな…

 

 

最後に大惨事な一枚

 【街中で熊に襲われる人】

 

今宵はこの辺りで 

ではでは又又

byシノダ

基礎工事

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

前回ブログと同様に写真は京都・Project H工事の様子です。

古材の採寸が無事に終わり、いよいよ現場では基礎工事がスタートしました。

↑職人さんが丁寧に地盤を掘削中。地中の状態も確認しながら慎重に進めています。

↑基礎の正確な位置を出すため、捨てコン上に線を引いていきます。

現在は、
・掘削
・捨てコンクリート
・墨出し
・配筋(鉄筋の組み立て)
と、順調に工程が進んでいます。

今回は既存の構造との取り合いもあるため、精度の高い墨出しと丁寧な配筋がポイントです。
古材の風合いを活かしつつ、新しい構造とどうなじませていくか、今後の展開も楽しみです!

引き続き、安全第一で進めていきますので、どうぞご期待ください!

yamamoto

byヤマモト

引き続き

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

前回とブログと同様に写真は京都・Project H工事の様子です。

今回は前回と同じ古材ではなく、別の建物の古材を仮組していきます。

↑仮筋交いなどを用いて、実際に建築されていた当時の状態を再現するように慎重に組んでいきます。

↑一度大まかに仮組みを行った後、水平方向・垂直方向のズレを再確認し、調整を行います。古材特有の反りやねじれ、長年の使用による経年変化が大きく影響しますが、可能な限り元の状態に近づけるよう調整していきます

↑水平・垂直がしっかり出た段階で、写真のように大きな板(ベニヤ等)を使って図面を描いていきます。この「実寸図」を元に、各材の位置関係や寸法を確認しながら、構造全体の把握を行います。

この作業を何度も繰り返すことで、古材が当時どのように組まれていたかを読み取り、軸組図を完成させていきます。
時間も手間もかかりますが、古材が持つ歴史や職人の意図を感じながら、一つひとつの工程を丁寧に進めていくのは非常に興味深い作業です。

yamamoto

byヤマモト

刻み加工

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

写真は京都・Project H工事の様子です。

新しい材と古材が組み合っています。各部分古材の状態を見ながら、断面欠損が最小になるように打合せを重ねて仕口の形状を選定しました。

↑梁の継手加工をしている様子です。

長年使われてきた梁は、やはり反りや傷みがあるので加工も一筋縄ではいきません。でも、そこを大工さんが手刻みでしっかり調整し、新しい材とうまく組み合わせていきます。まさに職人技の見せどころ!

古材の仮組をすべて終えると、次は基礎工事が待ってます。それまでご安全に工事進めたいと思います。

yamamoto

byヤマモト

着工

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

写真は新しく始まった京都・Project H工事の様子です。

↑地鎮祭、やり方を終え、会社の加工場では古材の仮組、加工をしています。

↑古材は経年変化による材の反りや、欠損も多くみられるため1つ1つ確認しながら慎重に組み上げていきます。スペースが限られていますので、今回は全体の1/4程度まで組みます。

↑大工工事はヒラボシ大工とフミノ大工が担当します。経験豊富な二人ですが、今回のような古材と新材が混在した新築の建物には少し苦戦中です。

始まったばかりですが、無事竣工できるように奮闘していきたいと思います。

yamamoto

byヤマモト

それぞれ

こんばんは現場監督のシノダです。

一昨日に立春を迎え暦の上では春なのに、本日は粉雪舞うとても寒い日でしたね。

「さむさのそこさむさのそこ」と唱えながらチベタン体操をしてなんとかやっております。

でも雪はなぜだか好きな気がします。

 

【配筋の納め方と手順を検討している図】

 

さてさて去年、完工した擁壁工事からの(水野純也建築設計事務所)箕面の家新築工事が先週より着工しております。

本日は設計事務所さんによる基礎配筋の検査がありました。

 

【配筋検査に拠る是正箇所確認と是正作業状況】

 

構造図書を元に施工状況を確認して頂き、検討して直ちに是正作業を実施しました。

鉄筋コンクリートの品質を確保するには配筋の塩梅はとても重要ですが配筋要領に拠る、複数の規定が雁字搦めの体をなしております。

施工をする側の見解としては物理的に難あり的な納まりが多々ありますが設計側には理想の配筋が勿論ありそこには絶妙な鬩ぎ合いが存在しておるのです。

現場を管理する上で監理者とのそこの協議がカントクの技量を求められるところ(苦しい…どっちの言い分もワカル…

と云いつつ此処を乗り越え折中してよき建物へとまた一歩づつ、踏ん張れ!(なんて

温かくなる頃には上棟ですかね、上物がそりたつの愉しみです。

 

【猫好きのための猫寺?】

 

今宵はこの辺りで

ごきげんよう 

by節分で年々食べるまめの数に戦くシノダ

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