無垢の木

こんにちわ。タカノリです。
すっかり寒さも感じる様になってまいりました。秋は連休が多いせいか、あっという間に時間が経っていくように感じます。ぼやぼやしているとすぐに年末が来てしまいそうで、気を引き締めないと、、と思う今日この頃です。

さて、木村工務店ではステンレス天板に合板や集成材を下部収納にしたキッチンや、モールテックス塗りのキッチンなど様々な製作キッチンを作っていますが、今回は、厚み60mm幅750mmの無垢のカエデ材を天板に使用したキッチンに挑戦いたしました。

無垢材の一枚ものを加工するときはやはり独特に緊張します。
いや、まぁ僕はここで切ってくださいと言いながら掃除機を握りしめて見ていることしか出来ないので、本当に大変なのは間違いなく大工さんなのですが。
成形された規格品の合板や集成材と違い、失敗すると替えが効かない上に、反りや形のいびつさと格闘しながら加工寸法を決めていきます。
以前K家リフォーム工事ではスプルースの一枚もののダイニングテーブルを製作しました。

こちらは幅1000厚み80あるかなり大きい無垢板だったのですが板の反りもかなりあったので、大工や監督、材木屋さんまで寄ってたかって、あーでもないこーでもないと言いながら製作いたしました。

さて、今回はキッチン(シンク側)ですので、大事なのはシンクの入る穴の切り抜きです。

天板の上に養生テープを貼り、墨を出し、シンクの場所と排水の関係等に問題がないか何度か確認したら、電動丸ノコで切り出していきます。
僕は握りしめた掃除機を差し出しています。
角を残して切った後、最後はノコギリを使って手で。

真剣なハマモト大工

無事シンクの穴を開けることが出来ました。
あとは器具を取り付けて完成です。
出来ましたらまた報告させて頂きたいと思います。

takanori

byタカノリ

地鎮祭

台風21号の被害の対応でまだバタバタしておりますが、先日京都府木津川市で地鎮祭に参列してまいりました。
日程はかなり前から決まっていましたが、前日まで台風24号の動きが気になる上、連休明けとなっていましたので心配していましたが風は少々強かったのですがなんとかいい天気の中で執り行うことができました。

当社では地鎮祭を行うに当たり自社でのテント設営から紅白幕いす机の用意、敷地には四方に竹をたててしめ縄を張ってと準備をしますが、今回の祭事を納めていただきました神主さんから最近はなかなか自社で準備されるところが少ないですし、式典もスムーズに進められてやりやすかったですとおっしゃっていただきました。

やはり、建築は昔から人の暮らしや季節、天候、そして神事に深く関わってますのでこれからも大事にしていきたいものです。


tomimasu

by.トミマス

密集地の境界ライン

こんばんは、設計担当の田中です。
先日、住之江区の現場の現地調査に伺いました
この現場の裏は路地になっていて、下水が通っています。
特に境界を示すポイントはありませんが、マンホールの芯(下水道の中心)
を境界の真中と認識するのが一般的です。
また、隣家との境界には、ブロックがありました。
ブロックの天端には、中心線が、けがかれています。

大阪市内の密集した住宅地では、特に明確な境界ポイントがないため
何となく想像し、探りながら敷地を確定していきます。
私の住んでいる都島区もそうですが、込み入っていて、どこが隣地境界か
分からない敷地が多々あります。
自分なりに根拠を見つけて、境界ラインを見つけていくのは
結構面白いです。
敷地境界の確定は、設計のスタートとして重要な仕事です。


tanaka

by タナカ

とちがみさま

現場監督ナンバです。

先日、次なる新築工事、八幡市・N邸新築工事の地鎮祭を執り行いました。えいっ。

この土地に建物つくらせて頂きますので宜しくお願いします。と。

神事はいつも背筋が伸びるといいますか、なんといいますか。

とちがみさま。お施主様。みなさま。宜しくおねがいします。

namba

byナンバ

チェービーだったのね

こんばんは現場監督のシノダです。
まずは台風の影響もありその他の案件でもお待たせしてしまっている
御施主様には恐縮至極に存じますが一日も早くの対応をと努めております、
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。(個人的に…

さて台風も然る事乍ら長雨に悩まされつつも(堀賢太建築設計事務所)芦屋市・E邸新築工事はなんとか外壁の掻き落しに到達しました。

まさに掻き落している図
皆でカリカリ刮ぐ図

足場を撤去(払い)までもう一息!
これから必死のパッチで外構工事へと!

休日久しぶりの建物探訪へと堺のヴォーリーズ作の個人住宅に遊びに行ってきました。築85年の木造建築でなんと賃貸物件です、興味のある方は是非!
ヴォーリズ建築に住める。

今年は災害の当たり年なのかな
歴史の授業とかなんとなく思い出してみると災害とか飢饉とか天災にも負けずにご先祖さん達は頑張ってきたんだよねってなんとなく思った。
明日も頑張ろー

shinoda

byシノダ


台風の爪痕

こんばんは、設計と営業担当の田中です。

今回の台風体験は、皆様と同じく、
私も、木村工務店で働いてきて、初めての経験です。
2週間が経過した、今日も、何軒かの復旧工事の依頼を受けました。
こつこつ積み上げてきた仕事の段取りがすべて吹き飛んだ感じです。
また、一から仕切り直して進めていかなければいけないことがショックで
未だ愕然としています。
対応の中で一番困っているのが、業者さんの目途が全くたっていないこと。
お施主さんにはっきりした工期の返答ができないことです。
既に、現場を納める、監督さんや職人さんの数が減少し苦しい運営を強いられている状況でしたので、今回の被害により、更に、見通しがたちにくくなりました。
工場だと生産能力がある程度見えるので、回答もできるかと思いますが
工務店は多くの業者(職人)による現場のもの造りなので全容把握が難しく
答えようがないのが今の状況です。
シンプルな仕事である分、人、モノ、金次第でグッと前進するのでしょうが、これは、経営的な問題なので私には何とも分かりません。

ただ、今回のことで、少し良かったのが、しばらく連絡を取っていなかった
お客さんと、災害を機会に再びお会いできたことがあります。
語弊がありかもしれませんが、少し、スッキリした部分もあります。

できる限り、早めに対応していこうと思いますので
どうぞ、よろしくお願い致します。

tanaka


by タナカ

・・・

台風から10日ほど過ぎましたが、台風対応(被害確認・養生等)7割、通常業務3割と現場、職人さんに迷惑かけ続けた日々でした。

昨日で自分の担当分はほぼ一通り回ってきて、来週から通常業務をこなしつつ順次被害復旧の見積作業をしていきますので、しばらくお待ちください。

tatsuta

byタツタ

ヤモリ

こんにちは。現場監督のナンバです。

先日の台風一過から1週間と少しが経ち、直後よりは街の風景も日常に戻ってきたかな?と思いますが、まだまだ問題があちらこちらに転がっていると思います。

この1週間で会社に届いた台風被害のお電話は100件以上。

普段会社に居る設計部も含めフル稼働で対応に奔走していますが、対応しきれていない件が少なからずございます。申し訳ありませんが、もう少々お待ちください。

天災とゆうのは予測できないもので、大阪での台風は普段くるくる言うても逸れるとゆうのが定番でしたが、今回は「こんな規模のん生まれて初めてや!」の声を沢山聞きました。これからも何が起こるか分かりません。

怒涛の如くこの1週間を駆け抜けていて思ったのは、やはり家も定期的なメンテナンスが必要だな。とゆうこと。

普段からメンテナンスしていれば、もっとダメージも少なくて済んだのに、、、とちらほら思うことも。

ヤモリは漢字で【家守り】と書いて、害虫をやっつけてくれて人間には無害。と謳われておりますが、工務店こそ家を守る仕事だよな。と、

人間は病院にいくのに、なぜ建築は診てもらわないのか。みたいなこともよく言われますが、正しくその通りだな。と強く感じました。

心の片隅に、ちらっとそんなことを留めて頂けたら。

さて、ヤモリ業がんばります。

(台風対応に追われ通常の現場写真が1枚もないので次回から通常運転でひとつお願い申し上げます。)

namba

byナンバ

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