解体後の地鎮祭

先日、大阪府交野市で地鎮祭に参列してきました。

新築工事の着工はまだ少し先なのですが、お施主さんの都合で先に既存の住宅を解体して地鎮祭まで済ませてしまうことになりました。

設計事務所さんの物件ですので式次第の中に草刈り初めといわれる儀式があります。
祭壇の横に盛り砂と言いますが、砂で小山を造りお施主さんが鋤(すき)というスコップのような物で山を崩し、鎮め物を埋めて施工者が鍬(くわ)で砂をかけるのですが、その前に草刈り初めという儀式で砂山にさした草を鎌(かま)で刈るしぐさをするのです。

本当は、現場の敷地に生えている草を使うのがいいのですが最近はなかなか草を生えっぱなしにしておく敷地も少なく、今回のように建物の解体直後でしたらなおさら何も無い更地の状態ですので、いつもは敷地に建てる笹竹の葉っぱを利用します。

今回もそのつもりで笹の枝を用意したのですが、神主さんが、「出来れば地に生えるものがよいでしょう、何とかします。」とどこからか一本の雑草を持ってこられました。
やっぱり何か、しっくりといい感じです。

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式の方も丁寧に粛々と進めてくださり、最後にお施主さんに自らの手でお酒とお米で敷地をきよめていただくようにお願いして、その後ろで横笛を吹いてくださいました。
晴れた秋空に音色が響き渡り、おかげで気持ちの良い地鎮祭を締めくくることができました。
ありがとうございました。

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byトミマス

石は石屋

こんばんは現場監督のシノダです。最近生駒づいていて先日とある集いで出会った人に現場の近くにあるパワースポット?を教えてもらった。その名も「石切夢観音」。ゆるめの観音様が鎮座されているそうで今度参拝してみようかなと思っております。IMG_7264

さて、前々回のブログで少しだけ記載したもうひとつの生駒山の現場(石川友博建築設計事務所)石切・K邸新築工事でまさに石切と云われる由縁の生駒石と奮闘しておりました。基礎工事に着手し重機で土を掘削し始めると「ゴリっ!?」 「ん?」 そこからはでるはでるはの岩石祭り。その数と大きさたるや基礎屋さんにも全くもって手も足もでません… 諸先輩に相談して石屋さんに依頼することに。

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通常コンクリート塊は斫りと云われる作業で徐々に破砕していきますが石はそうはいきません。石屋さんの作業手順はこうです。まず石と対話するかの様に石目(職人さんは傷と言っていました。)を見つけます。次にその目に沿ってドリルで穴を空けくさびを順繰りに打ち込んでいきます。(ただひたすらに!)そして待つ!暫くして又打つ!!すると石御自ら「ピキッ!ピキピキッキッ!!ドーーン」と割れるのでした。このようにして細切れ(といってもウンt級)にして搬出しました。

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職方さんの話しでは「昔はこうして出てきた石を利用して石垣にし斜面の土地を平坦にして家を建てていたんだよ」と教えてくれました。そうやって周りを見渡すとそこかしこにあります!石垣が!正真正銘の地産地消!理にかなった先人の詮術。また御施主さんの話しでは「やっぱりここも石出たんや!」ってご近所の方に言われたそうで… 恐るべし石切!と痛感。 ここから気持ちを改めて工事の段取り頑張ます! byシノダ

建方

こんばんわ。現場監督のトクモトです。
朝晩の寒さのせいで風邪気味です。この時期の現場仕事は少しつらいです。

さて、山路哲生建築設計事務所設計による箕面N邸新築工事が先日上棟しました。
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基礎工事
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ここまで来るのに本当に長く、棟が上がった時にはなんとも言えない気持ちになりました。色々な方々にご心配とご迷惑をお掛けした事、改めて陳謝致します。
これからは現場での大工工事がメイン。刻み加工も難しい中、何度も図面の確認や寸法出し等を手伝って頂いたオキ大工、これからもよろしくお願い致します。
byトクモト

「お前はもう、死んでいる」by阪神ターマイトラボ

こんばんは。すっかり涼しくなりましたね。
青森の実家から送られてくるりんごの消費に疲れてきた、設計のササオです。

岩木山と八甲田山では初冠雪が確認されたというのに、現場に行くと蚊に刺されるという、同じ島国とは思えない環境の違いに驚きます。
蚊もしぶとく元気ですが、それよりも元気に活動中の白アリさんに頭を悩まされております。

東大阪市・T邸リフォーム工事の現場ですが、在来の浴室を解体してみると、
湿気とシロアリさんの被害で、下地もほぼない状態。
大工さんも入り、急きょ工事内容を変更いたしました。

シロアリ駆除1シロアリ駆除2
構造補強の前に、阪神ターマイトラボの水谷さんによるシロアリ駆除を行いました。
アジェンタのマイクロカプセルを解体箇所に散布。
知らずに通ったシロアリさんが、体にこの薬剤を付けて巣に持ち帰り、
体を舐め合う習性のため、薬剤を仲間が体内に取り込み、2日後に亡くなるっという流れだそうです。
薬剤散布した場所を通った時点ではとても元気なのですが、水谷さん曰く、
「お前はもう死んでいる」状態。
土台を施工したら、再度薬剤を散布してもらいます。

ちなみに、シロアリさんはゴキブリさんの仲間なので、シロアリ駆除により、ゴキブリさんもいなくなるそうです。
また、基本的にゴキブリさんは人前には出ないそうで、フラフラと現れる者はボケているため、駆除しても意味ないのだそう。

もう、どちらにも出会いたくないです。できれば蚊にも。
byササオ

かたち

石川友博設計事務所による西宮・K邸新築工事です。

 

少しずつ形が見えてきました

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こんな天窓があったり・・・

 

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こんなFIX窓があったり・・・

 

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こんな棚があったり・・・

 

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タニオカ棟梁の技が光ります・・・

現場もいつも綺麗にしていただきありがとうございます

 

byモリタ

電車の見えるマンション

こんばんは、設計担当の田中です。
尼崎市・Hマンション新築工事についてアップ致します。
すいませんが、カテゴリー登録お願い致します。
私もあまり経験がないのですが、3階建てのファミリー向け賃貸マンション
を施工中です。
年内竣工に向けて、順調に進んでおります。

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床下地、天井下地が終わりました
墨付けをして間仕切りを建てていきます。
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階段周りの梁、耐火被覆が終了しております。
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ユニットバスを設置しました。出窓が奥行き400有ります。
手前が洗面脱衣室です。配管の問題から1段上がります。

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玄関ポスト及び、電気制御盤が取り付きました。
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只今、外装ペンキ下地施工中。
今月末には、足場を取ります。
1階正面外壁のみ、タイルを貼るので、左官下地をしています。
アプローチ庇も完成しています。

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上棟時の写真
電車の見えるマンションとは、こんなビューです。
鉄道ファンのお施主さんの息子さんには、たまらない眺めなのです。

なかなか、いい感じになると思うのですが。

BY タナカ

解体着工

こんばんわ。設計のカワモトです。先日、神戸市・M邸リフォーム工事が解体着工しました。
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↑リフォーム工事の解体初日は現場に立ち会って、現場監督、お施主様と必要な部分と解体撤去する部分を最終確認します。電気、水道工事では器具の取り外しなどを行います。
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↑解体が終わると大工さんが入り天井の下地を行っていきます。年末までに完成・お引き渡しの予定です。最後まで気を引き締めて頑張りたいです。
又、
秋の社員旅行で日帰り広島観光に行きました。
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厳島神社、広島西消防署、世界平和記念聖堂、おりづるタワー、最後はお好み焼きを食べ日帰りでバタバタしましたが広島を満喫できました。
byカワモト

らいねんこそは

阿倍野区・HA邸新築工事内・外部とも順調に進んでいます。
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内部は、大工のワンちゃんがボード貼りの応援に来てくれてます。
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このまま順調にいくよう段取り頑張ります。

さて、この時期毎年恒例の生野まつりの舞台の設営をしてきました。
手伝いのマッちゃんたちも勝手が分かってるので問題なく完了!IMG_0092IMG_0093
毎年、設営だけでなく生野まつりに行こう行こうと思いながら一度も
いけておりませんが来年こそは行ってみようと思っております。byタツタ

日進月歩

徐々に寒さが顔を出し始めた今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

まだまだ冬には遠い感じがしますが、

季節の変わり目は突然寒くなったりするので本当に着る服に困ります。

風邪などひかない様に気をつけたいところです。

 

さて、京都Y邸リフォーム工事が日々進んでおります。

2階の床が解体され、梁と柱だけとなった家に、まずは構造補強です。

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既存の構造は梁と梁のピッチが大きく不安要素が多かった為、

写真左の梁の間に構成されていた小梁を撤去し、

写真右の様に910mmピッチで大きな梁を新たにいれていきます。

最後に梁の上に構造用合板を貼り、十分な床剛性を担保します。

耐震を考えた補強工事はやはり昨今ではリフォームする上で、

外すことの出来ない必須項目ですね。

床が終われば次は壁を補強。見えないところが大事。

冬真っ只中の完成に向けて歩みを進めている次第です。

 

一方、K家リフォーム工事では上下棟式という一風変わった行事がありました。

2階建てを一階に減築することが今回の大きなコンセプトの一つですが、

その為に2階の棟を降ろし、新たに棟を上げることになり、

かつて上げられた幣束が出てきたこともあって

新たに日付を追記し、再び上げる準備をした。という訳です。

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こちらも先の見えない完成に向けて、徐々に進んでおる次第です。

 

by タカノリ

ハレと晴れ

こんばんは現場監督のシノダです。 ここ数日、蚊によく刺されます…暖かくなると不意にやって来て寒くなるとどこにおるんやろ?IMG_7054

さて生駒市・M邸新築工事では秋晴れの中、建方作業をおこないました。 建築工事の中でも棟を上げるときの現場の空気はピリッとしていて大工もワンランク男前になります。 僕の中で「建方の日はお祭りの日と同義」と思っていて…ちょっとした非日常の日、つまり「ハレの日」と思うのです。

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そんなハレの日、ササキ大工を中心とした大工さん達は獅子奮迅に棟を上げてしまいました。当日までさまざまな準備をして迎えるその日は何度経験してもドキドキする1日で、棟が上がった瞬間の爽快感はなにものにも換えられません。皆さん建築現場って面白いですよ。ワッショイ!! では又又 byシノダ

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