屋上デッキの夜景

こんばんは、設計担当の田中です。

前回お伝えしました、東大阪市の新社屋改修工事、屋上デッキが出来上がりました。
本日は遅くまでかかったので夜景でのご案内です。



ウッドデッキと人工芝がうまく調和しました。

そういえば、先日、この現場から、たまたま、生駒さんから昇る
中秋の名月を拝むことができました。



まるで、お日さんが昇るかの様に、お月さんが昇っていく姿を
私は、生まれて初めて見ました!感動的でした!!

この屋上テラスは、四方開放的で、非常に良い場が生まれたと思います。
ここで、社員の方々が、楽しんで頂けますと嬉しいです。

長らく、色々とありがとうございました!

 

tanaka

by.タナカ

能登半島周回旅行

こんにちは。ハヤカワです。

 

定期的に関東、関西から集まっている大学の友人たちと

旅行に行ってきました。

おそらく今回は、ざっくりとこんな感じのルートだったはず。

 

富山現地集合で、グルっと能登半島を回る旅ですが、

毎度、❝質より量❞な旅行で、

一つの場所に長時間留まらず、

目的地到着→ぱっと見てさっと次の目的地へ移動を繰り返す感じです。

一つ一つは紹介できないのですが、いくつか。

 

七尾市にある室木家住宅

一か所突然現れる曲線のふすま。

カチカチの水平垂直の構成に緩いカーブは、

もはやアートですね。

 

特に美しいなと思った空間は、お手伝いさんたちの部屋だったところです。

長年囲炉裏で燻されて、黒く沈む空間。

奥行が消失していて不明で、どこまでも続いていくかのような天井。

窓際に並べられた食器や古道具が美しいシルエットとして浮かび上がり、

なにか切り絵の中に入ったかのような気になりました。

 

上部のモダンな照明は、不思議な赤色でした。

なぜ赤色なのか、管理している方聞いてみたら、

なんと長年燻されていつの間にか赤色に変わったとのこと。

すごいですね。

赤がすごく似合うなと思ったら、赤く変色したとは。

似合わないはずがないですよね。

 

移動しまして、能登半島の端っこの方にある、垂水の滝。

ちょうど太陽が岩肌の背後に回っていて、

影が覆いかぶさる、迫力ある景色でした。

もはや滝がかわいらしいです。

 

白米千枚田。

刈られている場所もありましたが、

稲刈りギリギリのタイミングで、海風でなびく稲穂が見れました。

 

砺波の散居村。

土砂降りでしたが、一か八かで展望台へ。

展望台に無事着いたときに見事美しく晴れました。

こういうときは大体晴れますね。

 

 

見たかった、内藤廣氏の富山県美術館。

ピロティがあって、白くて、ガラスを多用して、

屋上庭園まである。

あえて近代建築の5原則ど真ん中をやって見せている気がしてならないなと思っていました。

 

いつもと色彩やボリューム感など違っていて、

こんなのもできるんだぜ的な、、、

勝手な想像ですが、、、

 

屋上は、タイミング的に暑くて死にそうでしたが、

子供たちはフワフワ浮いていました。

それを優しく眺める警備員さん。

 

遠くからも子どもたちがフワフワ飛んでいる姿がちらっと見えていて、

近代建築の5原則の屋上庭園どうこうという堅苦しい話は置いといて、

子どもたちの溢れるエネルギーを建物の一番上に乗せているんだ。

と、思いました。

 

昔にあった百貨店の屋上遊園地のような、

キラキラした夢とか希望という言葉が似合う、美しい美術館です。

富山の風景に囲まれた屋上庭園が、特に素敵な空間でした。

 

まだまだありますが、一旦このあたりで。。

 

 

では。

byハヤカワ

屋上デッキ、施工始まる

こんばんは。設計担当の田中です。

今日は、いよいよ岡田監督のアレが決まるかもですね!
ファンの方は、楽しみですね!!

私の方は、今頃になって、アレにかかってしまいました。
何となく自然と、家族を通じてうつった様な感じです。
風邪にしては、熱も出て、ちょっと辛いなと思い、病院に行ったらアレでした。
少しぐらいの風邪だと、まず病院に行くことはないので、気づかず過ごしている場合も多いのではないでしょうか。
途中、回復しましたが、指定の日数を守って、出社しました。
周りでも、まだ、流行っていて、工事が延期になったりしています。
皆様方におかれましても、十分お気をつけくださいませ。

そんな最中にも、先日お引渡しさせて頂いたS社改修工事の二期工事
屋上デッキ工事が、どんどん進んでおります。



まず、屋上への搬入がたいへん。
すべての材料を2mにカットして施工してもらっているので
少し、手間がかかりますが、きれいに通っています。
段々できてくると、楽しみです!

視界が四方に抜けていて
ここで、バーベキューをしたら気持ち良さそうですね!!

 

tanaka

by.タナカ

クリニックの中待合室

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

涼しくなってきましたね。

現在尼崎にて、歯科医院の工事が進んでおります。

 

4車線の大きな道路の向かいから。

 

マンションの1階部分です。

ヒノキの良い香りが漂う、温かい木のボックスが、

大きなコンクリートの1階に挿入されたかのような風景です。

 

中待合室です。

一般的なクリニックの中待合室って、

待合室に比べて、少し入り込んでいたりして少し窮屈で、

これからだ、、、という緊張感を感じやすい空間が多いですよね。

 

少しでも気持ちの良い雰囲気で、

リラックスして待ってもらえるように

色々と工夫してみました。

 

背もたれは、ほんの少しだけ斜めに。

座り心地良かったです。

大きなベンチですが、ここに本やお子さん用の玩具、小さな植物などなど

飾ってみても良いかもしれませんね。

 

開口部は、透明ガラスで、

どこまでも続く“外”の景色を、存分に内部空間に取り入れ、

変化に富んだ、楽しげで動きのある窓際の居場所になったかとおもいます。

 

内外お互いに、人の気配が感じれて、

“街”の中という環境に、積極的に参加します。

 

閉じたい時は、ロールスクリーンでピシャリと。

ちょっとだけ開けて、外を歩く人の足元だけ見えたり、

冬場は全開にして、陽の光を入れたり。

 

その時の状況に合わせて、

“調整できる”って、色んな可能性を含んでいると思いませんか。

 

このガラスの種類の選択は、繊細な部分で、

これからこの場所で、たくさんの患者さんを治療していく、

クリニックのスタンスをも表す部分だと思っておりました。

 

なので、お施主さんと一緒にクリニックのイメージや

雰囲気を相談をしながら進めました。

 

 

大きなマンションの1階ですが、

この場所に土着的に根付いていける、

気持ちの良い空間になったかと思います。

 

今回のブログは、中待合室だけでしたので、

次は別の部屋を紹介できたらと思います。

 

では。

byハヤカワ

旅の現場ブログ

こんばんは。設計営業担当の田中です。

先日、お盆休みを利用して北海道に行ってきました。
とにかく、この暑い大阪から少しの間でいいので脱出したい
そんな思いで楽しみにしてきましたが
休み直前で熱中症(高熱)に見舞われ
危うく行けるかどうかきわどい感じになりましたが
無事行くことができました。

いつも旅先では、周遊して現地の生活に近い環境で過ごすことを楽しみに
して行動しますので
今回も、キャンプと車中泊をしながら旅をしてきました。
とにかく涼しい、秋?いや春か。体験したことない気持ちよさでした。

周遊はこんな感じ↓

◎移動する(飛行機・車・電車・船・バス)


大阪空港、根室、ダイハツハイゼットレンタカー、知床、釧路湿原のろっこ号

◎泊まる(テント泊・車中泊)


野営場でテント泊と車中泊 屈斜路、標津、羅臼

◎食べる



キャンプで浜焼き、醤油ラーメン、羅臼の定食

◎温泉

羅臼の海辺の露天風呂、掘ったら湧き出る、屈斜路湖の砂場

◎野生動物

キツネさんは、餌をもらいに。釧路湿原の車窓から蝦夷鹿さん かわゆいね。

これが我が家の旅のスタイル。
自然を感じるには、野営が一番!

道東では、エアコン知らずの生活ができました。

この体験を、なんとなく、住宅設計に活かせていけたらいいのですが。

tanaka

by.タナカ

夏祭りに込める想い

こんばんは、田中です。

夏真っ盛り、連日暑い日が続いて、大変ですね。

現場の方は、お盆休みに向けて、私が担当しております現場は、
大詰めの段階にきています。
新社屋の改修工事では、現在内装工事を行っています。

OAフロアと言って、床下を自由に配線できる下地。
その上に、カーペットを敷き詰めていきます。
皆さんが、働かれている職場は、
こういう感じになっている場合が多いかと思います。

 

 

それと今年、待ちに待った夏祭りが行われました。
天神祭りが、昨日、2019年以来4年ぶりの開催となりました。

天神祭りの前日は、都島神社の夏祭りがあり、こちらも4年ぶり大賑わいで
何か、ジーンとくるものがありました。

建築の仕事をしていると
地鎮祭をはじめとした神事を執り行ったり参加する機会が多くなります。
私も、元々、そんなに興味がありませんでしたが
子供のお祝い事などで、神社とかかわる度に、良いものだなと感じる様になりました。

困ったときの神頼み、やっぱり大事に思わないといけませんね。




大阪の活気が復活した証です!
みなさん、非常にうれしそうな表情をしていたのが印象的でした。

 

2019年の天神祭り。家のベランダから撮った写真が出てきました。

元気を頂きましたので、もうひと頑張りといきたいです!

tanaka

by.タナカ

もみじを眺めながら

こんにちは。設計部のハヤカワです。

暑いですね。

 

もうお引越しを終えて、生活をされている、

泉佐野市H邸新築工事ですが、

いつも植栽関係をお願いしている海平造園さんにお願いしまして、

植栽工事を行いました。

暑い中、ありがとうございます。

 

玄関までのアプローチに小さな植栽たちが並びます。

雑草など、管理がしやすいように防草シートを敷いて、

その上に砂利を敷きます。

お施主さんの方で、今後植栽を増やしたりすることも考えて、

ある程度スペースを開けて植えました。

 

 

ダイニングでご当地アイスをいただきました。

パッケージ通りの後味さっぱりのおいしい抹茶アイス。

 

風でなびく、もみじを眺めながら、、

どこか気持ちの良いカフェに来たかのような気分です。

 

L型のお家の中央に植えた大きなもみじは、

風や季節、木漏れ日など、日々の変化を感じれる、

特別な存在になりました。

 

毎週1,2回と、現場が始まってからも打合せを重ねてきましたが、

色々と暮らしてみて見つかることも多々ありますね。

細かく私に教えていただき、大変ありがたく思っております。

では。

 

 

byハヤカワ

設計者として、来客者として

こんにちは。

ハヤカワです。

前回のブログの続きですが、

泉佐野市・H邸新築工事の内容です。

 

お引渡ししましたが、現在は外構関係を進めております。

ダイニング、キッチン廻りです。

奥に見える木製建具の奥は、玄関土間です。

ということは、玄関土間を抜けると目の前がキッチンという

あまりない構成です。

 

カフェや小さなお店のような構成ですね。

買い物から帰ってきて、重たい荷物を

目の前にキッチンにドンと置いたり、

お客さんが来たら、立食形式でコーヒーなどなど。

 

私や監督、職人さんとお邪魔したときは、

手作りのキッチンを囲んで、お施主さんとおしゃべりしました。

良い距離感と位置関係です。

 

キッチンをぐるっと囲むって良いですね。

 

↑キッチンからリビングを眺める

位置関係としては、

ソト→玄関土間→キッチンダイニング→リビングという位置関係です。

 

また別の日に外構関係打合せでお邪魔しました。

造園屋さんとお施主さんと外部をぐるぐる見ながら打合せ後、

休憩を兼ねた落ち着いた打合せは、

ダイニングで椅子に座りながら資料を広げて行いました。

 

LDKは、間仕切りはなく、ワンルームな空間です。

しかし、コミュニケーションの質というか

その時の状況や環境に合わせて、

居場所を移動する感じを、

設計者としてではなく、

来客者として体感できて、(おもてなししていただいて)

うれしかったです。

ありがとうございました。

 

↑ダイニングキッチンの開放的な雰囲気から変化しますが、

こちらはフリールーム。

赤の壁と、モリスの壁紙。

切り抜かれたグレーの箱にベットを設置する予定です。

 

一人の時間、、時にはシェルターとして。

そういう環境を必要とする状況や気分はあると思います。

こういう場所がお家の中にあるって良いですよね。

 

寝室や水廻など、まだまだありますが、

今回はこのあたりで。。

では。

 

byハヤカワ

軽天工事

お疲れ様です。田中です。

5月から事務所の改修工事がスタートして以来、解体工事、土間レベリング工事
鉄骨階段設置が終わり、いよいよ
軽天工事(軽量鉄骨を素材とした天井、壁下地材による工事)
が始まりました。


長く建築工事に携わってきましたが、意外と軽天工事を一部始終見る機会が無かった様に思います。
木造住宅を主体にやってきたということもあります。
木の間柱、胴縁を使って、天井や壁を立ち上げていく作業と違い
デッキからのボルトで吊り下げる軽天下地は、施工が効率的で、ボルトの吊長さを後で調整できたり
非常に合理的にできていると改めて感じました。
あと、木下地の場合、どうしても自然の素材なので反りやねじれなどがあってそれを大工さんは
技術的に調整しながら扱っていますが、軽天下地の場合、そういったことも少ないのがメリットでは
ないでしょうか。
後、設計者としては、一気に天井下地ができるのと素材が無機質一様であることで
空間把握(確認)が非常にしやすいことも改めて思いました。

ようやく、軌道に乗ってきた感じですが
軽天は施工性が良い分、木造に慣れてきた私としては
すごいペースで進むので、決め事を追っかけていくのが、大変です。

tanaka

by.タナカ

透明と半透明の選択

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

泉佐野市・H邸のお引渡しをしました。

お施主さん、大工さん、職人さんたち、監督、

みなさんのおかげで、すごく良い空間になったと思います。

 

内容盛りだくさんなので、

今回は少し紹介だけ。

 

改めて詳しく報告できたらと思います!

 

リビング

エアボレーという、床下の空間を利用して、

床全体と室内を同時に空調する冷暖房システムを採用しました。

窓際のガラリから、冷暖房の快適な風がゆっくりと押し出されるようにでます。

 

コンロ側キッチン

窓のサイズとタイルの割付、

吊り戸棚やコンセント、さまざまな寸法関係の調整、

ものすごくいろんな方々と検討しましたが、

完成したら何事もなかったかのように、、あっさりと、、

 

洗面脱衣室と浴室

洗面、浴室廻りで透明ガラスのハイサイド窓は悩みました。

隣のお家との関係で不安もありましたが、、

 

透明と半透明の選択は、同じガラスでも、

ものすごく大きな違いです。

一生、外が見えるか、見えないか

言い過ぎですが、、

 

外が見えることで、

雲の動きや空の色、光の入り方など、

いろんな日常の変化を楽しめる可能性が生まれるはず。

 

そんな若干不安だった洗面のハイサイド窓から

お引渡しの日に、

美しい夕日が少しの時間だけ寝室に差し込みました。

 

変化を楽しめる透明にしてよかったなと、

改めて思いました。

 

また次回のブログでご紹介できたらと思います。

では。

 

byハヤカワ

 

 

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