安藤忠雄展、青春を見学して

こんばんは。設計・営業担当のタナカです。
先日、安藤忠雄展を見に行ってきました。
自称、安藤忠雄先生の友達の友達の友達を名乗る私は
知り合いのお施主さんから、先生が元気にされていることを聞き
また、先日TVに出られていたのを見て安心致しました。
そんなこともあって、安藤展は、是非、行こうと思っていました。
15年以上前に、先生が設計されたビルに入っている本屋さんで
先生の本を買った人は、もれなくサインをしてもらえる
というイベントがあり、サインをしてもらってる時に
「耕治か、ええ名前やな!」と声をかけてもらい
親戚のおっちゃんの様な
身近な、親しみやすさを感じたことを思い出しました。
今でも、各地でサイン会が行われているそうで、友達の輪が広がっています。

SNSで拡散してくださいという案内通りブログで紹介させて頂きます。

たくさんの来場者で、会場は熱気に包まれていました。

住吉の長屋。安藤さんの最高傑作ではないでしょうか。

うちの息子も、興味深くのぞき込んでいて、帰り際にすごく楽しかったと言っていました。
安藤さんは、老若男女、すべての人に愛される建築家というか、人間だと思います。
安藤さんが全盛期の頃、大学で工業デザインを学んでいた私は、先生の作品を見る度に
畑違いの建築の世界に、このころから憧れを持つようになった様に思います。


展覧会の中で、一番良かったのが、「水の教会」でした。
万博ぽい感じの演出でしたが、リアルな体感ができました。

学生による、1/200模型の展示がありました。
先生の一連の作品系図が見れて、とても分かりやすかったです。

安藤忠雄展・青春は、グラングリーン大阪で7/21まで開催しています。
入場料は、当日チケットで2800円となっております。
https://www.tadao-ando.com/youth_2025/
お勧めです!是非、足を運んでください。

tanaka

by タナカ

協働

こんにちは、専務です。

 昨日、大阪府建築士会発行の業界紙『建築人』の年間掲載作品から選出される 建築人賞 で、弊社が施工を担当した 「クセのあるスタジオ」(設計:Kvalito/施主:マクセル株式会社)が佳作に選出され、その授賞式に参加して参りました。

こちらの賞は建築の設計者だけではなく、施主、施工者も賞の対象となっており、建築の機能性、デザイン性、社会性はもちろんのことながら施主・設計・施工の3者による協働関係も評価していただけるのは大変ありがたい限りです。確かに、そのどれが欠けても建築というものは完成しないことは事実で、これからも良い関係で仕事していけるように努めたいと思います。

 授賞式の後は万博総合プロデューサーである建築家の藤本壮介さんによる講演会。1時間程のお話は前段は近作について、そして後半はもちろん万博について。リングの中に多様性を内包させるDiversityとUnityの合わせたコンセプトの説明はとてもわかり易く明解で、機会があればぜひ聞いてみてください。
 たまたま万博本開催前の4月、テストラン初日の夜にも藤本さんの講演会を聞く機会があり、その時は万博のプロデューサー就任前の初期案から正円のリングまでの案の変遷や開催までの流れを詳しくご説明頂きました。超が付くほどの社会的重圧や責任感を背負いながら開催までたどり着き、ある種のハイ状態ですと御本人も仰っていて、最後に「僕のことを嫌いになっても、万博には行ってください」という冗談は本当に印象的で笑いながらも、もの凄い死線を越えてきたんだろうなと軽く震えました。

 万博には生野区からの展示のお手伝いや、家族でも訪れたり、でなんだかんだ四回行っています。どちらかというと事前予約ベタで当日に少しは頑張ろうとするのですが、子どもと行くとそれよりも各国のスタンプラリーに一生懸命になってしまい、気がつけば走り回って120個程スタンプを集めておりました。シグネチャーやイタリア館など有名どころはまだまだ全然訪れていないですが、河瀬直美館の奈良から移築してきた校舎の古いアルミサッシの向こうに見える万博会場の光景のアンバランスさに笑ったり、バーレーン館が日本的な105角の規格材での構成や太鼓張り障子の様な表現が面白かったり、

坂茂さんのドームの中に水玉が流れるの、これ一生見れるな、、、と思ったり、それなりに楽しんでおります。

 建築も見どころは一杯ですが、昨日の懇親会でもどなたかが言っていたのですが藤本壮介さんがSNS等の疾風怒濤の批判を乗り越えてやってきたにも関わらず、万博の公式パンフレットには各パビリオンの建築家のクレジットがある訳ではないし、そう考えると万博にとって建築は主役の様で主役でなく、やっぱり世界中から人が集まり、色んな文化をちょい齧り出来ることや、藤本さんも最後はリングから見上げる空の方が大事だと考えたと仰ってましたが、そこから見える夕日や景色なんかが感動を呼んだり面白かったりする訳で、其の為の装置として建築は在るんだなと思いました。

takanori

byタカノリ

過剰考察

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

みなさんは、万博にいきましたか?

万博に、素晴らしいなー。と思える瞬間がありました。

人気のイタリア館の展示を見終え、最後の屋上庭園を散策したときに、

全周2キロの世界最大の木造建築である大屋根リングが、

小さなイタリア館の屋上庭園の借景として、

軽快にパビリオン内に取り込んでしまったかのような景色に出会いました。

↑奥に見える勾配のある緑とその上を歩く人は、大屋根リングの屋上庭園です。

なぜこんな景色が生まれるのかと、必然的に考察(想像)することになるのですが、

今回の万博の独自ルールによる、

大屋根リングの高さを基準とした

❝パビリオンの高さ12メートル以内❞という高さ制限をポジティブに解釈し、

大屋根リングとパビリオン屋上の

自由に散策できる❝庭園❞同士の高さを一致させることで、

視覚的に大屋根リングと屋上庭園の境界線が曖昧になり、

一体的に連続したように感じられました。

↑断面的なイメージ(想像)

会場の中心にドンっと置かれただけのリング状の❝線❞だったものが、

高さを合わせることで、イタリアパビリオンの屋上庭園と繋がり、

❝面❞状の小さな丘の景色が生まれていたような。

各国、個々に敷地内だけで完結されたようなパビリオンの中で、

唯一イタリア館は、限られたパビリオンの面積を超えて、

リングとパビリオン、会場と一体的に繋がり、

高さ制限をうまく利用して、外への広がりを感じれる、

美しく立体的な屋上庭園の空間になっておりました。

(イタリア館が意図的に計画したのかはわかりませんが、、)

↑寒くても、ソトと繋がりたいイタリアの風景(ムラーノ島にて)

以上、過剰考察でした。。

(※次回は現場のこと書きます)

byハヤカワ

がもよん

設計のササオです。

先日、蒲生4丁目にあるリノベーションした文化住宅「はちふくGAMO4」でマルシェが開かれているということで、

家族で見に行きました。

アクセサリーや雑貨、コーヒーや占い等知り合い同士のほのぼのとしたマルシェ。

細い路地の向こうに存在するレトロで可愛らしい佇まいの文化住宅。

立地的に再建築不可の物件を、地元工務店が購入し、リノベーションをし、

管理しているそう。

文化住宅の中に入る機会はなかなかないので、見学できるいい機会になりました。

単身者やミニマムな2人暮らしには良さそうです。

地価も建材も値上がりし、新築が高嶺の花になりつつある中、

リノベーションでしか成し得ないこのような住まいの需要は増えるように思います。

 

がもよん周辺は古い町並みが多く残り、散策するのも楽しかったです。

大阪に来て、丸14年経ちましたが、まだまだ魅力的で知らない大阪がたくさんありますね。

建築に携わっていると、様々な町、様々な家を見ることができ、それも面白さのひとつだな、と感じました。

sasao byササオ

続・万博

こんばんは。設計営業担当のタナカです。
みなさん、大阪・関西万博には出向かれましたでしょうか。
会社では、一番のりと思っていたら、開幕日から毎週通って4回目の社員がおり
その人は大工のBさんでした。
なんだかんだいっても、大阪人は万博好きが多いのではないかと思います。

アンドロイドでしたが、マツコにも出会えて良かったです!




GWは車中泊キャンプにも挑戦しました。

岡山、山陰地方の森林は、広葉樹林帯が主になっているのか
購入した薪は、どれも広葉樹でした。
今までで一番良い、焚火ライフを満喫することができました。

それでは。

tanaka

by タナカ

吉野 阪口製材所 吉野サロン 材料見学

こんにちわ。設計担当のカワモトです。

小路東A邸新築工事の化粧の構造材料の材料見学を行いました。奈良県吉野の阪口製材所に寄り施主様と一緒に確認作業を行います。梁や柱などの使用する場所、位置、向きなども確認し説明していきます。

↑施主様と早川さん阪口製材の社長など皆で梁と柱を1本ずつ丁寧に確認します。
→材料を確認した後は吉野サロンに寄り、吉野産の材料を使用した建物で吉野の材料を施主様と堪能してきました。

天気も良く、桜の時期とも重なり大変貴重な体験で記憶に残る見学会となりました。
建て方予定はGW明け。吉野産の材料を使用した梁や化粧材、丁寧に使用して綺麗に仕上がる様に現場伝えて進める様にしていきます。

kawamoto

by.カワモト

枝垂桜満開!

こんばんは。設計営業担当のタナカです。
現場ブログ開設以来、初めてこのタイトルで書かせて頂くことができました。

開花宣言の担当者として長年見守ってきましたが、今年も綺麗に咲き誇りました。
染井吉野に比べ、しなやかで風情を感じます。

定番の焼肉です。このメニューが変わることはありません。
都会の中で、この中庭の緑は、非常に貴重な空間です。

こちらは、私の家の近く(大川沿い)になります。

毎年、花見は楽しみにしています。
10年間、経過を見てきましたが、大阪の巨大台風の後、かなりの桜の木が伐採されたのと、老樹となり
以前の、包まれるような、満開感はなくなってしまいました。

tanaka

by タナカ

any

現場監督のナンバです。

最近の屋上防水シリーズです。

雨漏れ大敵。アルミ工事と屋根工事を巧みに組み合わせ防水層をつよつよにします。

ブログネタが大してないのでレクリエーション旅行を擦ります。

ワタクシ、キャンプ組でした。

ちびっ子たちといかに遊ぶかということで河原の石を制限時間内にどれだけ高く積むか選手権と芸術作品を生み出す選手権しました。たぶん3時間くらいやったんちゃうか。。

どうです?ワタクシの芸術作品。完璧に羊のショーンでしょう?

久しぶりにキャンプ出来て楽しかって再熱しますね。シーズンインです。

トースターかわいすぎひんか?

退散します!

ごあんぜんに!

byチョコザップ契約したナンバ

鳥取の旅2

こんばんは。総務部のコバヤシです。
来週の22日は二十四節気の「秋分」昼間はまだまだ暑い日が続いていますが
夜は少しだけ秋を感じられるようになってきました。
今日のブログは前回の鳥取の旅の続きになります。
まずは「大山まきばみるくの里」 に行きました。大山がすぐ近くで見れてとてもきれいでした。


そしてここに来て絶対食べるべき白バラ牛乳を使用した「特製ソフトクリーム」濃厚な味わいで冷たくてめっちゃ美味しかった!すぐに食べないとあっという間に溶けてしまいます。

次に訪れたのは「大山ますみず高原天空リフト」観光リフトに乗って片道8分で標高900mの山頂展望台まで登れます。

標高高い分少し涼しかったかな…

米子と境港にまたがって続く「弓ヶ浜半島」まで見回せて山頂から眺める山と海の色のグラデーションがある景色は最高にキレイでした。

大山で最後に立ち寄ったのは「大山ブルワリー 」大山Gビールの「 八郷」はフルーティーでソフトな口当たりで甘みが少しあってとても美味しかった。

日本酒は久米桜酒造有限会社さんの「オオカミ」を試飲!こちらは自社田で育てた鳥取県特有の酒米強力(ごうりき)を使用したお酒でラベルにひかれてもちろんお土産にテイクアウトしました。

その後米子駅に戻って特急スーパーまつかぜで鳥取に移動の車中で昼食の駅弁「大山どりの鶏三昧弁当」と鳥取二十世紀梨チューハイをいただきました。山陰本線は汽車の本数がとても少ないので移動時間が限られてバタバタと大変でした…

鳥取市に移動して「砂の美術館」へ 砂丘は暑いから美術館にしたけど砂の乾燥を防ぐために空調がゆるくて館内が涼しくなくて人も結構多くて汗だくに…


その後砂丘会館でお土産を買ってポケモンのサンド&アローラサンドが描かれたバスに乗って鳥取駅に戻りもう一度汽車で兵庫県但馬の親戚の民宿に移動し1泊して翌日に帰路につきました。

では今日はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

kobayashiby コバヤシ

 

 

 

鳥取の旅

こんばんは。総務部のコバヤシです。
先週の22日に二十四節気の「処暑(しょしょ)が過ぎました。暦の上では秋に入っていて暑さが収まり暑さの落ち着く頃なのですが毎日残暑が厳しくて体にこたえますね。
早く涼しい日々になることを期待したいです。
8月の初めに鳥取県まで足をのばして旅行してきました。
第一の目的はJR特急「やくも」約40年ぶりの新型車両273系に乗車することでした。今回は新しく登場した適度なプライベート空間が確保されている個室「セミコンパートメント席」に乗車しました。


向かい合わせで座れる座席で天然木材を使用したテーブルがあり座面がフラットになって足を伸ばしてくつろげるのが売りの座席です。


個室ですが特急料金は普通車指定席と同額で追加料金が要らないのもお得感がありますね。

今回の車内で食べて駅弁は「特急やくも山陰への旅路弁当」をいただきました。

米子についてメインの目的地「植田正治写真美術館」へ
島根県出身の建築家高松伸氏が設計した美術館で大山の麓のどかな田園地帯にぽつんと建つコンクリート打ちっ放し建物は美しくとてもかっこよくてインパクトがありました。




この日の大山は山頂に雲がかかっていましたが大山を取り込んだ借景、水面に映る”逆さ大山”を楽しめました。



入場チケットもおしゃれですね。

次回来ることがあればもう少しじっくりと時間をとって訪問できたらいいなと思いました。
続きはまた次回のブログで…

では今日はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

kobayashiby コバヤシ
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