大寒に陽のぬくもり

こんにちは、設計のササオです。
本日は東大阪市・T邸リフォーム工事の引渡し前の施主検査が行われました。
ビルの2F部分が会社事務所と住宅です。
リフォームして真新しい感じではなく、こなれた空間にしたいというご要望から、島村葦商店さんの古材や古建具を各所に使用しております。

IMG_1095IMG_1096
階段室から住居部分への入口は格子戸、その先には古材を面台にした飾り棚。
IMG_1104IMG_1099
飾り棚にはご主人のご友人が描いた素敵な絵画が飾られます。
玄関戸は重厚感のある蔵戸。柱は古材のケヤキです。

T邸トイレトイレの腰壁、手洗いのカウンター、奥の飾り棚も古材です。
こちらにはアイアンのペーパーホルダーとタオル掛けが付く予定です。
落ち着いた雰囲気のトイレになりました。

IMG_1116
LDKの様子(モーリーショップ制作のキッチンより)。障子の向こうは寝室です。大きな框戸の向こうはインナーバルコニーとして洗濯ものを干す空間になります。
IMG_1115
障子を開けて寝室とつなげた様子。南側の窓から心地よい光が入ってきます。
大寒の日ですが、陽の光が入り、心地よい明るさと柔らかい暖かさが感じられました。
ざまざまな木材の表情のある空間をまとめてくれたのが、チークの床と珪藻土(エコクイーン)の壁です。

まずは住居部分の引渡しを明日迎えますが、手直しや、エントランスや階段室の工事も残っておりますので、引き続き気を引き締めて頑張ります。

今日の職人。大きなはめ殺しガラスを設置の様子。
image (1)
男三人が全身を使って、声を掛け合い、作業しておりました。
ありがとうございます。

byササオ

現場のいろいろ

こんばんは、設計のササオです。
竣工直前の豊中市・F邸新築工事の現場の様子です。

F邸壁紙F邸壁紙2

 

カタログで選んでいただいたデザインを大判でサンプルと取り寄せ、現場に貼って確認していただきました。
カタログのチップと、サンプルの手触り、テクスチャー・デザインの雰囲気が違うことが多いので、お施主様も選ぶのが大変な作業です。

M君
こちらは大工見習のモリ君です。
お昼休みに早々とお弁当を食べ終わり、玄翁の柄を自作しておりました。
小さな鉋で少しずつ削って調整するのですね、私も初めて知りました。

F邸外構

手伝い職人のみなさんが、外構の下地を施しておりました。

3週間ほど前ですが、電気の業者さんがメンバーで参加しているバンド「グラサンズ」のライブが会社近くの居酒屋さん「あそび菜」さんで行われていたので、見に行きました。
12月20日「ピザ作りワークショップ」講師の素敵なお店です)
image (8)
分かり辛いですが、奥でバイオリンを担当しているのが電気の業者さんです。
とっても素敵な音楽で、CDを買って、サインをいただきました。

木村工務店はもちろん、「あそび菜」さん、「グラサンズ」さんも、ぜひ御ひいきに!
どうぞ、よろしくお願いします。

byササオ

吹田市・K邸リフォーム工事 引渡し

こんばんは、設計のササオです。
本日は関大前にあるK邸リフォーム工事の引渡しでした。

パン屋さんのご夫妻と、やんちゃ盛りの男の子2人のお住まいです。
奥様のご友人であるグラフィックデザイナーの方がコーディネートで入りながら、極力解体せず、片付け易さを重視しながら計画して参りました。

メインはステンレスのキッチン一体のダイニングテーブルです。
リビングの収納は、両サイドのトール収納は、お子様のロッカーとして、ランドセルや制服、学校道具が入れられるようになっております。

K邸リビング収納K邸キッチン

こちらはダイニングから玄関ホールを見た写真です。
奥様の気に入ったメタル調のクロスがアクセントになっております。

K邸ホール_ダイニング

洗面脱衣室は敷地の関係で台形なため、洗面台もメラミンとポリ合板で台形に制作しました。こちらにも、奥様お気に入りのクロスを貼りこみました。

K邸洗面脱衣室

計画段階の打ち合わせは、パン屋さんの一角でやらせていただき、
現場打ち合わせもパン屋から自転車で、時にはお子様のお迎えしてから2人乗せて、本当にお忙しい中時間を作っていただきました。
お施主様と、大工さんと、現場監督と、そして今回はご友人のデザイナーさんと、みんなで作り上げた空間です。
喜んでいただけて、心から嬉しく思います。
本当に皆さま、ありがとうございました。

残りもありますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

byササオ

琵琶湖ツアー

こんにちは、設計のササオです。
秋晴れの先週土曜日、秋の社員旅行(趣味の会)がありました。
ゴルフ組と釣り組、そして観光組に分かれるのですが、ゴルフはできない、船酔いがひどい私は、必然的に観光組へ。
みんなで悩みに悩んで案を練り、竹生島+長浜+近江八幡(たねや施設「ラコリーナ」)を回る琵琶湖ツアーに決定しました。

まずは「神の棲む島」と呼ばれるパワースポット竹生島へ。
「近江今津」から船で渡ります。
とんちゃんコスプレ 竹生島
「とんちゃん船長」 のご案内で、竹生島へ到着。

竹生島の沈影 船廊下
一番楽しみにしていた宝厳寺の唐門(豊臣秀吉時代の大坂城唯一の遺構と言われて要る)が修復中で見れなかったのは残念ですが、秀吉の朝鮮出兵の際の船で作られた船廊下や、国宝の都久夫須麻神社など、見応えも十分あり、神秘的な島を堪能しました。

竹生島からまた船に乗り込み、長浜へ。
近江牛ランチを堪能した後に、男性陣が「長浜浪漫ビール」で酒に飲まれている間、私ととんちゃんはレンタサイクルでヤンマーミュージアムへ。
  とんちゃん自転車 ヤンマーミュージアム

ショベルカー体験ができ、屋上にはビオトープと、太陽光発電を利用した足湯があり、しばし旅の疲れを癒しました。
image (22)ヤンマービオトープ 
ここは子供も楽しめる施設でおすすめです!

そしてこの旅のメイン、藤森照信氏設計のたねやグループ施設「ラコリーナ」へ。
ラコリーナ1 
ラコリーナ2
芝生の屋根が小山の様です。

  ラコリーナ内部
漆喰塗りに炭を埋め込んだ内装。

ラコリーナ家具
可愛くて座り心地も良い家具にみんな興味津々。
閉店後、お客様が居なくなってから、椅子をひっくり返したりしてどう作られているか観察。おいしい限定スイーツと、特別な空間、美味しいお土産も買って、みんな大満足の様子でした!

来年になったら、栗百本という建物等も続々と完成する予定で、またぜひ行きたい場所です。

月もきれいで、充実した素敵なツアーの締めくくりとなりました。
 ラコリーナ夜 ラコリーナ月
byササオ

タゲ アズマシイ(超HAPPY)

こんばんは、設計のササオです。

担当しております東大阪市長堂T邸は床下地、壁下地を施工中で、空間の雰囲気が見えてきました。
床下地の際は、「調整くさび」なる新たなアイテムが登場して、みんなで説明書をしっかり確認しながら施工しておりました。 
調整くさび床下地

 事務所

窓を明け、風が通るのはもちろん、お向かいの公園の木々が窓いっぱいに見えてとても心地良いです。
事務所窓
この公園が見える空間が会社の事務所になります。

ガラス窓も透明のペアに変えますので、開放感のある事務所になると思います。

最近は秋晴れの日も続き、気持ちの良い気候と、美味しい秋の味覚と、イベントも満載で、とても「あずましい」気持ちになります。
「あずましい」は津軽弁で・・・楽しい、幸せ、気持ちがいい、安心する、落ち着く等々をまとめた言葉です。

T邸も、心から「あずましい」と感じる空間にしていけるよう、頑張ります!

そういえば、シルバーウィークに青森・津軽に帰省し、その際に弘前城の曳屋を体験しました。
江戸時代の天守閣を支える石垣を修復するために移動させるのですが、
体験では100人で15cm移動させるのも大変な力がいりました。
昔の人たちは重機も無い中、本当にすばらしいものを人力だけで作り上げたのだと、改めて先人のすごさを実感しました。
弘前城 
ぜひ、あずましの郷「つがる」へお越し下さい。

by ササオ

リノベーションとは。。。

こんばんは、設計のササヲです。
夏がすんなりといなくなり、涼しくなったのは嬉しいですが、雨が多いのは残念です。
画像 
雨の軒先で昼寝中の猫さん。かわいかったので皆さんにお裾分けです。

さて、最近建築業界で流行りの言葉と言えば「リノベーション」。
「リフォーム」と同じような意味で良く使われますが、調べて見ると、(たくさんの解釈がありますが)簡単には「建物の機能や価値を上げること」だそうです。

それで言うと、弊社のリフォーム工事と言っているのは、ほとんどが「リノベーション」なのではと思います。
現在工事が進んでいる「東大阪市長堂・T邸リフォーム工事」もまさに「リノベーション」です。

T邸解体2 T邸解体
こちらは解体中の様子。現調査ではわからなかったものが、解体でどんどん明確になってきます。
見たくないものも出てきて、悩むことも多々。

大工さんが入って、フローリングが貼られ、木製建具が入り、空間ができていくのが楽しみです!

ところで、最近プライベートでリノベーションの物件を利用する機会があったので、少しご紹介します。

リノベーションゲストハウス
京都河原町の「LEN」
古いビルの雰囲気を残しつつ、アンティークなアイテムでおしゃれにしております。
若い方や海外の方が多かった!
夜京都で遊ぶ際は、安く泊まれるのでおすすめです。
http://backpackersjapan.co.jp/kyotohostel/

 結婚式 画像 013
10年前、学生の時に存在を知ってから、いつか泊まりたいと憧れだった東京・目黒「CLASKA」。
http://www.claska.com/about/index.html
友人の結婚披露宴パーティーがこちらで行われ、招待していただきました。
パーティーはカジュアルだけどおしゃれで、とても素敵な時間でした。
内装や雰囲気から木村家本舗を思い出しました。今年無いのが残念です。。。

素敵なリノベーションの空間を私も生み出せるよう、頑張ります!

秋の予感

こんばんは、設計のササオです。
お盆が明け、気温も落ち着き(雨は多いですが・・・)、夜の涼しさから秋の予感がします。
過ごしやすいのはうれしいのですが、お盆が開けてから、一気に忙しくなりバタバタです。
(私はお盆休みに海外に行っていたため、時差ボケで仕事効率が悪いだけなのですが・・・反省)

最近の木村工務店をご紹介します。
まず、キムコーのアイドルであり、縁の下の力持ちのミカワさんが寿退社することになり、送迎会をしたときの一コマ。
大工のノブヤマさん、寂しそうでした。私も・・・寂しい。
でも以前BLOGで紹介もあったように、新しく加わったトンちゃんが、とても良い刺激を与えてくれております。

hiro&nobu 

お盆休み中に監督のトクモトさんが自転車置きを作ってくれました。
スタンドのない自転車で通勤しているため、本当に助かります。
「トクモトさん、本当にありがとうございます!」

toku 

本日は大工ミーティングの日で、ミーティング後にまちのえんがわWS「スズムシの虫かご」の手直しをしている大工のヒラボシさんと、トクモトさん。そして見守る先輩大工さん達の図。

dai&tokuimage (13)

来週はこの工場で流し索麺WSが行われます。
キムコー女子(とんちゃん、私、そしてミカワさん再び登場)は浴衣でおもてなしします。
ぜひ、お越し下さい。

天神様

こんばんは、設計のササヲです。
明日の打合せに向けて、普段よりも細部を作り込んだ模型を作成しております。
収納力を検討するため、LDKの家具をできるだけ表現しております。
image (11)
写真の段階はまだ途中ですが。。。頑張ります!

話は変わって、今週末は天神祭です。
大川沿いに住む私にとっては、夏の一番の楽しみです。
自宅を開放しておりますので、来たい方は来て下さい。
ただ、40平米のマンションですので、少人数でお願いします。
image (8)

作業場に萌える

こんばんは、設計のササヲです。

ブログに何度か紹介されている、大工さんによる手刻みの風景は、
木の香りが充満し、刻みの音と、真剣な大工さんの姿という魅力に溢れており、
その風景を見る私のお気に入りの場所があります。

手加工中 
2階事務所の給湯コーナーの窓からの風景です。
ここを開けたとたん、木の香りに包まれます。

本日はその手刻み中の作業場の一角で、建築家林敬一さんによるワークショップ「スズムシの家」の試作を作成中でした。
メンバーは林敬一さん、監督のトクモトさん、ミカワさん、そして本日よりキムコーメンバーに加わりました「とんちゃん」ことナカタさんです。
とてもキラキラした空間に私も混ざりたかったのですが、急ぎの図面に向き合うため、泣く泣く事務所に戻りました。
私も一緒に作りたいな?。。。

WS試作1 WS試作2

こちらは、手作りのアクリルケースについて相談中。
 image (4)

昨年のトリノイエに引き続き、スズムシの家もかっこいい仕上がりになりそうです。

皆さま、乞うご期待ください。

パブリックアート

こんばんは、設計のササヲです。
先週のことになりますが、近所の小規模保育園の看板を、大人気の絵本作家で、「まちのえんがわワークショップ」でおなじみの谷口智則さんに描いて頂きました。

元はこちらです。

moto

退色と、印刷したフィルムがはがれていました。
運営形態が「保育ママ」から「小規模保育園」になるのをきっかけに看板を新しくしたいという要望から、
園長先生が弊社ガレージにある谷口さんの壁画を気に入り、依頼したところ、快く受けて下さいました。

この元の看板のフィルムをはがした状態に、あえてムラがあるようにベースの黒を塗り、即興で描いていきます。 
image (2)

お昼寝が終わった子供たちが続々と見学に来ます。
image (3) image (4)

こちらが完成した看板です。
保育士の方々も、お迎えの親御さんも、大変喜んでおりました。
image (5)

実は、6月11日、くるみ愛育園の通称「絵本のえんがわ」の擁壁に、どでかい壁画を谷口さんが描いてくださる予定でしたが、雨の予報のため、急きょ、明日6月10日(水)10:00?行う事になりました!
子供達の希望を聞きながら、即興で描きます。
とても大きな絵になりますので、色づけは後日行う予定です。

この擁壁がどんな風に生まれ変わるのか、ワクワクしますね!
お時間ある方は、ぜひ、見学に来てみて下さい!

image

園の看板ではありますが、これは素敵なパブリックアートですね。
完成が楽しみです!

byササヲ

1 8 9 10 11