ものづくりのまち”生野”

こんばんは、設計部のササヲです。
本日は、設計の実務から少し離れ、生野区のものづくり工場(こうば)を2件見学に行きました。

というのも、工務店の建築を造る仕事は、まちを構成する重要で責任のある仕事で、ウチとソトをつなぐ「まちのえんがわ」の機能に、もっとまちと関わり、繋いで行こうと、試行錯誤ではありますが、まちづくりを意識し始めました。

木村工務店のまちづくりのひとつとして、生野区が「ものづくりのまち生野」の魅力をまとめた「ものづくり百景」をもとに、まち工場をめぐるツアーを3月14日に行い、ものづくり好きが集まりました。

↓「生野ものづくり百景(其の一)」
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu010/digitalbook/ikuno/monodukurihyakkei_sonoiti/#page=1

↓3月14日のツアーの様子「濱口鋏製作所」

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本日は、銅像などの美術工芸を制作している「中島保美鋳金工芸美術研究所」と、雨樋の金物等を制作している「タカヤマ金属工業株式会社」をお忙しい中、見学させていただきました。

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↑「中島保美鋳金工芸美術研究所」
一見、普通の住宅ですが、奥には昭和6年に建てられた土壁の工場が!
ブロンズを溶かす作業は、熱と火の粉と、重さとの戦いです。

タカヤマ見学風景 どぶ漬け1
「タカヤマ金属工業株式会社」
見学時の様子。まるで小学一年生のコスプレのようです。
蒸気が立ち込める様子はメッキのドブ漬けの作業風景。

生野区のものづくり百景の工場見学も、8件ほど行かせていただいておりますが、いつも職人の技だけでなく、生命力と、働くもののかっこいい生き様に、毎回感心と、刺激と、自分への反省が沸き起こります。

調べてみると「いくの」とは「生く野」、生命力が強い野のことだそうです。(大阪市生野区HP)
このまち工場を訪ねると、「生く野」を実感します。

ものづくりに感謝を。

byササヲ

おおきなえんがわ

こんばんは、設計のササヲです。
担当しておりますくるみ保育園の図書スペースが塗装も終わり、
デッキも半分でき、つながりも見えてきました。
山本塗装 
写真は「技、盗まんといてや」と真剣な表情で仕事する山本塗装さん。

天井や内部の塗装は淡いピンクが入ったアイボリーで、
とても優しい空間に感じます。
真ん中の鉄柱も同じアイボリーで仕上がる予定です。
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建具が入ったらまた雰囲気もかわりますが、
大きなえんがわのようなこの空間は、
桜が咲く頃には、気持ち良い場所になっていると思います。

絵本が入り、彩られるのが楽しみです。

byササヲ

春はすぐそこ。

はじめまして、設計の新人ササヲです。
よろしくお願いします。

寒さは厳しいですが、今日は空気が春独特の香りがしていました。
春が近づくとワクワクしますね。

初めてのブログは、会社近くのK保育園リフォーム現場を少しご紹介します。
保育園の図書スペースですが、弊社まちのえんがわのように
まちに開いた空間を目指しています。
図書スペース
今日はモウリ大工が、ヒノキのフローリングを仕上げていました。
板が直交する部分を慎重に丁寧に貼り合わせる姿が、かっこいいです。
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保育園の子ども達が少しでも、この職人の手で気持ちの良い空間ができあがる空気感を感じてくれたらな、と思います。

梅が満開の頃、このフローリングの上で絵本を読む子どもたちを見るのが楽しみです。
hinoki

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