密集地の境界ライン

こんばんは、設計担当の田中です。
先日、住之江区の現場の現地調査に伺いました
この現場の裏は路地になっていて、下水が通っています。
特に境界を示すポイントはありませんが、マンホールの芯(下水道の中心)
を境界の真中と認識するのが一般的です。
また、隣家との境界には、ブロックがありました。
ブロックの天端には、中心線が、けがかれています。

大阪市内の密集した住宅地では、特に明確な境界ポイントがないため
何となく想像し、探りながら敷地を確定していきます。
私の住んでいる都島区もそうですが、込み入っていて、どこが隣地境界か
分からない敷地が多々あります。
自分なりに根拠を見つけて、境界ラインを見つけていくのは
結構面白いです。
敷地境界の確定は、設計のスタートとして重要な仕事です。


tanaka

by タナカ

台風の爪痕

こんばんは、設計と営業担当の田中です。

今回の台風体験は、皆様と同じく、
私も、木村工務店で働いてきて、初めての経験です。
2週間が経過した、今日も、何軒かの復旧工事の依頼を受けました。
こつこつ積み上げてきた仕事の段取りがすべて吹き飛んだ感じです。
また、一から仕切り直して進めていかなければいけないことがショックで
未だ愕然としています。
対応の中で一番困っているのが、業者さんの目途が全くたっていないこと。
お施主さんにはっきりした工期の返答ができないことです。
既に、現場を納める、監督さんや職人さんの数が減少し苦しい運営を強いられている状況でしたので、今回の被害により、更に、見通しがたちにくくなりました。
工場だと生産能力がある程度見えるので、回答もできるかと思いますが
工務店は多くの業者(職人)による現場のもの造りなので全容把握が難しく
答えようがないのが今の状況です。
シンプルな仕事である分、人、モノ、金次第でグッと前進するのでしょうが、これは、経営的な問題なので私には何とも分かりません。

ただ、今回のことで、少し良かったのが、しばらく連絡を取っていなかった
お客さんと、災害を機会に再びお会いできたことがあります。
語弊がありかもしれませんが、少し、スッキリした部分もあります。

できる限り、早めに対応していこうと思いますので
どうぞ、よろしくお願い致します。

tanaka


by タナカ

お盆休みの療養

おはようございます。営業設計の田中です。
私事ですが、このお盆休みは、半分以上、寝たきり状態となりました。
休み前に、喉が痛いな、風邪気味かなと思っていましたら
初日に高熱が出て、急遽、耳鼻科に行きますと、喉頭蓋炎
と診断されました。そのまま入院となり
3日間、病院のベットで過ごしました。
予定が半分キャンセルとなり、家族にも大迷惑をかけてしまいました。
普通、子供が熱を出して、旅行がキャンセルとかですが
うちの場合、親の問題でした。
とはいえ、しっかり休めましたのでいい療養期間となりました。

お盆明けの仕事の方ですが
バタバタとしている合間を縫って
東成区や豊中で計画中のリフォーム工事のCGを書いています。
SketchUpという、昔Googleが提供していたソフトで作成しています。
もうすぐしたら、ArchiCADというソフトに移行するのですが
若い人たちについていけるか心配です。


tanaka

byタナカ

震災の復旧はこれからです。

おはようございます。営業設計担当の田中です。

昨日、東大阪市・A邸リフォーム工事の耐震工事の社内検査に
お伺い致しました。
通常、耐震改修をすると、柱や梁を隠してしまう大壁に
なりがちですが、柱梁をうまく残して、風合いを損なわず
改修が出来ていました。
今の時期にやっておいてほんとに良かったとおっしゃられていました。

前のブログでも報告させて頂いたのですが
この前の地震から、方々よりお問い合わせがあり
10軒以上の物件の震災後調査で伺わさせて頂いております。
お施主様からは耐震に対する
備えの要望が高まりつつあることを感じました。
その中の、今回の震源地(茨木市)で
8年程前に耐震工事をさせて頂いた家の確認にお伺いさせて頂きました。
当時、瓦からカラーベストに葺き替え
内部は、梁補強、基礎補強、耐力壁施工を行っていた為
表層の仕上げ材(聚楽)の軽度の被害で終わりました。

反対に、耐震補強をしなかった長屋門は、のし瓦が崩れ
灯籠も完全にこけてしまっていました。
耐震施工の重要性を改めて感じさせられました。

お盆明けに長屋門を、ガルバニウム鋼板の一文字で
葺き替えることになりました。

震源地界隈では、まだブルーシートがかかったまま手つかずの
現場がたくさん見られます。
職人不足の折、正直なかなか、たいへんです。

人のことも言ってられません。
震災の復旧はこれからです。
正直、私も、かなり大変です。

tanakabyタナカ

サーバーに障害が起きました。

こんにちは、設計担当の田中です。
先週中から本日にかけて、レンタルサーバーの故障で
メールが見れない、ホームページが見れないなどの支障がでました。

普段、何事もなく、仕事をしていて
急にメールが使えないことが、
いかに不便なことかと感じました。

これまで、サーバーは空気のような存在で
全く意識したことがありませんでしたが
少し気になって、調べてみました。

ネットで調べると、レンタルサーバー事業者さんというのは
いかにも小規模組織で驚きました。

携帯電話と同じく
NTTやソフトバンクなど大手事業者の
サービスを利用している様なイメージを持っていました。

実際の業界の状況が分かると
我々、中小零細企業の為に、懸命に働いてくれて
今回も、必死で対応頂いている様子が目に浮かび
あまり強く文句も言えない気持ちになりました。

とはいえ、サーバーは、会社の経営資源の一つとも言えます。
弊社の様に、直接メールを使った取引がなくても
これだけ業務に影響するわけですから
本業で、ネット通販をされている会社さんにとっては
死活問題になりかねないかと思いました。

今後、ファーストサーバー(株)さんには
何とか頑張って頂きたいと思います。

tanakabyタナカ

地震の影響

こんばんは。設計担当の田中です。
昨日の、地震はほんとにすごかったですね。
ちょうど今日も、耐震改修のご依頼を受けている
淀川区のお寺さん(正通院様)のところへ
現地調査に伺ってきたところでした。

構造設計を請け負っておられる
木構造建築研究所 田原さんも心配されていました。



漆喰壁にクラックが入ったり、剥がれたりしていました。

耐震改修の重要性を住職さんと共に感じた一日でした。

tanakabyタナカ

お客さんの困ったを解決。

こんばんは。設計担当の田中です。
普段の新築工事やリフォーム工事設計の傍ら
お客様の困ったを解決する、メンテナンス的工事も行っています。
◎階段が急の為、勾配を緩くして欲しい。
階段の架け替えは、案外難しい
上階のプランにも影響するから

やってみると、3段増やすだけで、非常に上りやすくなりました。

◎浴室が見えやすい
防犯性能もあって、風通しもできて、プライバシーも守れて
という商品は?

可動式ルーバーを設置しました。


元々の状態

不便の解決は、その時々で、お客様の気持ちをくみ取る所から
答えを出すまでが難しいですが
解決して喜んでいただけると嬉しいです。
また、よろしくお願い致します。

tanakabyタナカ

住宅の断面。

こんばんは。設計担当の田中です。
八幡市の方で、新築工事の計画があり
先だって、解体工事が地元業者さんで行われました。

この段階で見学しますと、住宅の構成が一発で理解できる。
断熱材が一切入っていないこともよく分かる。
昔は、それが普通でした。

木造在来工法の住宅は40年前も今も、成り立ちは、
今と全く変わらないことも良く理解できました。

丁寧に作業をされていました。お疲れ様です!

tanakabyタナカ

外装リニューアル工事の現場報告

こんばんは、現場監督の田中です。

2週間に渡り、外装のリニューアル工事を行いました。
その現場報告をさせて頂きます。

◎足場を組んで、最初、シール工事を行いました。
サイディングはジョイント部分が経年変化で劣化します。
今回は、すべて撤去して打ち直しました。
横浜ゴムの窯業系専用シーリング材を使いました。

◎シール工事の後、塗装工事に入りました。
サフェーサーによる下塗りを行いました。

◎下塗りの後、上塗りを行いました。
水性塗料のため、全く臭いがしません。
周辺近隣の方々に迷惑をかけずに済み大助かりです。

◎鉄部はさび止めを行い、ウレタン塗料を塗ります。

◎屋上防水工事を行いました。
下地を捲り、プライマーで補修します。

◎ウレタン防水の完成です。2液タイプのものを使いました。

◎足場を外して完成です。スッキリ綺麗に仕上がりました!


狭小敷地の為、足場設置の難しい現場でしたが
細やかな足場設計により、作業性が良かった様です。ありがとうございました。

tanakabyタナカ

住まいの快適性とは。

こんばんは。設計担当の田中です。

先日、2年前に施工させて頂きました堺のお施主さん宅を
弊社でこれから設計させて頂くお客さんと
見学させて頂きました。
堺のお施主さんは、非常に、断熱気密に興味がある方で
我々も、設計施工共に、新しい試みをたくさんさせて頂き
多くのことを学ばせて頂いた現場でした。
この時は、一年を通じた、家の様子を、細かく教えてくださいました。
結論として、均一な温熱環境は、非常に住みよいとのことでした。
夏でも1階のエアコン1台で済んだり、冬場の朝の室温が16度
ぐらいに保てるなど
これからの住宅の快適性について、いろいろ感じました。

悲しいかな、この日は、春の陽気で、非常に暖かかったので
機会があれば、非常に寒い時期に体感させて頂ければと思いました。

お忙しいところ、ありがとうございました。

さらにパワーアップして取り組みたいと思います!

温熱環境といえば、先日テントを購入し
近くの公園にて設営し、体感してみました。
デカトロンというフランスの新鋭アウトドアメーカーの
安価な製品ですが、遮熱、通気、気密にこだわっていて
結構性能は、良さそうでした。

tanakabyタナカ

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