猛暑の中で

工事部トミマスです。

関西地方では梅雨明けが異常に早かった上に、猛暑が続いているのでもうそろそろお盆かなみたいな感じになってしまいます。

でもまだ、今日は天神祭。

お盆休みまでまだ2週間以上あります。

そんな中で今週は東成区Kマンション新築工事の木造建て方、来週は京都・Project H工事の建て方と続いての猛暑の中での外部作業となります。

現場作業の中でもこの時期、炎天下で日陰も無く大きな部材を組み上げていく緊張感のある建て方工事は本当に大変です。

こちらわかりにくいですが東成区Kマンション新築工事での小さなテントにスポットクーラーを配したシェルターみたいな簡易休憩室。

こちらは最終仮組みを終えて現場搬入の為の解体を待つ京都・Project H工事の新旧の材料たち。

お盆までのこの期間、まずは安全第一で無事に組み上がる事を願います。

先日早朝に少しでも涼を求めて藤原宮跡のハスの花を見に行ってきました。

この青空と色とりどりのハスの花とカメラを抱えた人々・・・

真ん中のポッコリ見えるのが畝傍山、右の奥遠くに見えるのが二上山です。

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byトミマス

建て方にむけて

こんにちは、現場監督のヤマモトです。
京都で進行中の「Project H」、いよいよ建て方を今月に控え、現場・工場ともに緊張感が高まってきました

現場では先日、基礎工事が無事に完了しました。

一方、工場内では仮組み・加工の追い込み作業が続いています。
今回は既存の古材を要所に再利用する計画のため、新材との取り合いを確認しながら、事前に何度も仮組みを行っています。

大工さんが図板をもとに、一本ずつ墨付け・加工を行う様子。道具や手板が並び、気の抜けない作業が続きます。

いよいよ今月、建て方(上棟)に突入します!
天気や搬入スケジュール、クレーンの段取りなど、まだまだ調整は山積みですが、これまで準備してきたことを信じて、焦らず着実にやっていきたいと思います。

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byヤマモト

新旧・今と昔

工事部トミマスです。

暑くなってきたと思ったらあっという間に梅雨明けのようです。

加工場では(京都・Project H工事)の構造材加工も大詰めを迎えてきました。

今回は一旦仮組みを解体した状況での写真です。

古材と、新材、新旧入り交じっての軸組になります。

もちろん新材の加工も有りますが昔の材料に今の大工さんの手が加わってのコラボです。

こうやって見ると本来は捨てられたり、姿を変えて利用されていったかもしれない木材が大工の技術によってよみがえって行くような感じです。

こちらは玄関前のオジギソウ。

毎年新緑は見ていましたが花を咲かせるのは初めてかも、初夏って感じです。

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byトミマス

基礎工事完了

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

前回ブログと同様に写真は京都・Project H工事の様子です。

現場では基礎工事が完了しました。

↑完成した基礎の全景です配置も整い、次の工程である埋設設備配管に向けた準備を進めています。

↑晴天にも恵まれ、工程はおおむね予定通りに進行。

工場内での古材の仮組みの様子です。柱や梁や丸太を一本ずつ番付を取りながら加工し建て方に備えています。木工事では職人さんの技術と知恵が求められる工程が続きます。

引き続き、細部まで妥協せず、丁寧に進めてまいります。

yamamoto

byヤマモト

まだまだ古材

工事部トミマスです。

ちょっと涼しかったのに今日から気温が高く来週からは梅雨入りでしょうか。

加工場ではまだまだ(京都・Project H工事)の古材の仮組み、加工を行っています。

前からドンドン材料が増えていっているようにも見えます。

でも他にも加工済みや加工待ちの材料が新材、古材が入り交じり屋外駐車場や、協力会社の岡房商店の倉庫に山積みです。

現場は基礎工事も順調に進んで来月の組み立てを待っているようですが、建て方も何ブロックかに分けての作業になるようでなかなか一筋縄では行かないかも・・・

そして、行ってきました万博・・・

でもいまだに大阪で万博といえば太陽の塔、その裏側の黒い太陽ならぬミャクミャクの裏側のしっぽ。

こんなんやったんやぁ~。

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byトミマス

基礎工事

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

前回ブログと同様に写真は京都・Project H工事の様子です。

古材の採寸が無事に終わり、いよいよ現場では基礎工事がスタートしました。

↑職人さんが丁寧に地盤を掘削中。地中の状態も確認しながら慎重に進めています。

↑基礎の正確な位置を出すため、捨てコン上に線を引いていきます。

現在は、
・掘削
・捨てコンクリート
・墨出し
・配筋(鉄筋の組み立て)
と、順調に工程が進んでいます。

今回は既存の構造との取り合いもあるため、精度の高い墨出しと丁寧な配筋がポイントです。
古材の風合いを活かしつつ、新しい構造とどうなじませていくか、今後の展開も楽しみです!

引き続き、安全第一で進めていきますので、どうぞご期待ください!

yamamoto

byヤマモト

引き続き

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

前回とブログと同様に写真は京都・Project H工事の様子です。

今回は前回と同じ古材ではなく、別の建物の古材を仮組していきます。

↑仮筋交いなどを用いて、実際に建築されていた当時の状態を再現するように慎重に組んでいきます。

↑一度大まかに仮組みを行った後、水平方向・垂直方向のズレを再確認し、調整を行います。古材特有の反りやねじれ、長年の使用による経年変化が大きく影響しますが、可能な限り元の状態に近づけるよう調整していきます

↑水平・垂直がしっかり出た段階で、写真のように大きな板(ベニヤ等)を使って図面を描いていきます。この「実寸図」を元に、各材の位置関係や寸法を確認しながら、構造全体の把握を行います。

この作業を何度も繰り返すことで、古材が当時どのように組まれていたかを読み取り、軸組図を完成させていきます。
時間も手間もかかりますが、古材が持つ歴史や職人の意図を感じながら、一つひとつの工程を丁寧に進めていくのは非常に興味深い作業です。

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byヤマモト

刻み加工

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

写真は京都・Project H工事の様子です。

新しい材と古材が組み合っています。各部分古材の状態を見ながら、断面欠損が最小になるように打合せを重ねて仕口の形状を選定しました。

↑梁の継手加工をしている様子です。

長年使われてきた梁は、やはり反りや傷みがあるので加工も一筋縄ではいきません。でも、そこを大工さんが手刻みでしっかり調整し、新しい材とうまく組み合わせていきます。まさに職人技の見せどころ!

古材の仮組をすべて終えると、次は基礎工事が待ってます。それまでご安全に工事進めたいと思います。

yamamoto

byヤマモト

着工

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

写真は新しく始まった京都・Project H工事の様子です。

↑地鎮祭、やり方を終え、会社の加工場では古材の仮組、加工をしています。

↑古材は経年変化による材の反りや、欠損も多くみられるため1つ1つ確認しながら慎重に組み上げていきます。スペースが限られていますので、今回は全体の1/4程度まで組みます。

↑大工工事はヒラボシ大工とフミノ大工が担当します。経験豊富な二人ですが、今回のような古材と新材が混在した新築の建物には少し苦戦中です。

始まったばかりですが、無事竣工できるように奮闘していきたいと思います。

yamamoto

byヤマモト