シャンデリアの行方

昨年末より計画しておりました八尾市・H邸リフォーム工事

先週ついに着工いたしました。

1週間で主要部分の解体工事が終わり、

隠れていた建物の骨格が露わになっています。

R0032285R0032280

メインの部屋は壁を全面解体せず、

既存を残しながら隣接する和室と繋がりをもった

ダイニングキッチンへと生まれ変わる予定です。

名称未設定

解体前、旧リビングだったこの部屋にはかなり個性的な照明が。

DSC05501R0032171 (2)

昭和の面影なのでしょうか、、

千日前のディープスポット味園ビルを彷彿させるフォルム。

奇抜さは否めませんが、もう手に入らないであろうこの代物。

上手く再利用できないか絶賛検討中です。

 

そういえば先週TOYOキッチンのショールームで開かれた

シャンデリアのお披露目会にたまたまお邪魔させて頂いたのですが、

そこではごく当然に高級シャンデリアやモダンな照明が

換気扇と対になる形でキッチンに吊るされており、

それはそれで違和感がなく成立していることに驚きました。

R0032301R0032296

LEDの普及もあってか、

メインのリビングに大きい照明を持ってくる

という発想自体がかなり乏しくなってしまった今、

シャンデリアはその行方を探して彷徨っているのでしょうか。

 

by タカノリ

高さ問題

こんにちは、設計のササオです。
本日は斑鳩町N邸リフォーム工事の打ち合わせがあり、キッチンの背面収納について、施主様(奥様)の身長と家電の高さと、収納の容量などを検討してきました。
キッチン背面収納検討
現場にはホワイトボードがあり、そこに実際の高さとよく使う家電(オーブンレンジ)を原寸で描き、使う動作をしてもらって検討いたしました。
計画では家電が使いやすい位置へ納まるように寸法を設定しておりましたが、女性の平均(158cm)より身長の高い私(168cm)が動作をするのと、私よりも15cmは身長の低いお施主様とが動作するのとでは、使いやすさ、体への負担が全く違うことを実感します。
キッチンは意外と長い時間を過ごす場所、動作も多く、日々の積み重ねで体へも影響があるため、改めて重要性を感じました。

ちなみに私の賃貸マンションのキッチンの高さは75cm。
キッチンの使いやすい高さは「身長(cm)/2+5cm」と言われています。
私の身長から計算すると89cm、キッチンは高い方が良いということから適正は90cm、現状は15cmも低いのです。
5cm低いと腰痛の原因になるそうですが、どうりで。。。結婚してから腰痛がひどい。
主人の身長から計算するとキッチンの適正高さは97cm。主人の洗い物をする姿は本当に辛そうだなと見ておりましたが、数字でみると限界かなと思います。

主人の生活で考えると、184cmの身長で、生まれ育った家も、今住んでいるマンションも開口部は180cm以下。猫背で屈む姿勢が定着しており、いつも肩こりと、腰痛に悩まされております。
改善しやすい食生活は気を使っておりますが、そろそろ私生活の住環境(高さ問題)も改善するべきかなと。陽の入り方、風通しはとても良くて気に入っているのだけど。。。

高さと、素材感のバランス

こんばんは。設計の田中です。
大阪市生野区巽北・M邸新築工事の定例打ち合わせに参加しました。
1Fがダンス教室ということで、遮音シートとPBを貼って防音性能は
高まったのですが、共鳴を危惧して、布クロスを貼ることになりました。
IMG_3484IMG_3475
布クロスは重厚で、上品で落ち着いた感じです。
久しぶりに、見ると、なかなかいい感じです。

2Fリビングは、吹き抜けです。
斜線制限があり、天井高さを抑えた分
落ち着いた空間になったように思います。
IMG_3476
IMG_3473IMG_3474
落ち着いた空間とは
高さと、素材感のバランスに寄るところが大きいのではないでしょうか。

もうひといきで大工工事が終わりです!

BY タナカ

工事着工

こんばんは。設計のカワモトです。守口市・H邸リフォーム工事の解体着工しました。
DSC03390DSC03388DSC03394
↑内部の解体の様子
DSC03397
↑駐車場の解体の様子
プランや家具、仕様や設備機器の選定、外観など施主様が住みやすいリフォームに出来る様に打ち合わが出来ればと思います。
解体工事が始まったばかりですが、これから現場や打ち合わせなど頑張りたいと思います。
byカワモト

キックオフ

こんばんわ。

ブログとしては、少し時期を外してしまいましたが、

新年あけましておめでとうございます。

年末から今までは、昨年末突如我が家にやってきた息子の世話や

年始からの慌ただしさで本当にあっという間にでした。

 

本日は小路東・K家リフォーム工事の

キックオフミーティングと称した集いがありました。

関係業者の方々19名一同に介して頂いたのですが、

普段の打ち合わせでは個別にしかお会いしないので

やはり建築というのは本当に大勢の人が関わって出来ているのだなぁ

という当たり前なことをしみじみと再認識し、

それぞれの知識とウデが集積し編集され一つの建物として現れることの

難しさと面白さを同時に感じることが出来ました。

IMG_1199-Edit

その後は加工場で関係業者さんとの懇親会。

ミーティングと称しながら、ある種こちらがメインな感もあり、

普段は聞けない業種ごとの様々なことや、

よもやま話に花が咲いたとても良い会になりました。

もうすぐ初午もありますが、こういう機会は大事にしていきたいですね。

byタカノリ

超地盤

こんばんは。設計担当の田中です。
目神山・N邸新築工事の方が、間もなく着工予定です。
目神山は、西宮市甲陽園の高台に位置します。
自然豊かな、すばらしい土地なのですが
建築をする為には、法規的にも現実的にも制約を受ける
土地でもあります。
現実的問題は、土地の大部分が岩盤で構成されている点です。
岩盤の形成も、大きな岩がゴロゴロという場所と一枚岩でつながった
場所がある様ですが、N邸の土地は、一枚岩(花崗岩)の様です。
造成工事をされた設計事務所の見解、
先日行った、地盤調査の結果からの判断です。
超地盤です。
IMG_3291
IMG_3295
打撃を加えても、調査の杭はなかなか刺さっていきません。
5ポイント、どこで計測しても同じ結果でしたが
打撃を与えれば、少しは、削岩して刺さっていくわけですので
花崗岩は、めちゃくちゃ堅いというわけでもないのでしょうか・・・。
この調査、基礎工事や水道配管工事で掘れるかどうかを調べる目的が
大きかったのですが、水道業者の見解としても
結局掘ってみないと分からないという答えに落ち着き
なかなか、科学的解明というのは、自然相手には難しいのかと思いました。

ところで建築は地盤が命です。とは、私の見解です。
いくら耐震性能を上げても、地盤が悪ければ無意味となります。
うちの家も、地盤が悪いといって、過剰な地盤改良をしましたが
周辺地盤が悪いので大きなトラックが通ると建物は揺れます。
構造設計の方も地盤改良業者さんも自然に対する見解を持って欲しい
とよく思うことがあります。

超地盤、目神山 最高の土地に思えます。

確認申請が下りるまで、まだまだ道のりがありますが
よろしくお願い致します。

BY タナカ

上棟式

こんばんは。設計のカワモトです。先日、大阪市生野区巽北・M邸新築工事で、棟上げ、上棟式を無事に行うことが出来ました。
DSC03122DSC03112
↑棟上げが終われば、ブルーシートですぐに養生しています。上棟式は寒い日で心配しましたが養生をしているのと、ストーブを用意していたので建物の中は意外と暖かく良かったです。
DSC03132
DSC03150
↑上棟式の様子です。施主様のご協力もあり、和やかに上棟式を進めることが出来ました。ありがとうございました。建物の無事竣工を願いながら現場の作業や打ち合わせを進めていきたいと思います。byカワモト

着陸態勢

いよいよ師走も終盤に差し掛かってきましたね。

実質今週が木村工務店にとっても今年最後の大詰め。

来週の今頃は年末の大掃除も納会も終え、顔を赤らめていることでしょう。

ということはこれが今年最後のブログにもなりますね。

と言っても、まだたった四回目の現場ブログではございますが。

 

相変わらず始まっている現場があるわけでもないので、

勝手に私的一年間を総括して申し訳ありませんが、

今年は本当に激動の一年でした。

春に婚約し、夏に10年間住んだ東京を離れ大阪へ戻り木村工務店へ入社、

秋に結婚し、この冬、そして父になりました。

その間にも人生初の手術や、初めてのヨーロッパ旅行も経験しました。

年々時が経つのが早く感じていましたが、

これだけ色々あると去年はまるで遠い昔、はるか彼方の出来事の様に感じますね。

 

まだまだ木村工務店としても、父としても新人ですが

身を引き締めてより一層精進して行きたいと思いますので

来年もよろしくお願いします。来年こそ現場を報告したいと存じます。

少し気が早い感は否めないですが、まだ誰も言っていないので言い始めてしまいましょう。

 

良いお年を!

 

BY タカノリ

現場のいろいろ

こんばんは、設計のササオです。
竣工直前の豊中市・F邸新築工事の現場の様子です。

F邸壁紙F邸壁紙2

 

カタログで選んでいただいたデザインを大判でサンプルと取り寄せ、現場に貼って確認していただきました。
カタログのチップと、サンプルの手触り、テクスチャー・デザインの雰囲気が違うことが多いので、お施主様も選ぶのが大変な作業です。

M君
こちらは大工見習のモリ君です。
お昼休みに早々とお弁当を食べ終わり、玄翁の柄を自作しておりました。
小さな鉋で少しずつ削って調整するのですね、私も初めて知りました。

F邸外構

手伝い職人のみなさんが、外構の下地を施しておりました。

3週間ほど前ですが、電気の業者さんがメンバーで参加しているバンド「グラサンズ」のライブが会社近くの居酒屋さん「あそび菜」さんで行われていたので、見に行きました。
12月20日「ピザ作りワークショップ」講師の素敵なお店です)
image (8)
分かり辛いですが、奥でバイオリンを担当しているのが電気の業者さんです。
とっても素敵な音楽で、CDを買って、サインをいただきました。

木村工務店はもちろん、「あそび菜」さん、「グラサンズ」さんも、ぜひ御ひいきに!
どうぞ、よろしくお願いします。

byササオ

お引き渡し

こんばんは、設計担当の田中です。
12月に入って、お引き渡しの案件が増えてきました。
先日は、羽曳野市・K邸リフォーム工事のお引き渡しがありました。
こちらは、古墳のお堀の前の住宅で
今回、リビングに大きな開口を設け、古墳が一望できる
素晴らしい、もしくは神秘的な情景を取り込むことができました。
IMG_2806[1]
外観も塗り替え、古墳をバックにグッと引き立ちました。
IMG_2921[1]
リビングからの眺めは最高です!

外とのつながりは、リフォームの場合、特に大事かと思う
ガラッと変わって良かったです。

ありがとうございました!

By タナカ

1 64 65 66 67 68 90