構造補強工事

こんにちわ。設計担当のカワモトです。
平野区Y邸リフォーム工事の現場確認してきました。


↑ワダ大工が構造補強工事を進めています。構造用金物と構造用合板で耐力壁を検討して施工しています。梁補強や柱の受け替えなども行いサッシもすべて取り換えるので1階部分は新築と変わりません。
仕上がりが楽しみです。
話は変わりますが開催中の4年に一度のワールドカップ。この時期はどこでもサッカーの話題が多くなり、優勝のチーム予想や日本代表の予想など話は絶えません。明日は日本代表の試合なので精一杯応援したいと思います。
kawamotoby.カワモト

終わりと始まり

こんにちは、専務です。

段々と寒さが増してきました。

冬眠出来ればいいのですが、年末に向けて現場は目まぐるしく動いています。

先週は、都島区S邸マンションリフォーム工事の引き渡しがありました。

分節されていたニ部屋とキッチンをひと繋ぎにしたことで、開放的なLDKとなりました。
引き渡しではTOTOの営業さんからの念入りな器具説明などをしてもらったのですが、
最近はホームページでのお手入れの仕方が丁寧に書かれてあり、わかりやすくて便利です。
工事はひと段落ですが、家は住んでからが始まり。心地よく住んで貰えると嬉しいです。

冨士灯器新社屋新築工事はいよいよ鉄骨が立ち上がりました。

木造住宅がメインの木村工務店ですが、年に数件は鉄骨の新築工事も建築しています。個人的には4年ぶりの設計施工の鉄骨新築。躯体が立ち上がると一気に現実感が湧いてきます。完成に向けて、年末年始と皆で協力し、作り上げていきます。

そして、心斎橋でも木造新築がついに着工。

おそらく大阪で1番人が多い商店街で一筋縄ではいかない敷地なので、入念に計画を立てて来年の完成に向けて邁進したいと思います。

 

byタカノリ

 

最小ユニットバスの設置

こんばんは、現場監督の田中です。
この度、会社の近くの現場(ユニットバス交換工事)を受け持つことに
なりました。
弊社では、設備機器に関しましては、TOTO製品をお勧めしております。
私個人と致しましても一押しです。
特にトイレとユニットバスは、
昔も今も、デザイン、開発力について群を抜いてすばらしく
水回り専業メーカーとしての意地の様なものを感じます。

ですが、今回に関しましては、少し異議を申し上げたいと思います。

今回、0.5坪タイプという最小タイプのユニットバスを設置する工事
だったのですが職人さんと搬入業者さんから
なんと『このタイプのユニットバスが施工上、一番嵩張るんです』
という声を、搬入に来た職人さんから聞いたんです。
意外な声でした。

最小タイプのユニットバスですから、当然、設置場所は、小さな家や
集合住宅になります。しかしながら
この商品の浴槽と防水パンは一体型の為、こんなことになっているのです。

普通のユニットバスは浴槽と洗濯パンが分かれているので
全体として大きくても、まだ搬入はしやすいのですが
以外にも、小さいけれど、パーツは大きかったという話です。

現場は、こんな感じでした↓


無駄を省いた梱包技術には定評があるそうです。
テレビで見ました。

こんな感じの、一体成型
一体にすることで、強度やコスパに貢献しているのでしょうが
搬入はたいへん。搬入口の開口が800以下では入らないので
今回は、扉を外してなんとか入りましたが
本来、要望の多い、文化住宅などの場合、入らないことが
多々あると聞きました。
2階なんかだと室内から持ってあげるのは不可能かと思います。
※写真では見えませんが製品下にリン木(養生)を敷いています。
ご安心ください。

キッチンに浴槽があるという、ユニークなプランで最初は少し驚きましたが
よくよく考えると、動線に無駄がなく合理的で、使い勝手は良さそうです。
そもそも、ユニットバスって、どこにでも設置できるというのが
当初のコンセプトで
この0.5坪サイズのお風呂は、今もUBのパイオニア商品だと思うんです。
その昔、大阪万博の頃ですから50年以上前に、公団住宅のベランダに
設置されていた映像を見ました。
弊社の界隈には長屋が多く、お風呂がなかったので
ちょうどこのユニットバスを、裏庭に設置するというニーズが生まれました。
お風呂がない時代には、画期的な商品で
今なお、そういう目的で使われています。

一体だからこそ、自由に、ベランダにでも設置できるという特徴は
わかるのですが、もう一工夫、できるといいように思いました。


やっぱり、現場ニーズに沿った設計というのは大事なのではないでしょうか。
TOTOさんには、是非とも頑張って欲しいと思います!
確かに、一体型だから組み立てが楽で、防水性も担保しやすいのですが。

短期間で、何とか、電気、水道、ガス工事すべてを解決して
無事、うまく納まりました。
職人さんのご尽力のおかげです!

お施主様にも、たいへん喜んで頂けたことも嬉しく思います。

UB施工は、当然、その間お風呂が入れませんし
工事で、普段の生活がたいへんになるので
お客さんの協力なくしては実現しないのです。

誠にありがとうございました!!

あと少し、仕上げ頑張ります。

tanaka

by.タナカ

写真のこと

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

少し前に竣工して、撮影させていただきました

竣工写真ができましたので、少しだけ紹介です。

 

 

吹田市・K邸リフォーム工事

重心が低くて、なかなかかっこ良い空間だと思っております。

もともと、キッチン前に垂れ壁があったり、

一部廊下などをリビングに取り込んで、

大きなワンルーム化にし、

小さな居場所になりうる空間を

素材や家具、既存の窓など、小さな要素を駆使して創りました。

 

 

東大阪・M邸ガレージ改修工事

住宅1階部分の駐車場の改修工事です。

小さな個人の住宅であっても、

❝マチ❞とポジティブに、積極的につながろうとすることは、

施主さんにとっても、周りの環境にとっても良いことが生まれていくと思っております。

開放的にオープンな雰囲気が良いということではなく、

個人と公共の関係性を丁寧に、

オーバーラップしながら考えていくことが、双方の幸せにつながっていくと思っています。

 

 

東大阪市・Y邸リフォーム工事

細々と複雑に分かれていた空間を、

床という要素でワンルームのような広々とした連続感を持たせ、

さらに、既存の窓から見える美しいお庭と室内空間の関係性を

改めてポジティブに築いていきました。

 

 

個人的な話ですが、写真絡みなので。

ずっと探していた山田脩二さんの

『日本村 1966-1979』が手に入りました。

 

1960〜70年代、高度経済成長下の日本を記録した写真集。

昔ながらの庶民の生活風景と、急成長していく都市。

そのズレを、否定的でもなく、肯定的でもなく、

ありのままに記録した写真集です。

表紙だけですみません。。

検索してもらえると、写真がちらちら載っていますね。

みなさんも古本屋さんで見つけたら、ご覧になってはどうでしょうか。

 

 

では。

byハヤカワ

はじまり

こんにちは、設計のツジムラです。

東住吉区・T邸新築工事は先日お引き渡ししました。

T邸はRを多く取り入れています。

階段にある本棚、建具、外壁垂れ壁、外構木塀などなど…

お庭も広く取れましたので植栽もたくさん植えまして、庭園が出来ています。

木塀は防犯性もかねて低めに設定して

ご近所さんや通りかかられた方にも庭を見て頂けるようになっています。

 

玄関入って一番目立つところにある階段の本棚には

手作りの作品が展示されていました。

 

キッチンからリビング通して庭園、向かいの公園まで見通せます。

風も通り抜けるので気持ちいいLDKとなりました。

↓この写真は植栽ありませんが…

 

T様の新しい生活がはじまり、快適に過ごして頂けたら嬉しいです。

桜の時期に竣工写真撮影をお願いしていますので、今から楽しみです。

 

堺市・w邸リフォーム工事はじまりました。

1階は玄関を残しほぼ解体終わり、

これから新しく作る壁の下に基礎を新設します。

堺市で耐震申請出すのは初めてだったのですが、

堺市…なかなか厳しい……

喜んで頂けるように頑張りたいと思います。

byツジムラ

 

 

本日は皆既月食

本日11月8日19時16分頃~約1時間半の間、皆既月食が観察できるそうです。

天気も良いので、観察日和になりそうですね!

20時半頃寝かしつけとなるとちびっ子2人の夕飯&お風呂で忙しい時間なので、どうなるやら。

観たいな~!

 

最近は耐震診断・耐震設計にバタバタとしております。

工事範囲は最小で、耐震評価1.0以上(一応崩壊しない)に持って行かなければいけません。

いろんな耐力壁の工法を組み合わせ、答えを導き出していきたいと思います。

 

少し前にはなりますが11月3日(文化の日)にお舟かもめのうたた寝クルーズに参加しました。

天満橋の八軒家浜船着き場から毛馬閘門で淀川に出て、枚方公園近くの船着き場まで約2時間半。

毛馬閘門は淀川から大川への水量を調整する役割があり、通る際は水門で水位の調整をするのが見所です。

 

ちびっ子2人も一緒だったので、舟から落ちないか常に緊張感があり、うたた寝はできませんでしたが、快晴で風もなく、とても気持ち良いクルーズでした。

ちなみに今の季節はこたつがあるので、下半身は温々です。

 

sasaobyササオ

大工工事スタート

こんにちわ。設計担当のカワモトです。
平野区Y邸リフォーム工事の現場確認してきました。

↑シロアリ調査して貰いまして、シロアリ被害がありましたので防蟻処理行いました。

↑基礎、防蟻処理の後に大工工事がスタートしました。建物の構造補強から始めております。その際に大工、現場監督と墨出しに立ち会いました。大工はワダ大工が棟梁として入ります。これから本格的に大工工事がスタートします。チームで頑張りたいと思います。
kawamotoby.カワモト

第4コーナー

こんにちは。専務です。

見ての通り本日は阿波座BA邸の写真撮影でした。
収納を担当した無印良品さんも来て頂き和気あいあいといい雰囲気の撮影となりました。

木村工務店の撮影は基本的にお住まいになられてからの撮影をお願いしているので、
ライフスタイルが徐々に家にも染み付いてきていて、
竣工直後よりも家がいきいきとしているように感じます。
お施主様には掃除等ご負担おかけして本当に感謝です。

さて、森小路教会では外壁塗装が着工。

クリスマスに向けて化粧直しです。
いよいよ年末が見えてきて今年も終盤戦に差し掛かったところでしょうか。

この冬は弊社が施工として設計初期段階から関わっている
心斎橋筋商店街で恐らく初めての木造店舗のプロジェクトもいよいよ着工に。

息切れせず走り抜けたいと思います。

takanori

byタカノリ

シングルウォールとダブルウォール

こんばんは。設計担当の田中です。

ここ数年、キャンプを通じて身を以て色々な素材の性能を確かめているのですが
その中で、今回はテントの幕(生地)と建築の外壁とを対比させて
お話しさせて頂きたいと思います。

テント生地は、主にナイロン、ポリエステル、コットン素材でできています。
最近では、超軽量素材のダイニーマ製(超高分子ポリエチレン)、
タイベック製(透湿防水シート)やゴアテックスなどの透湿防水素材など
さまざまな生地が使われています。

テント選びでは、素材も大事なのですが、最も大事なのはその構造です。
テント構造は大きく分けてシングルウォールとダブルウォールの2つに分けられます

シングルウォールは生地1枚、ダブルウォールはインナー生地と空気層とフライシートの構成になります。
シングルウォールは設営しやすくフライシートがない分、軽いですが
必ず発生する結露水がダイレクトにテント内に滴り落ちて
テント内がどしゃ降りの雨になります。
最近では、結露が出にくい透湿製のある素材も開発されていますが、
中々、快適なテントは生まれてきておりません。
一方、ダブルウォールは、多少の浸水や結露があってもインナーテントでカバーできるので
幕内に、水滴が落ちてきたりすることはありません。
欠点は設営に時間がかかるのと、重くなることです。

上記の様なことが、おおまかなテントの話ですが
実は、建築の壁も、テントの幕と全く同じことが言えることに、最近気づいてきました。

◎今、施工している、ALCの外壁改修工事
こちら、テントで言えばシングルウォールです。


現在、ALCの外壁改修工事を行っております。
ALCは100㎜厚の外壁で出来ており、テントでいうところのシングルウォールになります。
ALCはパネルを組み上げることで内外が完成するので施工性は非常に良いです。
その反面、目地と外壁に問題があるとそこからダイレクトに内部に浸水してしまうため
しっかりとしたシーリング処理が必要となります。
防水という観点からすると、塗装よりも、下地のシール処理の方が重要と言えます。

コンクリート打ち放しの建物なんかもシングルウォールですよね。
コンクリートは頑丈な素材ですが、地震などでヒビが入ると浸水してしまいます。

◎こちらは、木造の倉庫の施工現場
たまたま分かりやすい状況の施工現場があったので掲載しました。
新築の現場とは違いますが、こちらはダブルウォール
防水シート+仕上げの板貼りの2層になっています。
通気層を取ってないので、完全なダブルウォールではありませんが


テントで言うところのインナー部分が透湿防水シート
板貼り部分がフライシートとなります。
外壁から雨水が浸水しても内側の防水シートをつたって水が切れるため
内部に直接浸水することはありません。
※住宅の場合は、透湿シートと板の間に通気を取って内部結露を防ぎます。

 

余談になりますが、衣服も同じで
登山ウェア-でレイヤ-システムというのがあります。
ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターといった重ね着の考え方で
行動中に出る、汗なんかをどの様に逃がすか、雨風からどう身を守るか
こちらも建築の外壁と照らし合わせると面白いことが分かってきます。
また、ブログで書けたらと思います。

そういえば、シングルウォールテントで快適な素材が唯一あります。
ポリエステルとコットンを複合したポリコットンテントです。
ポリエステルの防水性とコットンの親水性
コットンは結露水や多少の雨水を吸収する素材で水と一体となった幕を作り、幕内に水が滴ることはありません。
これは性能というよりは素材の性質を活かした発想です。
※建築でいいますと、調湿製のある素材(モイスや珪藻土など)が素材特性による効果を示します。
キャンプでは、重たいという欠点以外は、いいことずくめです。

家族からは苦行といわれ敬遠される様になってきましたが
それでも説得して今年の冬も頑張ります!

tanaka

by.タナカ

芸術の秋

設計のササオです。

担当している小路東・H邸リフォーム工事の構造補強が終わり、改修後の部屋の雰囲気がわかるようになりました。

これから家具や建具廻り等作り込んでいく段階なので、手待ちにならないよう、準備していきたいと思います。

 

2階は古い梁を見せるため、大工さんが木で足場を作り、天井下地を組んでいく準備をしていました。

この低い空間が妙に魅力的!

 

プライベートでは、芸術の秋ということで大阪中之島美術館に岡本太郎展を見に行きました。

オープンと同時に行ったにも関わらず、昼過ぎの整理券になりました。

やはり大阪人は岡本太郎が大好きですね!グッズ売り場も大行列!

 最近の展覧会は撮影OKが多く、みんながいい角度で撮影したいため、それを気にして観たいタイミング・観たい角度で観られないストレスがあります。撮影もほどほどに・・・

 

また京都迎賓館の見学も行ってきました。

小学生以下は入れないので、子供達と旦那は京都動物園へ。

京都迎賓館は、来日した各国の賓客をおもてなしする施設としての役割があり、日本の最高の素材・技術が集結しており、緊張感のある美しさと品のある空間でした。

一人一人にイヤホンが渡され、ささやくような案内を聞きながら、細やかな説明があります。

また、人間国宝の作品がおおく、撮影はOKですが、触れたり、メモしたり等禁止事項も多いです。

 

見学者が唯一座って良いこのベンチが、共芯合板製でカジュアルなのですが、品があり、スタッキングでき、このある一定のルールを感じる作りに惹かれました。

華奢なのに座るとしっかりしていて、いつか図面化したいと思います。

 

インバウンドが完全に戻る前に、ゆっくり京都を堪能したい!

 

sasaobyササオ

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