建物探訪

こんにちは。

設計のハヤカワです。

中之島に新しくできました、こども本の森 中之島 に行ってきました。

安藤忠雄さん設計です。

 

現在は、コロナ感染予防のため入場制限があり、事前予約が必要です。

半月ごとに予約ができるのですが、かなり人気なので、すぐに埋まってしまします。

予約取るのが難しい状況でしたが、友人と人海戦術で取ることができました。

 

図書館に行く前に、淀屋橋駅から北浜駅方面の川沿いに並ぶ、

川に開かれた気持ちの良いテラス席があるカフェで中央公会堂を眺めながらコーヒーを飲みました。

中之島はこれからどんどん開発されていくようです。

中之島を横断していた、車のための黒くどんよりしたアスファルトの道がなくなり、

人間のための街路になるようです。

姫路駅前の広場の再開発や神戸・三宮周辺の再開発など、

中之島も含めて、人と公共交通の関わり方が問われているようです。

 

内部です。

時間制限があるので、本を見たり、建物を見たり、情報量が多すぎて全然追いつかなかったです。。。

 

とりあえず、写真はいっぱい撮りましたのでお見せします。。

 

 

個人的に久々に感動したのは、円柱の空間です。

用途や機能は何もない空間だと思いました。

それがよかったですね。

住宅だと基本的に機能が優先されることが多いので、

何もない“余白”が新鮮で、無限の可能性を感じました。

住宅という機能的なハコに小さな“余白”があると、

どんな生活になるのでしょう。

想像が広がります。

 

ちなみに図書館を出た後は、たくさんの人で賑わう中之島公園でレジャーシートを敷いて、

近くのお店でテイクアウトしたお弁当を食べました。

いつ、どこで、だれと一緒にご飯を食べるかで、美味しさが変わってきますね。

 

 

では。

byハヤカワ

目隠し塀の回廊

こんにちは。設計担当のタナカです。先日、八尾市・T邸新築工事のお引き渡しがありました。

この建物は、1階LDKの南面、東面が道路と隣接しています。
その為、大きな目隠し塀で囲んでプライバシーを確保しています。
また、同時に庇で覆われている為、落ち着いた囲まれ感のある
空間を生み出しています。

 

+αとして、お施主さんのご要望でデッキからさらに外部へのつながりも求められ
板塀を両開きで開閉できるようにしています。
これが、縁側の様に利用できそうで町とのつながりができて
この案も、大正解だったように思います。

この建物を取り囲むデッキ空間は、生活に合わせて色んな使い方ができて
快適性を生む装置になるように思います。

街との調和も取れた
良い建物を造らせて頂きまして、ありがとうございました。

tanaka

by.タナカ

 

 

仕上げと基礎

おはようございます。設計ツジムラです。

生野区I邸リフォーム工事は階段もかけ終わりいよいよ仕上げ工事となりました。

長屋でコンパクトな造りではありますが

出来るだけ空間の広がりが感じられ使い勝手も良くなるように考え打合せを進めてまいりました。

後少し現場ともども頑張っていきたいと思います。

仕上がりが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

阿倍野区・A邸リフォーム工事は1階の解体が終わり、基礎工事の真っ最中です。

こちらは基礎があまりなく建物内部はブロック積みとなっておりました。

今回耐震補強の為新たに耐力壁を設置するので、耐力壁直下にはRC基礎を配置します。

既存の土台と柱を残し上部梁がたわまないようジャッキアップして2階を支え、

その下に基礎立上り配筋します。

既存の構造体を残しての作業はやりやすくはないですが、しっかり造っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

byツジムラ

鉄骨階段と現場監理

こんばんわ。設計担当のカワモトです。
八尾市MY邸新築工事で横井金物による階段工事を行っています。
何度も現場や横井金物の事務所で打ち合わせした階段なので仕上がりが楽しみです。
↓現場の方はゴミの分別、土足厳禁、施錠、いろいろと現場管理が進んでいます。
現場がキレイになり良いと思います。他の現場でも実施しているのでまた確認したいと思います。

kawamotobyカワモト

玄関収納と洗濯スペースの収納

こんにちは、設計のササオです。

今回は少し前に引き渡しをしたリフォーム物件の収納部分をご紹介します。

 

まずは玄関収納です。

シンプルに可動棚で構成された収納スペースですが、土間部分には傘などがかけられるポールを、

上がり框からの収納部分には上着等を掛けられるハンガーパイプを設置しました。

玄関まわりは靴以外にも掃除道具、ベビーカーやスーツケース、ゴミ置き場としてなど

濡れた状態のものがあったり意外と臭いが気になるものが多いので、換気できるように窓を設置したり、換気扇や、最近ではナノイー発生機等も検討するのが良いと思います。
私も子供が産まれてから、ベビーカーや外で遊ぶおもちゃなど玄関に置いておきたいけど隠したいものが多いので、玄関収納はしっかり計画したいと思います。

 

次に階段下収納に設けた洗濯スペースの収納です。

洗剤や柔軟剤、漂白剤等洗剤も多種必要とし、浴室・トイレ・洗面で使用するもののストック、

掃除用品も置くため、洗濯機以外のスペースは収納棚(可動棚)で構成しました。

普段は巾120cmの引戸で隠されている場所です。
見える部分をすっきりとおしゃれに保つためには、見えない収納部分の計画が重要だと、設計という仕事を通しても、私生活でも実感します。

こちらの自宅の壁は調湿性能のあるモイスで仕上げておりますので、このような収納スペースにはより適しているのではないでしょうか。

 

以上、なかなか見られない住宅のバックスペースの紹介でした。

 

sasaobyササオ

古民家を再生する

こんにちは、タカノリです。

奈良で古民家のリフォーム工事が始まりました。
今までも幾度か古民家の改修に携わらせていただきましたが、
こちらも今では手に入らない様なケヤキの大きな大黒柱の入った立派な古民家です。

まずは解体から。
地面と近くシロアリの被害がある框も交換するために解体し、構造的に弱くならない様に基礎を柱間に新設してしっかりと構造を接続します。

今回のリフォームは傷んでいる部分のメンテナンスと同時に、高齢の夫婦が安心して暮らせるバリアフリー化、家族・親戚が集うことの出来る居心地のいいLDKを作ることで、次の世代へ引き継いでいける家を作ることが命題です。
大きい古民家は勿論その建物としての価値は素晴らしいですが、それを引き継いでいくことを考えると、メンテナンス的にも、現代における住宅性能としても課題は多く、悩んでおられる方は沢山いらっしゃると思います。全てを抜本的に解決することは難しいですが、一つ一つ問題点を改善し、その建物の価値を活かした住まいになる様、設計的にも施工的にも工夫していきたいですね。

takanori

byタカノリ

終の棲家

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

休日に京都の一乗寺にある詩仙堂に行ってきました。

 

詩仙堂とは、石川丈山という詩人が隠居のために建てられた住宅で、終の住家でもあります。

 

詩仙堂=凹凸窠(おうとつか)とも呼ばれています。

凹凸窠とは、でこぼこの土地に建てられた住居の意味で、

不思議な場所に建っております。

 

↑アプローチは、ほの暗い竹林を抜けていきます。

 

↑門をくぐると住宅が見えます。

 

↑何度か過去に訪れていますが、いつも感動するのが、

住宅を貫通して、奥の庭園が見えることです。

住宅を挟んで、奥のソトが見えるのが不思議ですごく素敵です。

 

ウチとソトが連続している。

視線が抜け、風が抜け、行き止まりがなく、

呼吸をしているようです。

これは、良い空間の条件だと思っております。

 

↑内部は低くて暗い。

現代は、明るく天井が高いのが良いという流れがあると思いますが、そうとは限らないですね。

建物が建つ場所、環境がどうしてほしいのか丁寧に聞き取ることも大切だなと改めて思いました。

 

↑庭園の美しいグラデーション

良い休日でした。

 

 

では。

byハヤカワ

キャンプと住宅設計

こんばんは、設計担当の田中です。

コロナウィルス感染の問題は以前残ったままですが
この連休を利用してキャンプに行ってきました。
後で聞きますと、今年は例年以上のサイト数であった様で
みなさん、GW,お盆と自粛されていた人が、ようやく外に
出られる様になってきたのかと思います。
また、今年のお盆は、強烈に暑かったということもあるかもしれません。

キャンプは、テントの配置を考え、ライフスタイルに合ったテント、タープ、調理機材を揃え
まさに建築そのものかと思います。
特に、最近のキャンパーの方は、ただ単にバーベキューをしに行く様な方ではなく
自分好みの空間づくりに徹底的こだわってられる様に思います。
スタイルとしてはタープを貼るということが完全に定番化して
その張り方も様々です。
最近はソロキャンパーさんでも小型タープを必ず設置しています。
テントの個性よりいかにタープを配置しその下で快適な生活を楽しむかが
重要になってきている様に感じます。
タープは住宅でいうリビングの様なもの
どう自分らしく過ごすか、
ストーブの設定からテーブル、収納ラック、キッチンレイアウトまで
みなさん思いのままに便利に格好良く設計されていて
周囲のサイトを見渡して勉強させられることが多いです。

◎仕事柄考えるのが、キャンプでの体験が普段の設計に活かせれるのではないかということです。
私は家キャンもするのですが
キャンプライフから快適性について学んでみたいと思っています。

私のサイトを紹介します↓
今シーズンより、
小川テントさんのトリアングロというテントを使い出しました。
このテントは、私がズバリ思い描いていた形状だったので
思わず、衝動買いしてしまいました。A型タイプテントにタープがドッキングしたモデルです。
やはり欧米型のドーム形状より合掌造りの方が私は好みです。



◎タープの下はLDk
キャンプでも、キッチン、ダイニング、リビングの
配置は重要です。使いやすい動線
我が家の場合は、座りながらすべての作業ができる配置を目指しています。
1人住まいの快適ダイニングキッチンを想像しながら計画しました。

◎外とのつながりを大切に
外とのつながり住宅で言うところの開口
椅子に座って景色がどう見えるか
又は、周囲からどうかくれるか
四方開口が開いていて開放感があるパターンも気持ちいいのですが
私個人の好みとしては、1方向に視界が開けて
その他は囲まれている方が好きです。

 


◎キャンプ道具の収納
ファミリーキャンプで、うちほど積載量の少ない方は
いらっしゃらないかと思います。
家も車も最小です。
それでも、玄関収納には、靴箱以外にクローゼットを設け
車には、無理くりキャリアを設置し納めております。

玄関収納は、部屋の面積を削ってでも必ず必要かと
感じています。
マンションリフォームで玄関収納を大きくしたいという
要望をよく耳にします。

◎最後に
キャンプ自体は、小学校から行っているのでキャンプ歴は40年
とかになるのですが、これまで、一向に上達しませんでした。
これまでのキャンプは技術的なことばかり注視されてきました
火をいこせるか、テントを設置できるか、寒さ、暑さ、虫対策など
そういう意味では、私はずっとダメキャンパーです。

しかしながら、今のキャンプに求めるものは
いかに好みの過ごし方ができるか
炭で焼き肉をしないといけないというような概念的なものは
全くなくなりました。

設計者としての言い方でいいますと
キャンプの中で、実はみなさん工夫しながら設計作業をしているのです。

その内容は、はっきり言って、私のプランなど全く及びもしない
高度なプランによるものばかりです。

また、キャンプに行って新しい形を試してみることが楽しみです。

ありがとうございました。

tanaka

by.タナカ

大工工事

こんばんわ。設計担当のカワモトです。今日の朝が涼しくてびっくりしましたが少しずつ秋になってきている感じがします。各現場では大工さんが暑い中頑張っています。
阿倍野区・F邸リフォーム工事では解体工事も終わりハマモト大工が頑張っています。
↑ハマモト大工は暑くても寒くてもいつも作業スピードが早いです。
八尾市MY邸新築工事でも大工工事が進んでいます。

モリ大工はいつも爽やかでテキパキと作業を行っています。若いですが大工として頼もしい姿になってきました。
kawamotobyカワモト

ピアノ

こんにちは!設計のツジムラです。

生野区I邸リフォーム工事着々と進んでおります。

I邸はお持ちのアップライトピアノの搬入経路確保が必要でした。

今回、搬入経路は玄関からのみとなり、玄関ホールから中に入るには引戸の有効幅を1mとしないと搬入出来ない…

そうなると一番開閉回数の多いところであり、建具が重くなると傷みやすくなります…

しかし、こういった90度曲がる経路はよくあるはず…

一部バラシて運べる!とも風のウワサが…

そこで、ピアノ専門の引っ越し業者さんに相談しました。

通常はそのまま持ち上げて運びますが、今回のような場合はピアノを横に倒して運ぶので1mなくても

大丈夫だと思う。基本的にはバラせないし、バラさない方がいい。との回答がありました。

なるほどーー。

再度検討すると(↑)、ドアサイズは広げなくてもなんとか大丈夫そうで一安心…

安全見て5㎝だけ広げました。

ちなみにグランドピアノは足を外して立てて運ぶそうです。

勉強になりました。やはりプロに教えてもらうのが一番ですね。

 

さて、今週から阿倍野区A邸も着工です。

気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

byツジムラ

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