台風クラブ

こんばんわ。台風真っ只中です。

台風が来るといつも、雨や風の煩わしさの反面、なぜかすこしワクワクし、テンションが上がる自分も発見します。それは学生時代は台風が来ると休みだったからなのか、低気圧がそうさせるのか、、

そういえば昔、台風クラブという映画を見たのを思い出しました。台風真っ只中の学校に取り残された中学生達が日常の中で抑えていた感情を爆発させ、暴走するという内容のシュールな映画なのですが、過激な内容にもかかわらず芯をくうような映画で、内容はうる覚えながら妙に面白かった印象が残っております。

しかし建築現場において台風というのは厄介なもので、現場監督は、現場の養生や雨漏れが起きないかと奔走し、ある意味テンションを上げて乗り切らなければいけない一日です。各現場、各ご家庭で無事台風一過の明日を迎えることが出来るようお祈りいたします。

さて、四条畷市・T邸リフォーム工事では、木村工務店でも珍しいナラ材のヘリンボーンの床を延山大工に施工していただきました。

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やはりまっすぐの床を貼る様には一筋縄ではいかないフローリングでしたが、無事貼り終わることができ、ホッといたしました。この床に染色することで、古民家の趣を残したこのリフォームにも絶妙にマッチしそうで、出来上がりが楽しみです。

それではみなさんごきげんよう!

takanoriby タカノリ

家と街と。

こんばんは、設計担当の田中です。
7月23日(日曜日)に開催されました
(arbol)生駒・K邸新築工事のオープンハウスに参加できず、非常に残念でした。
設計事務所さんは、私の家の近所のみよしパンさんも設計
されており、前々から、あこがれておりました。
みよしパン
近所のみよしパンさん。おいしいです。

行けなかった理由として
少し前置きが長くなりますが
私事ですが、3年前に越してきた都島区は
近所に親族が住んでる訳でもなく、
当初は、縁もゆかりもない土地でした。
ところが、最近になり、明治生まれの、我々夫婦両方のお爺さんが
都島工業高校出身であることが分かったり
我が家は、特に狙った訳ではないのですが、都島神社の参道沿いに
建てたので、神社の祭典が身近になり、
次第に街とのつながりを感じる様になりました。
初詣、お宮参り、七夕祭り、夏祭りと参拝させて頂いてます。
特に、夏祭りは、家の前を、地車が通って祈願して頂けるので
たいへんありがたい日でもあります。
また天神祭がその直後に続くこともあり、この時期は
我が家では、非常に重要な時期となっているのです。
その1年を通じた最大のイベント日と今回のオープンハウスの日程が
重なってしまったのです。
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神事はあまり興味ありませんでしたが
何かにつけ、楽しみになりました。
だんだん自分たちの街になってきました。

と、そんな状況を気遣ってか
本日、現場監督の計らいでようやく生駒の家を、見学することができました。
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スレート小波のとてもかわいらしい外観です。
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木製建具の使い方も、いい感じでした。
全体的に、とてもすがすがしく、気持ちのいい空間でした。

生駒のお施主様も
完成まで、様々なプロセスを踏まれてここまで来られたことと
思います。お疲れ様でした。
これからの生活が楽しみですね!

ありがとうございました。

tanakaBY タナカ

暑さ対策

こんにちは、設計のササオです。
梅雨らしさがないまま、すっかり猛暑。
そんな暑い季節に着工した「巽北・S邸リフォーム工事」は、
解体直後は東からの日差しで金属サイディングが熱せられる強い暑さが感じられましたが、グラスウールを詰め込んでからは、熱せられる感じがぐっと減りました。
現場の定例打ち合わせの時に、施主様もはっきり感じるくらい、暑さは和らぎ、扇風機の風が心地よく感じられ、こんなにもはっきりと断熱材の効果が実感できると思いませんでした。
断熱改修は、冬のイメージが強いですが、この亜熱帯化しつつある日本列島では、夏の暑さ対策には積極的に遮熱・断熱を進めていきたいと思います。

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解体直後の金属サイディングむき出し状態。

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グラスウールと壁下地、棚施工の状態。

こちらの現場も追い込みに入りました。
暑さで大変ですが、現場の皆様、よろしくお願いいたします!

sasaobyササオ

現場定例打ち合わせ

こんばんわ。設計担当のカワモトです。西宮市・K邸リフォーム工事の1,2週間程度の間隔で現場定例打ち合わせを行っています。
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↑打ち合わせの様子です。現場監督のナンバくんが丁寧に施主様に説明しています。
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↑R天井も仕上がってきまして、いよいよ仕上げ工事になります。
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↑2階のLDKは壁も無く開放的で、リビングからの眺望は最高です。

kawamotobyカワモト

POP

こんばんわ。暑さが際立ってきましたね。

先日、中央区・N社新築工事をお引渡しさせて頂きました。

都会の中にありながらリビングから緑が見渡せる素晴らしい立地です。

ナラのフローリングに、シナベニアとタモ集成材で製作した家具を配置し、

温かみのあるリビングになりました。

階段や建具はお施主様のご希望もあり、カラフルに!

お引渡しの日にお施主様の子供たちがこのポップな階段室を

ぐるぐる走り回って遊んでいたのがとても印象的でした。

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いよいよこれから夏本番。

暑さに負けずより良き住まいづくりに励んでいきたい次第であります!

 

takanoribyタカノリ

Jパネルの耐力壁

先週になりますが(WASH建築設計室 )大蓮北・T邸新築工事の地鎮祭があり参列してまいりました。

大蓮北ですので近くの長瀬神社さんから宮司さんに来ていただきましたが、その前に、現場はテントを張り、忌み竹を立てしめ縄を張り巡らしてといつものように準備を進めていきます。

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祭事はどこのお宮さんもそうですが厳かに粛々と進めていただき暑い中でしたが祝詞や大祓の詞が耳に心地よく、気持ちだけでも少し涼しくなったようでした。

今まで何度も神事に参加してきた中で、お参りの仕方ですがほとんどが玉串といわれる榊の枝を祭壇にお供えして、二礼、二拍手、一礼と、二回おじぎをして、二回手をたたき、一回おじぎをする習わしなのですが、今回の長瀬神社さんは古式にのっとり二礼、四拍手、一礼と、四回手をたたくお参りでした、今まで何度かこの作法でお参りはしたことがありますが、四回手を合わせて「シアワセ」と以前にどこかの宮司さんに聞いたような・・・・・・

この建物ですが設計されているのがMs建築設計事務所出身の若手建築家の日野さんで、Jパネルといわれる杉の積層パネルを柱間に落とし込み耐力壁を構成しています。

この工法、「Ms建築設計事務所の三澤康彦氏の監修により、2000年3月に壁倍率の大臣認定がされた」とあったように思います。

下の写真ですが実は17年前に私が現場担当していたMs建築設計事務所さんの吹田での住宅新築工事の写真です。
まさに2000年の8月の竣工だったと思いますので、これが認定工法の第一号とのうわさが・・・・・
自分の中だけですが。

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この現場、担当はシノダくんでこれから進んでいきます。
暑い中ですが頑張っていきましょう。

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セパレート型キッチン・本棚

交野市・S邸リフォーム工事のキッチンをご紹介いたします。


↑before写真
以前のキッチンは、I型キッチンで吊戸があり、やや暗い印象でした。
出窓がありましたが、隣家が近いため、カーテンは開けることがないということでした。

こちらがafterの写真です。

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最大6名は座れるよう、ダイニングテーブルを大きくしたいというご要望と、家事動線も良いため巾180cmのセパレート型のシステムキッチンを採用しました。それを囲む収納やダイニングテーブルは、タモ材とシナランバーを使用した大工さんによる家具製作です。

冷蔵庫やシステムキッチン、家電収納等の奥行の違いが不自然にならないよう気を付けました。
キッチンを囲むカウンター収納は、たくさんお持ちのCDや単行本の高さに合わせ、下段は収納ボックスや雑誌を立てて置ける高さにしております。

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システムキッチンはキャビネットもステンレス製の「ナスラック」を採用させていただきました。
シンク下はゴミ箱置きのため、オープンにしております。使用勝手も良く、隠せる最適な場所です。

建具内の様子
↑木製建具内部の様子です。
既設の出窓を利用して、プリンター等奥行のあるものは出窓部分に置けるようになっております。また、出窓を残したおかげで乳半のポリカツインが優しく発光した様に見えます。
内部は既製品のかごを使い、とてもきれいに収納しておりました。

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廊下の壁をくり抜く形で、壁面いっぱいの本棚を施工しました。
白い壁の時よりも、広く感じます。

以上、S邸のキッチンと収納のご紹介でした。

sasaobyササオ

大きな窓

こんばんわ。設計担当のカワモトです。大阪市天王寺区・N邸リフォーム工事の焙煎機前の大きなFIX窓を取り付けしました。
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↑この大きな間窓から焙煎の様子が拝見する事が出来る様になります。DSC00300
↑建物正面も透明硝子の入り口が出来まして、焙煎の様子を拝見できる様になります。楽しみです。

kawamotobyカワモト

街並み

こんばんわ。タカノリです。

早速ですが、

先週、中央区・N社ビル新築工事の足場が解体されました。

内部は徐々に出来上がりが見えてくるので

全体像も把握しながら緩やかに解像度が上がってくるのですが、

こと外部に関しては、CGや模型で何度も確認し、

足場の内側からドアップに外壁を見つめてイメージを膨らませていても、

囲いがなくなり、突然に全体が明らかになって

街の中に交わっていくのを確認する瞬間はやはりドキドキします。

足場の外れた建物の前で、しばしじっと眺めていると、

近くにお住まいのおじいさんが「もうちょっとで完成やな?」

と話しかけてくれました。そこから何故か話は膨らみ

この一帯が戦火を免れた長屋がたくさん残っている話から

機械屋通りだった谷町筋の歴史まで、

街の歴史や発展に纏わる貴重なお話を沢山聞かせて頂きました。

通りすがりのおじい様、ありがとうございました。

 

さて、お引渡しまでもうひと踏ん張りです。

takanoribyタカノリ

ビフォーアフター時代の物件を巡って。

こんばんは。設計担当の田中です。
先日、14年前に施工させて頂いた、物件にお伺い致しました。
弊社社長が匠としてビフォーアフターに出演していた時代に施工させて
頂いた物件でした。設計担当は、私ではなかったのですが、
今、久しぶりに見学させて頂き
最近は、あまりやらないけど、今また、やってみたいアイデアがありました。
自分が担当しなかった分、よけいに新鮮に見えたのかもしれません。

◎背景を作る。
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ダイニングベンチの背面に杉板貼り、背もたれも付けてうまく
納まっていました。
背景デザインは大事だなとあらためて感じました。
きれいな面を作ることは、どの現場でも、常に考えていかないと
いけない要素かと思います。
◎リフォームでの収納
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ポリカツイン収納扉。
普通は、窓をよけた部分で収納を考えますが、
リフォームでは、収納に窓を合わせることができないので
こちらは、既存窓に被せる様に施工して、光も取り込んでいます。
食器が、お日さまで熱くなるとのことでしたが、
いい手法だとあらためて感じました。
◎小屋組の丸太を表しに。
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小屋組の丸太を表しに。
そういえば最近は、既存の丸太を見せて表しにするという機会
が少ないように思います。
2階リビングで天井を高くして、少し木組みが見える形は
より、空間性が強調されて、しまった感じになります。
何か、落ち着きの様なものを感じます。
◎玄関(ファザード)の納まり。
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庇から下の玄関の納まり(デザイン)
板貼りと硝子と漆喰の素材間
軒いっぱいまでの建具納まり。
どんな規模の建物であってもファザードのデザインは大事ですね。
今見ても、良く出来てると感じました。

メンテナンス相談でお伺いしましたが
たいへん、勉強になる一日でした。

tanakaBY タナカ

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