黄と金の壁

最近話題の映画『教皇選挙』ですが、
舞台が、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂ということで、早速鑑賞。

少し前にバチカン市国のシスティーナ礼拝堂を実際に見たので、

映画内の空気や音、空間の雰囲気がひしひしと伝わる。。
今では、いつでもどこでも検索で簡単に見ることができますが、
画像で見たことがあるものと
❝体験したことがある❞とでは、まったく感じ方が違うなと、
当たり前な感想ですが、映画を見ながらそう思いました。

なぜ、バチカンの話かといいますと、
圧倒的な装飾の空間で、祈りを通して感情に訴えけてくる、

カトリック教会の総本山のサンピエトロ大聖堂と

会社近くの小さな歯科クリニックの改修工事で、ほんの少しだけリンクすることがあったからです。

朝のサンピエトロ大聖堂とサンピエトロ広場

輝く内部の装飾

スケール感はこんな感じ

改修する医院の一部壁を、感情に訴えてくるような装飾的な壁にしてみようと、
海外渡航の経験がある施主さんとお互いの旅の話を交えつつ、相談しながら決めました。

.

医院長の施主さんは、患者さんの歯の治療中、顔を上げて壁を見たときに、
自分の気分を盛り上げるような、、元気が湧き出てくるようなと、、
そんな要望を聞いておりました。
私も、そのような感情的に訴えてくる装飾的な要素は、
サンピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂を見て、

日常の中に存在することの大切をすごく感じましたし、
積極的に取り入れるべきだと思っていたので、
話が盛り上がりました。

.

現実の世界では、いろんなメーカーのサンプル帳見て、

思った色の黄色じゃない!思った柄じゃない!と
細々とサンプルを取り寄せてみて、現場に貼って確認を繰り返しましたが、
ひとつだけピンときた、何か意思を感じるクロスがありました。

見上げた時に自分の気分を盛り上げるような、、

意思のあるハッキリとした黄色と、キラッと光る金色の線

良い壁になったと思います。

既存の診察室とのコントラストもあり、良い意味で存在感があります。

奇しくも、そのクロスは、
バチカンがある、イタリアのメーカーとのコラボで生まれた商品らしく、
さすがだなあ、と妙な納得感で選びました。

なんだか、かなり飛躍した感じの話になりましたが笑

規模や場所など全然違いますが、何かリンクする部分があるなと

そう感じております。

では。

byハヤカワ

仕上げの選定

こんばんは。現場監督のタツタです。
大阪市天王寺区・NKJ邸リフォーム工事では、いよいよ大工も大詰めになってきました。
壁のP.Bも貼りもあとわずかとなり、塗装・内装業者へ引き継いでいきます。

現場で、塗装の色、クロス、カーペットの柄、カーテン等サンプルを合わせながら
決めていきます。

今回はいつもと違う感じの仕上げになってるので、どんな感じになるのか
結構楽しみです。

tatsuta

byタツタ

さくらまつり

設計のササオです。

通勤路の大阪城の桜が5分咲きほどですが、朝も晩も花見客で賑わっております。

上の写真は朝7時台の様子。マッコリが置かれてました。

 

来週は弊社毎年恒例の花見BBQが行われる予定です。

産休育休で久しぶりの参加になりますので、とても楽しみです。

 

 

さて、豊中市・K邸新築工事の現場が着々と進んでおります。

玄関とシューズクロークを仕切る建具に明かり取りのポリカツインを入れることになり、

ポリカツインのデザインを検討したり、玄関タイルの色を決めたり等々、

細かい仕上げメインの打ち合わせになってきました。

3人の小中学生の子供達も現場に来て、自分の部屋を決め合ったり、家族の生活の場を一緒に創り上げているような打ち合わせでした。

次回は外構を詰めていきたいと思います。

  

大工さんがちゃちゃっと制作した、休憩用の椅子。断熱材で温か仕様です・

sasao byササオ

刻み加工

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

写真は京都・Project H工事の様子です。

新しい材と古材が組み合っています。各部分古材の状態を見ながら、断面欠損が最小になるように打合せを重ねて仕口の形状を選定しました。

↑梁の継手加工をしている様子です。

長年使われてきた梁は、やはり反りや傷みがあるので加工も一筋縄ではいきません。でも、そこを大工さんが手刻みでしっかり調整し、新しい材とうまく組み合わせていきます。まさに職人技の見せどころ!

古材の仮組をすべて終えると、次は基礎工事が待ってます。それまでご安全に工事進めたいと思います。

yamamoto

byヤマモト

解体

こんばんは、設計のツジムラです。

東成区・河田マンション新築工事現況解体工事着手致しました。

↓着工前

敷地の土間コンと道路境界側のCB塀を解体します。

重機で土間コンを砕きました。

土間コンが12㎝~17㎝程厚みがありました。隣地側のCB塀周辺は慎重に進めていきます。

月曜日に地盤改良工事を実施予定です。

 

今回の計画地はもともと駐車場として使用されていた敷地に、木造3階建て共同住宅を新築します。

いわゆる木三共という建物ではありますが、

木三共の基準は、本来3階建ての共同住宅は耐火建築物とする必要があるものを

指定基準を守れば1時間準耐火建築物とすることが出来る基準となります。

今回は200㎡以下と小規模なため木三共の基準にもかからず、45分準耐火建築物とすることが出来、

3階建ての戸建て住宅とほぼ同等基準で計画する事が出来ました。

それにより、建物の配置計画やコストにも大きく影響しますので、小規模であるメリットも大きかったと思います。

 

週明けの改良工事から、順次注意して進めていきたいと思います。

byツジムラ

軒考

こんばんは現場監督のシノダです。

七十二候で「桜始開(さくらはじめてひらく)」にあたる本日、遂に大阪も桜の開花宣言となりましたが木蓮なども咲いて、いつのまにやら春の花の賑やかな季節になってきましたね。

目下の現場への道中にも桜の並木通りがあり満開となればふぁ~とかなるのでしょうが、私的推しの桜がございまして某駅の商店街からひょいと入った路地裏の個人宅の老桜なのですがひっそりとおわす感じが得も言われぬです。

それが推しなのかフェチなのかなんなのかわかりませんが異性の気になる局所があるように建築でしたら、私は”屋根”と”手摺”に惹かれます。

 

ややこじつけ感は否めませんが(水野純也建築設計事務所)箕面の家新築工事では大屋根の下葺きとしまして、アスファルトルーフィングの敷設を実施しました。

 

【マツクラ板金さんによる敷設状況 】

リクエストにより

当初の図面の読み取る個人的印象より今回の建物は大屋根がとても大きく、屋根のフォルムは至極単純な切り妻の屋根となりますが日本建築らしい深い軒が印象的に感じられます。

軒の長さも四周・方位によりまちまちで意図的に調整されているのでしょうが改めて軒について考えさせられることになりました。

軒とは雨から外壁を守る安心感もさることながら、光りの取り込みかたへの効果も担っていて室内の仄暗いさや陰影の豊かさへも通ずる日本の風土が育んだ影への礼賛なのかなと。

これから外壁の下地やサッシの取付など開口部の施工が続いていきます、光りがどう室内に届いてくるのかが愉しみです。

 

先日皆さまのおかげで無事、建方を終え上棟いたしました。

【建方から下葺までの一連の様子】

 

   

そういえばシルバーハットも光りの入り方が素敵でしたよ。

 

 

今宵はこの辺りで 

ではでは又又

byシノダ

工事着工

こんにちわ。設計担当のカワモトです。小路東A邸新築工事が無事に工事着工しました。

↑現場監督はオオウエさんです。遣り方から始まります。

↑地盤改良工事中。RES-P工法鋼管杭で地盤改良工事を行います。長さは8mあり地中深く杭を打ち込みます。

↑ならプレにプレカットの打ち合わせに向かいました。設計のハヤカワさんと現場監督のオオウエさんと3人で打ち合わせに参加。打ち合わせ終わりにならプレの次長から会社の前の桜並木が続いていて桜のシーズンには沢山の観光客が来られますとお聞きしました。いつか桜が咲いている時に来てみたいものです。

kawamoto

by.カワモト

去る

工事部トミマスです。

今月末まではもう少しあり、前回のブログでは我が家周辺で珍しく積雪があったというネタでしたが急に暖かくなりやっぱりタイトルは3月【去る】ということで。

今月は町中でも卒業シーズンの去って行く姿も見られ、4月の新年度にはフレッシュでいろいろな新しい環境に向かって行く姿も見られると思います。

前回の続きですがATVKの企業ブースでの第二弾。

古材、洗浄のあと・・・

会社加工場での仮組み・採寸・加工・調整・新設材との取り合いの検討と進めて行ってます。

とはいえ、加工場の屋根を支えるトラス組もかなりの年季が入っているのでどこまでが古材かよくわからない感じですが・・・

長年建物を支えてきた梁・柱ですので曲がったり、捻れたり、部分的には朽ちていたりとサイズ、寸法を含め図面ではわからないところだらけのようです。

新築工事といえども古材を使うだけでなく以前の組み上がった状態も再現しますので「ここを慎重に進め寸法をキッチリ決めないと現場の基礎工事もかかれない」と、今回現場担当のゲンちゃんことヤマモトくん。

その分施工用の図面はびっしり書いて「建てたらドンドンいきますよ~」と・・・・

でもまだ裏の駐車場にもどっさりと。

tomimasu

byトミマス

春分から清明へ

こんばんは。総務部のコバヤシです。

現在二十四節気では6番めの春分が過ぎ次の清明に向かっている所ですがまさに春近く三寒四温で日々朝夕の寒暖差が激しい時期で花粉の飛散も加えて体調管理が難しい時期ですので十分お気をつけください。
会社前の梅の木は先週初めはちらほら咲きになり先週末の暖かさで今朝見ると一気に花が咲いており春の訪れを感じさせます。

話は変わって駅弁紹介になりますが今回は先日新幹線に乗車した時にJR新大阪駅のデリカステーションで購入しましたJR東海「車窓食堂シリーズ」「春満開~鯛とたけのこ御膳~/1450円(税込)」をいただきました。

弁当の外箱に書かれていますが、たけのこご飯・小鯛の載ったちらし寿司 二種のご飯に、鰆の西京焼き、菜の花と柚子のさつま揚げ、菜の花のおひたし、ふき煮、そしてデザートに桜餅がついていて、この季節にぴったりの春をイメージさせる食材をふんだんに使用した弁当です。すごく美味しかったです。

来月の初めには毎年恒例になりました木村工務店の桜標準木の開花宣言が当社設計部長タナカ氏によって執り行われ今年も会社の花見大会が実施されますので次回のブログでそのあたりを紹介できればと思います。
最後に推し活写真を一枚、先月訪問した「日向坂46の聖地である東京都港区にある日向坂(ひゅうがざか)」

では今日はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

kobayashi

by コバヤシ

メジロ

皆さんどうも、現場監督のヒダカです。

寒かったりあったかくなったり寒暖差が激しい今日この頃、三寒四温という言葉を最近知りました。

3日寒くて4日暖かい…春に移り変わるときに使う言葉みたいですね。

また少し賢くなった気がします(笑)

さて先月の話ですが現場で作業していた時にバン!と音がして何かとみてみるとそこには座り込んだメジロが…

どうやら木にぶつかってしまったみたいで手に乗せても全然飛んでいきません。

どうしようかワタワタしていると…

回復したのかそのまま飛んで行ってしまいました。

うれしい反面、少し寂しくもありました。

めったにない経験ができて少しうれしかったです。

明日は建方ですので気合い入れて頑張ります!

それでは今日はこの辺で…

by ヒダカ

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