再生

お盆シーズン真っ只中。とてつもない暑さですね。こんにちは設計部のタカノリです。
弊社は13日から完全休業になるので、明日まで暑さに負けず乗り切りたいと思います。
とは言っても手放しには浮かれられない昨今の世間の状況。1日でも良い方向に進んでいくことを願うばかりです。

先日トミマス部長の記事にも上がっておりました、小路の蔵改修工事の写真撮影してきました。
思い返せば、解体すると、土壁の厚みが30センチ以上あるずっしりとした蔵が10センチ以上傾いていることが発覚し、建物を持ち上げる、「揚げ屋」をするところから始まったリフォーム計画でした。

普通の住宅より難しい部分は多々ありましたが、完成しほっと一息です。

約100年前の大工技術で作られた木組みの力強さがこの蔵の良さの大部分を占めており、振り返って考えるとそれを如何に良く魅せるかということだけに一生懸命でした。古い寺社仏閣もそうですが、しっかりとした材料と技術に裏付けられた建築は、一度ボロボロになってしまっても、また力を入れれば息を吹き返すんだなと染み染み感じます。

新築でもリフォームでも、何度でも再生出来るような家造りを心がけていきたいですね。

takanori

by タカノリ

根ざす。

日々暑さが本格化してきましたね。こんばんは、タカノリです。
先日の日曜日は夏至でかつ、部分日食、六曜的にもお日柄のよい珍しい日で、
家族で外に出てカメラのフィルム越しに部分日食を鑑賞しました。
なんとか写真に収めようとiphoneを振り回しながらフィルムを重ねたり試行錯誤したのですが、
残念ながらぼやけた姿しか撮影できず、、、
代わりに8年前に撮影できた金環日食を並べておきます。


次回は10年後。リベンジなるか。

さて、メンテナンスも含め、昨年設計施工させて頂きました、八幡市N邸にお邪魔して参りました。
竣工して1年経った今年の春に、竣工時は手を付けなかった庭の外構工事を行い、
芝と植栽、そして目隠しの柵を作りました。

やはり庭が整うと建物が一気に締まるといいますか、
土地との一体感が生まれ、植栽と供に、建築も地に根ざす様に感じられます。
少し広めにとったデッキにはレジャーシートがひかれ、
3歳の娘さんのピクニックスペースとなって活躍していました。

木がすくすくと成長し、さらに良くなっていく姿が楽しみです。

takanori

by タカノリ

伝統建築と対話

こんばんは、タカノリです。

今日から6月、緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ浮かれてはいられないムード。
気を抜かずに節度を守った生活はまだまだ続きそうですね。

今、設計を担当している蔵と現場監督をしている稲荷社の2つの伝統建築が
引き渡しに向けてラストスパートです。

生野区の蔵改修工事は遂に足場が外れました。厚み30センチもある頑丈な土壁の上に漆喰と焼杉板が貼られ、
白と黒のコントラストと瓦が眩しく美しいです。
思えば、10センチ程も傾いていた蔵を、揚げ屋さんと呼ばれる建物を持ち上げるプロフェッショナルを呼び、持ち上げ、傾きを修正するところから始まったこの工事。
普通の建物に比べると一筋縄ではいかない部分が多く、元々の建物の力強さを如何に見せれるかというところで、悩み、時間もかかりましたが、もうすぐ着地できそうです。

玄関の壁は左官屋さんと相談し、少し特殊な掻き落とし壁にしました。

2階まで続く本棚。ロの字型に組まれた梁の上はガラスの床になる予定です。

 

清見原神社では、いよいよ美装工事。
まずはお湯を使って全体を洗浄し、一度数日乾かしたあと、再度洗いをかけます。お稲荷様に良い状態でお引越しして頂けるよう、最後まで気が抜けません。

伝統建築の改修に関わらせてもらうと、日本の職人さんの凄みがひしひしと伝わってきます。
大工、左官、板金、洗い、etc,,それぞれのエキスパートがその建築、そして材料と向き合いながら進めていく様は、文字通り「対話」しているようで、日々感動を覚えます。それは建築そのものとの対話でもあり、またかつてそれ建築に携わった職人さんとの会話でもあります。
伝統建築を前にすると、まだまだ知識不足でなかなか職人さんが動く先々を考え巡らせることは難しいですが、この経験を活かし、設計や監督として対話できる様になりたいと思う今日この頃です。

 

takanori

by タカノリ

 

真打現ル

こんばんは現場監督のシノダです。

気がつけば本日1月の最終日、

今年も有り難く一月往ぬって頂きました。

冬本番は今此処なんだろうがしっくりこないってなんだろう?

ないものねだりなんでしゃろか?

 

さて(矢部達也建築設計事務所)川西市・S邸新築工事では無事お引き渡しが終わり

現場は御施主さん分離発注のデッキ工事へと突入しております。

そのデッキ工事担当がまちのえんがわでお馴染みのイエタニさん。

資材搬入のちの木こりの図のシルエットはまさに〇〇

あとはデッキ作業に併せての弊社大工工事などが待ちかまえております。

 

これは引渡し前の外構工事で手伝さんのアサヤンのええ感じの号令下での

ナカモトさん&アベさんが石積作業をする図。

敷地から切り出されていた石積みを再構築して

このたびの擁壁基礎への融合作業です。

 

おかげさまで最終形態まではもうすぐ。

駄目なき様にあれこれと算段思案中です。

アオキサンもう暫しお待ちアレー!(って何故だか思った…)

 

では又又

 

shinoda byシノダ

外構

現場監督のナンバです。

 

生野西・S邸新築工事の外構工事がほぼ終了しました。

 

 

生駒郡A邸リフォーム工事では耐力壁が続々と登場中

 

耐震工事の補助金申請もしている現場で

構造金物や、合板の釘ピッチなど、すべてを写真に収めてゆきます。

 

 

 

 

 

こちらはメンテナンスにて。

泉南市のおうちの屋根から海が見えたもの。

 

昔は海辺の街に住むのが夢でした。

 

 

淡々と。今日もていねいに。

 

namba

byナンバ

餅つきと引き渡し

先週末には恒例の餅つき大会も無事に終了し、多くの方に来ていただきました。

ブログネタに丁度よかったのですが、なんと、あまりに大人数で忙しく個人の写真は一枚もありません・・・・

ということでその辺りの様子は社長ブログや、えんがわのページでよろしくお願いします。

 

今日は(矢部達也建築設計事務所)川西市・S邸新築工事の引き渡しに行ってきました。

今は周囲に落葉樹が多いので「冬の山」といった感じですがその中にガルバニウム鋼板の外壁と、杉板貼りの外壁の平屋ができあがりました。

まだ別途工事の外部デッキが完成していませんが、これから芽吹きの春から新緑、夏の緑に被われどんどんと、この地になじんでいきそうです。

 

tomimasu

by.トミマス

人があつまる場所

こんにちは!

設計部のハヤカワです。

台風、大雨、猛暑、早く落ち着いた気候になってほしいです。。。

 

矢部達也建築設計事務所の設計で、木村工務店で施工した『コトバノイエ』に行ってきました。

これは僕の感じたものだけど『コトバノイエ』とは単なる古書店ではなく、“本のある空間をきっかけに人があつまり、つながり、何かが生まれる場所”だなあと感じました。

毎日開いてるわけでもなく、川西という少しだけ不便な場所に存在してるからこそ特別な場所になっているなと。これも川西という『場所の声』を感じ取ったオーナーのカトウさんとそれに共鳴した設計者、施工者の“恊働のチカラ”ですね。

↑道路から『コトバノイエ』を眺める

 

↑人の気配を感じることができる横格子

建物はとても開放的で、目線の高さによって横の格子のスキマからちらちらと中の様子を感じることができます。人の気配がマチににじみ出ています。

オープンであること。とても大切ですね。

 

↑大地に根を張るかのような建物

僕の好きな建築家の一人であるフランク・ロイド・ライトの建築のような雰囲気です。

 

↑お昼にはカレーをごちそうになりました。

本に囲まれた、美しく開放的な気持ちの良い空間で美味しいご飯をいただき、幸せな時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

また行きたいと思える素敵な場所でした。

 

 

ちなみに『コトバノイエ』では、なぜかスノードームも売っていて、個人的にはかなりおすすめです。

 

↑これが買ったスノードーム。

デスクに飾って時々眺めたりしてます。

 

はまた!

byハヤカワ

タブレット

最近、水とお茶で毎日3リットル程の水分を摂っています。現場監督のナンバです。

 

せや。そろそろなくなるから塩分タブレット買っていかなければ。。

なんて去年はそう思ったことなかったのになあ。

体が資本ですから!現場常備体制です。大工さん倒れないで!

 

 

 

生野区S邸新築工事ではやっとこさ足場が解体され全容が見え始めました。

施主様と悩みに悩んで決めましたが、いい感じにおさまりました。

外壁塗装のトラバーチンがとてもいい感じ。

 

内装もぞくぞくと仕上がって参りました。

あとは外構工事を取りまとめるのみ。

 

 

nanbabyナンバ

竣工写真

学生時代から10年間東京に住んで少し大阪弁も標準ナイズされていたのですが、

大阪に戻って3年。電話口で自然と「まいどです!」と出てしまう自分に、

沁み沁み大阪人に戻ったな、、と感じている今日この頃のタカノリです。

先日、四條畷市・T邸新築&リフォーム工事の竣工写真を撮影してまいりました。

写真家はいつもの通り、タダユウコさん

ちなみにこの↑写真は当設計部に4月より入社し撮影を手伝ってもらった新人、

ハヤカワくんより拝借いたしました。(そろそろブログに登場か?)

リフォームした母屋では家具や雑貨がオシャレに整えられており、

それをさらにタダさんが写真映え良くコーディネートし、

カメラアシスタントの私達はあくせく物を動かしたり

ガラスの反射越しにカメラに映らないように逃げ回ったりと、

撮影というものはなかなか忙しく、気がつけば休憩無しで4時間ほど経っておりました。

皆様本当にお疲れ様でした。そしてご協力頂いたお施主様に感謝いたします。

詳細は施工例で。

ごきげんよう。

 

takanoribyタカノリ

外装リニューアル工事の現場報告

こんばんは、現場監督の田中です。

2週間に渡り、外装のリニューアル工事を行いました。
その現場報告をさせて頂きます。

◎足場を組んで、最初、シール工事を行いました。
サイディングはジョイント部分が経年変化で劣化します。
今回は、すべて撤去して打ち直しました。
横浜ゴムの窯業系専用シーリング材を使いました。

◎シール工事の後、塗装工事に入りました。
サフェーサーによる下塗りを行いました。

◎下塗りの後、上塗りを行いました。
水性塗料のため、全く臭いがしません。
周辺近隣の方々に迷惑をかけずに済み大助かりです。

◎鉄部はさび止めを行い、ウレタン塗料を塗ります。

◎屋上防水工事を行いました。
下地を捲り、プライマーで補修します。

◎ウレタン防水の完成です。2液タイプのものを使いました。

◎足場を外して完成です。スッキリ綺麗に仕上がりました!


狭小敷地の為、足場設置の難しい現場でしたが
細やかな足場設計により、作業性が良かった様です。ありがとうございました。

tanakabyタナカ

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