休み明け。

今日、8月18日は木村工務店の夏期休暇の休み明けです。
例年でしたら、お盆の休みは5日くらいなのですが、今年は思い切って10日から17日の約一週間休もうということになりました。
昔から、この建築業界は、職人さんが帰郷するためだったりでお盆とお正月の休みはキッチリとあるのですが、私も入社以来8日間の夏期休暇は初めてです。

社員の中では、いろいろあちこちに出かけた人もいるようですが、毎年、近場で過ごす身には「スカッと晴天です。」とはいかず、なかなか出かけにくい天候が続きましたし、最近になると自分の予定より子供たちの予定の間をかいくぐって家族で出かける日を決めるのも大変です。

でも、時折降ってくれた雨のおかげで、休み中のえんがわや社内菜園も何とか枯れることなく過ごせたようです。
まだまだ暑い日は続きますが、今朝、綿の木を見てみると今年の綿実の一号が開いていました。

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今年はどれくらい収穫できるでしょうか?

byトミマス

今年の園芸部・・・・・

この現場ブログは、社員が毎日当番制で書いているのですが、担当現場を持っている現場監督とは違いポッカリと、ネタが無いときがあります。
最近の暑さの中で、全く、外に行かず涼しい事務所でずっといたわけでも無く、前からのお客様の相談事あれこれや、現場調査、メンテナンス工事等の確認で、ウロウロしてたんですが・・・・

というわけで、えんがわの模様替えと、今年の【社内菜園】の様子を少し。
えんがわには、ここ2?3年のようにゴーヤを植えましたが、今年は南向きに場所を変えてみました。
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一方、【社内菜園】ですがこの夏は、いつも通りゴーヤ、バジル、ミニトマト、に加え、青じそと、去年栽培して収穫できた綿の実を植えたら結構成績よく発芽してそろそろ花も咲き、実を付け出しました。
順調にいけば結構収穫できそうです。

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こちらは、今年、初めて2株ほど植えたキュウリですが、思いのほか、成績がよく、もう30本ぐらいは収穫出来たでしょうか。
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こんな感じで園芸部、活動しております。

byトミマス

まいどおおきに。

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このところ会社の1階にある加工場で大工のササキ組が平野区・T邸新築工事の構造材の加工をしています。
在来工法とよんでいますが柱や梁を昔ながらの仕口を加工して組上げていく建物です。
その中で工場で機械で加工するのがプレカット加工と呼ばれる工程です。
今回は、構造材の中でも多角形の柱や、斜めの仕口など機械加工の出来ないところは会社の加工場で行っています。

下の写真のようにプレカット工場で出来る範囲の加工を終えた材料が加工場の奥へと運ばれてきますが、こうなると材料がいっぱいでフォークリフトも使えません。

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そこで、当社と数十年のつきあいの材木屋さんの岡房商店さんが人力で搬入となります。

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こんな場合には、搬入もですが、加工の終わった物から搬出もしてもらい岡房商店の倉庫に仮置きして材料を整理して、上棟の日を待つわけです。
木造の建物の場合、現場で基礎工事を進めている間に下準備として構造材の加工を進めるわけですが、工場から一括で搬入出来ない時は、意外と材料の運搬が大変です。
アッチやったり、コッチやったり、また、アッチやったり・・・・・みたいなことです。
そこを助けてくれるのも材木屋さんです、材料販売もですが運搬もプロです。
シンチャン、まいどおおきに助かります。

 
byトミマス

契約にむけて。

明日はこの写真の土地に建築をさせていただく工事の請負(うけおい)契約をさせていただきます。
西宮方面の閑静な住宅街での工事になりますが、現場が始まるといろいろと報告できると思います。

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当社の請負契約書の内容は、契約書の本文と見積書、設計図書(図面)と、ここまではお見せするわけにはいきませんが、もうひとつ下にある【工事請負約款】を綴じて製本となります。

当社が利用しているのは【民間(旧四会)連合協定工事請負契約約款】ですが、ごく一般的に利用され多くの設計事務所さんも指定されています。

この約款ですが細かい字でギッシリと書かれた契約にかかる約束事です。毎回、一通り説明させていただいていますが一度ではなかなか分かりにくいでしょうか?
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次は、地鎮祭を行い、現場はいよいよ動き始めます・・・・

byトミマス

定期講習

【建築士「定期講習」とは、平成20年11月28日に施行された改正建築士法により、建築士事務所に所属する建築士に対して受講が義務付けられた講習です。これは、建築士事務所に所属する建築士については、「業」として設計・工事監理等の業務を行うことが可能であることから、業務の実施に当たり必要となる能力を確実に身に付けておく必要があるため、3年度ごとに最新の建築関係法規等について、習得していただく趣旨のものです。】
というのを明日、受けてきます。

日頃、工務店の業務としては工事の施工や見積について行っていますが、当社は設計施工の物件もするということで、【木村工務店一級建築士事務所】としても登録されていますのでその所属建築士という立場で受講します。

3年前にも受け、受講時間は終日にわたって有りますが、内容は建築についてなので立場上退屈してる場合ではないのもありますが、結構興味深いです。

建築技術や使用する材料もそうですが、建築に関する関係法令や、工事監理業務についても、年々変わっています。

「さっ、勉強してこよう。」

そして、こちら・・・・・

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今年もそろそろ始めました・・・・・

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この真ん中、なんだかわかるでしょうか?大きくなったら食べられるかな?

byトミマス

明日から、8%

いよいよ明日、4月1日より消費税が5%から8%へと変わります。

建築工事の見積をしていく上では、いろいろな価格を積み上げた工事の合計金額に、消費税が加算されるという考えなので、税込み価格が(工事額×1.05)か、(工事額×1.08)の違いというシンプルなものですが、工事が進行中の物は、実際はいろいろややこしいです。

この業界は実際の工事時期と、工事費の請求時期と、各業者への支払時期にいろいろなズレが出て来る上に、4月1日以降であっても、工事請負契約の時期によって旧税率が適用される物件があったりします。

また、社内の経理や予算管理のソフトの税率の変更や管理は大変みたいです。

個人的には、まずは、明日から見積作業の必需品、見積ソフトの税率と、電卓の税率を変更するぐらいでしょうか・・・・

 

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ちなみに、我が家の増税対策は、昨日の日曜日に抱えられるだけの日用品と食料品を買い込みにいったぐらいでしょうか。

byトミマス

加工場らしく…

ここのところ、会社の行事の初午祭や、週末ごとの板金ワークショップや、絵本ワークショップで賑わっていた1階の加工場ですが、その分平日はひっそりとしていたように思います。
でも今週から今月中旬の上棟に向けて本格的に石川友博建築設計事務所設計による、篠山・M邸新築工事の屋根部分の加工が始まり、材料が搬入され、大工さんが作業をはじめ、加工場らしくなってきました。

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ごらんのようにいつもは結構広く感じる加工場も作業の為に材料を広げるとこんな感じです。

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今回担当の大工さんは、タニオカ大工。

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加工を手伝っているのは、サメジマ大工。

いつも比較的、若い大工さんの紹介が多い中で今回は年齢が、、、、いや、ベテランの大工さんの紹介となりました。

byトミマス

全面道路

下の写真はそれぞれ違う現場の敷地調査に行ったときの前面道路です。
実は、2物件とも見積中なので敷地の写真は控えていますが双方ともなかなか狭いところです。

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見積をするに当たって大型車両が入るかどうかは問題なのですが、近隣を少し歩いてみると結構大きなお宅があったりもしますし、どうやって工事したのかな?というような物件もあります。
幸い今回は両方とも木造で計画されているのでどうにかなるかな?という感じです。
また、仕事以外で他の町並みや、旅行先を歩いたりしてもこんな風に「どうやって工事したのかな?大変やったやろな?」と、ついつい考えてしまいます。
建物の建築的なこともですが、それが完成するまでのことも気になるのはやはり、工務店的な考えなのでしょうか・・・・・

byトミマス

ジャパニーズ.カーペンター

先日、石川友博建築設計事務所による甲陽園・I邸新築工事の現場でお施主様のご厚意により、上棟式を執り行っていただきました。
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今回の大工さんは、(親、子、孫)と三代にわたって当社の仕事を引き受けてもらっているオキ組の大工さんです。
今回は若手の孫さんのオキ君が現場棟梁として担当してくれます。
上の写真、手前二人が私たちが大棟梁とよんでいる(おじいちゃん)と今回の現場担当の棟梁(孫)さんです。__ (3)

その現場、木造住宅ですが写真のように屋根を下から見上げると底面が約8m×8mの正方形の四角錐になっておりその頂点中央にトップライトが収まっています。
実は、屋根の組み上がりは柱が無く、お互いの木材の仕口により支え合っているのです。もちろんこの部分は工場でのプレカット加工では無く、加工場で手仕事による加工です。
大棟梁曰わく、「鉄骨造やコンクリート造とは違い年月がたてばたつほどしっかり収まってくるんですわ、こうゆうことが日本の大工の仕事であって代々受け継がれてきた木を扱う文化でも有り、この我らジャパンの文化を世界に広げたいもんですなぁ」とのことです。

ちょっと大きな話かな?とお思いでしょうが、このオキ大棟梁、今年は年男で12年×7?らしいですが数年前にはウクライナに茶室を建てに数ヶ月いっていたそうです。
写真を見せてもらったのですがそのときの姿が一人だけ、ニッカポッカに足袋に雪駄、袢纏になぜかベレー帽という出で立ちで空港に降り立ったらしいです。
その姿が、ジャパニーズカーペンターの心意気で、我らジャパンの文化へのこだわりらしいです。
実は、そのとき、息子さんも孫さんも同行でしたがちょっとだけ離れてたらしいです。
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御神酒が入って御機嫌な大棟梁(左)、いつもいつも、為になる話をおもしろおかしく話してくれます。
byトミマス

初荷!

あけましておめでとうございます。
トミマスです、本年もよろしくお願いいたします。

さて、年始の仕事始めも済み、だんだん日常通りの業務に移っていく時期ですが今年も当社に恒例の協力会社の(株式会社イナバ)から【初荷】が届きました。
と、いいましてもここ数年は、本当に荷物が届くわけではありません。
以前は、お正月の景気付けに床板や建材をトラックに積んで昇りの旗を立ててきてたものですが、今は本社で在庫として抱えるわけでなく、ほとんどの材料が現場直送ですので年始早々に都合よく荷物が届くことが無いのです。__ (1)__[1]__[2]

でも、写真の様に営業の人たちがスーツ姿で笛や太鼓を打ち鳴らし、一人がはっぴ姿で日の丸の扇子を両手に持ち、大声で景気付けの【337拍子】をするということは伝統的に?守られているようです。

毎年これはこれでなかなかよい行事だと思いますし続けてほしいものです。__[1] (2)

ほんの2?3分ですが近所迷惑なほど大声を張り上げご苦労様です。
最後にシャチョウから「アホちゃうかぁ?」という大阪独特の最高の褒め言葉をもらっていました。

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満足げな当社担当の株式会社イナバのアガさんです。
ご苦労様です。

byトミマス

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