one world. one planet.

雨降る日曜日の朝。前日のウエザーニュースでは、大阪市内の朝の天気は曇りだったのに…..。

ゴールデンウィークから3週続けて、日曜日に、自転車に乗る気になったのは、台湾を自転車で周回するのを「環島」というらしく、秋にその台湾一周のお誘いを受けて、あまり考えもせず、軽やかに、行きましょかぁ…..と応じると、よくよく聞くと毎日100kmほどをを9日間で走るらしい。サポートカーもついたツアーらしいが、それでも、それは、ちょっと無理かも…..と、今年、全く自転車に乗っていないワタシの現実をようやく直視して、不安というのが、もたげてきた。それで、とりあえず、まず日曜日は自転車に乗ることにした。なので今日の日曜日も乗る気満々だったのに、朝からぐずぐずした天気で、道も濡れてるし、今日はや〜めた。そんな気分の日曜日の朝。

最初はあんまり頑張らず、とりあえず、45kmほどを午前11頃まで自転車に乗って、汗かいて、シャワー浴びて、小路のハンバーガーを食べるのを楽しみに自転車に乗ることにした。十三峠や葡萄坂を久しぶりに登ってみると、時間のかかることかかること、STRAVAの記録を見ると過去一遅かった。いまや登れるだけでもう充分。これぐらいの距離だけ乗って昼からあれやこれやできるぐらいが、いまのワタシには丁度良い加減だな。それにしても、朝の朝護孫子寺の清々しさと、ゲイジュツとさえおもえる葡萄畑のテント張り越しから眺める大和の景色と、八尾飛行場からの小型機の離発着が、楽しみ。

そうそう、今週は、社員OBの福本さんの葬儀があって、どこからともなく聞きつけた社員OBが、参列してくれたり、献花や弔電までだしてくれたことに、福本さんの社員への貢献度の大きさを実感したし、木村工務店の制服数枚が納棺されたシーンにはグッとくるものがあった。喪主の長男さんの挨拶を聞くと、福本さんが残してくれた、木村工務店の建築技術と建築に対する情熱を、守り育んでいくことが、私たちのミッションであるようにさえおもえた、そんな火曜日の葬儀だった。なので、今週はしっとりした日曜日の朝が丁度良い。

そんな、ぐずぐずした日曜日の朝だったが、昼から徐々に天気も回復し、夕方5時頃から、思い立ったように、奥方と万博に行くことにした。一度行くと通期パスの割引きがあるらしく、それで通期パスに変えた。メインの国々の海外パビリオンは、予約と行列でなかなか入れないので、周辺各国のコモンズ館のパビリオンを見て、食事して、リング周回して、ドローンショーみて、帰ろかっ…..みたいな感じ。ドローンの編隊が描く光のショーは、現代的な感じで良かったが、いま同じドローンが編隊を組んで爆撃をし破壊もしているのだから、空に表示されたこのコトバを見ながら、世界は複雑怪奇だとおもったし、コモンズ館で多くの国々のコトを垣間見ると、そんな国々に一度訪れてみたいな…..なんておもいながら帰路についた、日曜日の夜だった。