「畳」

年末31日は、夕食時になると、なんとなく家族が集まって、ダイニングのテーブルで鍋を囲み、紅白をテキトウにみながら過ごすのだけれど、年始の1月1日は、朝から、家族が和室に集合して、畳に正座し、仏壇の先祖に見守られながら、お屠蘇をする。杯を酌み交わしお節を食べる。

10時半になり、初詣として、家族一緒に清見原神社の拝殿にて参拝し、宮司さんのお祓いを受けると、家族が、宮司さんに神社に、見守られているような気分になる。その後に、お墓参りをするのが、お正月のルーティンのようなもので、それが当たり前のような感覚になりがちだったが、そうゆう木村家の伝統のようなものを守っていこうとする、長男家族と次男家族のお陰で成立しているのだなっ。と、あらためて二家族に感謝するお正月だった。

年に1度だけ使う和室だが、リフォーム前には仏壇がなかった。和室の伝統に従うと床の間の横に設置するのが普通のしきたりだが、60年以上前にこの和室を造った大工さんと祖父のデザインセンスに敬意を表して、床の間はこのままのデザインとして残し、ま、いわゆる誕生日席のような位置関係の場所に、仏壇を設置することにした。それからテーブルの仏壇側の席は、先祖の席になった。

年末に送られてくる新建ハウジングの住宅産業大予想を読むと、その中に、これから家を建てる人と建てた人に対するアンケート記事があって……インテリア建材について導入意向に近いものを選んでください。と、採用したインテリア建材をすべて選んでください。というアンケートの問いに対して「畳」の解答率が一番高かった。という意外な記事だった。畳という床材としてチョイスする人と、50代60代は和室として採用する人も多かったと分析が続く。

うちの家もリフォーム時には、リビングの床材に畳を採用したが、ソファーに座った人と畳に座った人とのテーブルを囲むようなコミュニケーションがうまれたり、畳にゴロゴロしてテレビを見たり。で、そういうゴロゴロの畳もあるが、正座をして引き締まった気分になる和室の畳もあって。そういえばmagosは冒頭の和室の畳に正座して宿題をしてたりする。畳に座るという所作には、和の気分の「何か」が宿っているし、「和室と畳」が、家族と先祖との繋がりを想起させてくれる「装置」のようにさえおもえてきた。

そんなこんなで、2026年の木村工務店は、1月6日が初出で1月7日から通常営業です。あらためまして、木村工務店と、和室と畳で気分をリフレッシュしたワタシ(たくろうの自己紹介風で)のブログをよろしくお願いいたします。