「大屋根リング」という「単位」

どこでも大屋根リング」というのがあると知って、ミナミの御堂筋と周防町筋との交差点、アップルの店舗のあるあたりを中心に置いたら、南北は道頓堀川と長堀通りの間で、東西は四つ橋筋と玉屋町筋の間に挟まれた範囲だった。万博の感覚をミナミに当てはめたら案外狭いなぁ。というか丁度ウロチョロできる良い範囲だな。心斎橋筋商店街を中心にして、ヨーロッパ村と呼ばれていた周辺と、アメリカ村周辺と、道頓堀周辺をウロチョロしている感覚。ちなみにリングの大きさを調べたら…..

  • 全周:約2km
  • 建築面積:約6万平方メートル
  • 高さ:約12メートル(外側は20メートル)
  • 内径:約615メートル
  • :約30メート

ミナミがこんなリングで囲われてたら面白いけどねぇ。 まぁでも、ほとんどの建物がこのリングの高さより飛び出るので、ちょっとアカンかぁ…..。日本のどこかの町に設置したら、どうなるのだろう…..と想像力湧いてくる。こういうソフト作ったひと、なんか好きだな。

ちなみに木村工務店を中心にあてはめてみたら、ちょうど歩いてウロチョロしている「町」の感覚だと知る。この範囲を超えてきたら自転車でウロチョロだな。生野区の東端に木村工務店はあって、だいたいこの円形リングの右=東側に行くと東大阪市になる。なので布施に行くときはママチャリ使う。大屋根リングの半径超えたらチャリンコね。みたいに大屋根リングが「単位」になったらオモロイかも…..。

工務店では、今でも「寸」や「尺」を使う。1尺=0.303mと定められていて、1辺が6尺=1間の正方形を1坪と定めている。なので面積も「㎡」より「坪」の方が感覚的にフィットしやすいので、約10㎡といわれると、坪に換算して、9.9㎡≒3坪で、1坪=2畳なので、約6畳の大きさやねぇっ。と感覚の共有がしやすい。畳が感覚的共有をする単位になっているようにおもう。で、大屋根リング1週ぐらい歩くわっ!といわれたら2kmで、ちょっと距離あるなぁ。とか。半周ぐらいにしとこかぁ。みたいな感覚。直線的に歩いたら615mだそうだ。

そういえば、万博行って、帰る時に、パビリオンの間を抜けて帰るか、大屋根リングでぐるっと回りながら帰るか、選択する時があって、今日は早く帰りたいから直線選ぶけど。とか。距離ちょっと増えてもリング廻ったほうが気分エエし。とか。直線と半周の距離感の違いを経験して体で覚えて夫婦間で共有しチョイスしているのだな。大屋根リング半周。大屋根リング直線。大屋根リング内。そんな「単位」使うかな…..。

ちなみに白川郷は、ほぼ大屋根リング内の集落だった。