火と箱から場と緑
4月15日朝。ルーティンとしての会社の掃除を終え、家の庭の掃除をし始めた時。外でざわめきが。えぇっ。何かヘンなコトが起こってるノォ?!。そそくさと庭の木戸から外に出て、会社の方を見ると。会社のシャッター前の道路隔てた長屋の屋根から煙が…。火事だぁ!。走ってその家の前まで行く。火災建物の隣の人が、バケツから水をかけていた。駆けつけたきた木村工務店の社員に消火器持ってきてっ!と叫ぶワタシ。近くに住むとんちゃんが会社のホースを引っ張って水をかける。コジマさんが消火器を持ってきてくれたが、ワタシ実際に消火器のレバーを引いたことがない。ちょっと躊躇しながらレバーを引くと、ホースから白い消火液が噴出した。ホースを持って火が立ちのぼる2階に向けて消火する。家庭用のホースの水では消火しなかった火が、消火器で一瞬静まる。が、また、火柱が。会社から計5台の消火器を持ち出して社員の何人かで消火するが、消防車が来るまでの時間稼ぎに過ぎなかった。

家の中に人がまだ残っている!という誰かの悲鳴のような叫び声に反応し、ヤマモトくんとタカノリが会社の倉庫から梯子を持って消火するワタシの横を駆けつけて行った。通りかかった職人さん風の2人の男性が火災建物の横の空き地になっている所から平屋部分の屋根に登って高齢の女性を助け出したらしい。その女性を梯子に登ったヤマモトくんが抱えて下ろしたという。ワタシの前をススで真っ黒な顔の女性が抱えられながら通過した。
消防車は通報から10分ほどで到着したらしいが、めちゃくちゃ消防車の到着が遅く感じた。火は恐怖を呼ぶが、アドレナリンも噴出する。延焼して火柱が立つ隣の建物にも高齢の女性が残っているらしい。おばちゃん早く出ておいでぇ!と叫ぶと、2階の燃えているその窓から顔を出す。下に降りや!と叫ぶが、暫く時間が経過する。玄関のアルミサッシュの硝子扉を破るための道具を持ってきてぇと叫んで二呼吸ぐらいした時に玄関からその女性が脱出してきた。消防車が何台も到着し、本格的な消火が始まって、1時間ほどで延焼を食い止める消防隊員。ほんまカッコエエわ!とその様子を見ていた奥方が後で呟いた。火柱が立っていたのに2時間ほどで鎮火した。

午前8時前からの出来事だったが、その日。午前9時30分から、「町の工務店ネット」による「A2プロジェクト」の開会式がオンラインで始まることになっていた。アドレナリンで興奮している状況だったが、なんとかオンライン座談会に間にあった。午前9時30分から午後5時30分に及ぶ超長丁場のオンライン会議で、午前中は小池さんと田瀬さんと秋山さんの3人によるオンラインの講義と、昼からは田瀬さんと秋山さんによる設計道場だった。その間に、生野消防署の署長さんをはじめ消防署の方々や新聞社など出入りが頻繁にあり、昼からは、ワタシも関係するお施主さんの打ち合わせもあって、火事とオンライン会議と来訪者と打ち合わせが、混沌とした状況で展開した。とっても記憶に残る1日となった。そうそう、木村工務店は、この1年「町の工務店ネット」に参加し、「箱から場へ」という「A2プロジェクト」を通じて、会社の成長を目指そうとおもう。

で、4月18日日曜日の今日。濃厚接触者にならないコロナ対策を工夫しながら、「まちのえんがわ」のワークショップとして、植景研究所の家谷さんによる、「古本屋さん的まちのえんがわ」を「まちのえんげい店」に作り変えるワークショップを開催した。10人限定だったので、以前から参加頂いている常連さんがおもで、落ち着ついた雰囲気の中、朝の10時から始め、お昼はサヤちゃんが作る絶品のキューバサンドと川田くんのおいしい珈琲で寛ぎ、花屋のカマシタさんがDJするオールドロックが流れる中、午後4時頃にお店が完成した。お店造りに手伝って頂いた皆さんに感謝です。

10年目の「まちのえんがわ」は、「古本」がコミュニケーションを誘発する場から、「大地から切り離された旅する植物」がコミュニケーションを誘発する場へと、変化していくことになりました。みなさん、遊びにお越しください。








喜多方流おもてなし。










年末の12月30日にお墓参りに家族で行って、その帰りにお墓近くのスタンダードブックストアーに立ち寄って購入したが、本棚に横積みに置いたままだった。「スケール」(生命、都市、経済をめぐる普遍的法則)とサブタイトルがついていて、読みにくそうなので、本棚の飾りになりそうだったのに、この雨が、この本に手を差し伸べるきっかけを作ってくれた。そうそう今年初めスタンダードブックストアに手加工の自転車ラックを寄贈した。




その天皇誕生日。マゴを連れて、スキーに行くことになった。親は付いて来ないという……。一瞬えっ!と思ったが、一週間ほど前に、マゴに軽くつぶやいた、スキーに行こかぁという一言に、想定外の喜びを表現され、前日からテンションマックスだった。2人っきりは不安なので奥方に同行を懇願する。日本で最も新しいスキー場だという峰山高原スキー場に向かう。2時間ほど。もちろん初めて。スキーデビューの初心者向けのスキー場らしい。シニアは6時間で2,500円だった。安い。5歳のマゴをスキースクールにほり込む。4,000円也。3つのコースの中のウエストコースだけをスクール終了待ちの間に滑る。あっっという間に平な斜面になるコースだが、最近のスキー板を使ったカービングターンの練習には手頃か。いやでも短すぎる。ま、そんなのはどうでも良くて、こんなスキー場が流行るのかどうかに興味があったが、ちょっとリフト待ちになるぐらい、家族連れで混雑していた。凄い。こんなところにビジネスチャンスを見つけるなんて、オモロイですな。






