貢献。
雨の日曜日の朝。リーガロイヤルホテルで催された、ある方の偲ぶ会に奥方と共に参列する。故人の娘さんを通じて、工務店として、家のリフォームやメンテナンスとしてのお付き合いだったので、お別れの言葉で語られる故人のその功績の大きさをあらためて知り感心する。社会的「貢献をする」という行為は、大切なコトだな。そんなエネルギーを頂戴した偲ぶ会だった。
とっても久しぶりにリーガロイヤルホテルに行った感じがし、昼食を食べて帰ろうとすると、どこもいっぱいで、1時間近く待つ状況だった。大阪の名だたる老舗の料理屋さんの前をぐるっと一周まわって、フリッツハンセンのショップで、陳列に、素敵なダイニングチェアーがあったので、値段を聞いてみると、ポールケアホルムの椅子で、45万円し、あー、なるほど、そーですか…..。ついでに、目の前に、ヤコブセンのエッグチェアーのベージュ色のレザー貼りがあり、とっても上品だったなので、やっぱり値段を聞いてみると、180万円とか…..。うー。っと、ちょっと唸りながら、流石に、やっぱり、それぐらいするのですね。っと、店を出て、大阪弁で、あっー、こんなん、ぽぉーんと、買える身分になってみたいものやわ!という、大阪人あるある的会話が奥方から飛び出しつつ、再び、うどんの今井の前を通ると、5分待ちで、食事にありつけた。甘い出汁、ニョロニョロのこしのないうどん。大阪のうどんらしく、これはこれで好き。

ついでに、メインラウンジで、コーヒーとケーキを食べる。それにしても、このラウンジは、エエ空間やな~。とあらためておもう。雨が降って尚一層緑が映えるとってもエエ雰囲気の滝のある庭。それも自然のままのような作られた二つの滝。林立する柱。天井の照明器具。深々と沈み込む椅子と丸テーブル。川が流れるフロアー。キャンチレバーで浮く上階のバルコニー。竣工当時のまま、年月を積み重ねて、そのまま残っているのが、エエのだろう。
ここに来ると、いつも想い出すことがあり、ロイヤルホテルと呼ばれて完成して暫くしてからの事なのだろう。私は小学生の時だった。親父が、夕食の時に、ロイヤルホテルというところでな、1000円もするコーヒーと1000円を超すカレーを食べてな…..。という、金額は少々曖昧だが、そんな断片的な会話が印象深く残っていて、その時の夕食を想い出す。
丁度、今日が、奥方の母の誕生日で、ホテルで、イチゴのホールケーキを買った。奥方の父も昨年亡くなり、うちの父も母も他界しているので、
うちの家に奥方の母を招いて、同居する曾孫二人と共に祝う、ささやかな誕生日会を催した。まだ使って4回目のアウトドアー薪ストーブで、ピザと焼き鳥を焼きながら、うちの長男が小学生の頃に、奥方の母を伴って、一緒にキャンプに行った、そんな想い出話が蘇った。そのあと、ハッピバースデーを歌い、ホールケーキのローソクを消すという、こういう一連の流れを、2歳半になる孫が、面白がるっというのが、オモシロイ出来事でもある。
きっと、故人が、こういう一日を、私たちに、貢献してくれたのだろうな…..。














ミナペルホネンの店舗の内装の心地良さに魅了されて、レトロな建物を品良く使い、床の大谷石の目地に木を目地棒として廻しているのが、とっても印象的だった。店員の方に、造り付けのソファーに、生地を使いたいことを告げると、奥から生地のサンプルを出してきてくれて、入り口のすぐ近くにある生地置き場のカウンタ





かれこれ2010年の3月に設立されて以来、8年も経過しているわけで、なかでもリフォーム工事の見積に関しては、工事内容によって温熱環境の改善を数値として評価できる見積書の可能性を、ここ4年ほどかけて、議論を繰り返しており、大詰めの作業が継続中で、そんな状況もあり、そろそろ、「本質改善型の暮らし向上リフォーム」を社会的に問いかけてみようということになった。


ウンターを造って、建築空間としての、作業の便利さや、お客さんの居心地良さなど、照明も含めて、さまざまな空間的工夫をするようになってきたが、当初は、2月の最も寒い時期に開催するために、木造の加工場として造りの問題から、隙間風があちら